第321回目は第48回金鯱賞勝ち馬、碧き海"オーシャンブルー"です。

通算成績30戦7勝、重賞勝利は2勝。

春クラシック本番時に未勝利戦を勝ち上がった馬のためクラシックとは縁遠い馬でしたが、その後は自己条件戦を着実に勝ち上がり古馬となってからOP入り、重賞初挑戦こそ壁に当たりましたが挑戦二戦目にして重賞馬となり、勢いそのままに暮れの有馬記念にて2着となり競馬ファンをアッと言わせ活躍が期待されたものの、その後は精彩を欠き重賞1勝をしたのみで引退となりました。良くも悪くもステイの仔らしい産駒だった思います。

そんなビックリ有馬の立役者ブルーに会いに行きました。

b0234851_14374174.jpg


近頃にしては珍しく名前も憶えやすい仔だったなー。

b0234851_143849.jpg


おっ、そこにいるのはステイの愛息子・ブルーでは...。

b0234851_14381534.jpg


ブルー、初めまして。元気してたかい?種牡馬になれて良かったねー!って聞いてる?

b0234851_14382726.jpg


アレー、聞こえてないのかな?って、アナタ!その顔(目)聞こえているよねー、絶対に(笑)。

b0234851_14383984.jpg


ワタシ、じぇん、じぇん聞こえてません!」だって?聞こえてんじゃん(笑)!そんな天邪鬼なところ好きだけど、ホント誰に似たのかねー。


見学中、終始こちらを気に掛けていたものの、終始無視され続けました(笑)。

現役を引退後、種牡馬となり初年度となった昨年27頭の肌馬を集めました。実績等を考慮すれば新種牡馬としてはまずまずのスタートを切れたと思います。父は永遠のヤンチャ小僧・ステイゴールド、母・プアプーには日本ではまだ異系の独血統・Dashing BladeSurumuの血、そして欧州最強馬・Dancing Braveが流れる魅力な血脈を持つ種牡馬です。それだけに急逝してしまった名種牡馬であった父の血を繋ぐ馬として期待したいものです。

澄み渡る海原の蒼さ・オーシャンブルー。君は現役時、クラシックとは縁がなかったもののその力強く強靭な走りを武器に重賞を勝ち、大舞台でその非凡な能力を発揮したね。その後君らしい走りが出来なかったのは能力が落ちたのではなくきっと繊細な君の事だ、何か気分的なモノが削がれたからなんだろう。それでもその内なる能力、そして魅惑な血統背景をかわれ種牡馬入り出来たのだから、これからはほんの少しだけで良いから素直になって仔供たちに優れた能力を遺伝させておくれ。

頑張れオーシャンブルー、天国からお父さんもみているからね。
[PR]
# by HakodateMagosaku | 2017-03-08 18:00 | 馬名・オ~ | Comments(2)

第320回目は第44回弥生賞勝ち馬、輝きを放つ馬”アドマイヤオーラ"です。

通算成績16戦4勝、重賞勝利3勝。

トライアルを勝ち上がりクラシック戦線の主役候補と躍り出たものの、半兄の兄同様にタイトルを獲得する事は出来ないまま春のクラシックシーズンを終了、その後古馬となりG2を勝利したものの相次ぐ怪我により思う様な走りが出来ないまま引退となりました。その端整な顔立ちと溢れんばかりの良血ぶりから期待され続けた馬でした。

そんな超良血一族の三男坊のお墓参りに行きました。

b0234851_13364776.jpg


オーラ、初めまして。こんな形でしか会えないのは悲しい限りだね...(泣)。

b0234851_1337134.jpg


それにしても、種牡馬としてこれから!という時だったのに早過ぎるよ。


引退後は種牡馬となり二年程は50頭前後、三年目以降は20頭前後の産駒を誕生させていましたが、故障により亡くなってしまいました。父は同じく早世してしまった名馬・アグネスタキオン。そして母は近代日本競馬の最高峰繁殖馬である・ビワハイジ。日本競馬が育んだ最上級の良血の血をひいた種牡馬でした。競走実績は最高と言えずとも、長き種牡馬生活を送る事が出来ていたのなら、その至高の血を活かして自身を凌ぐ産駒を多く誕生させていたハズです。現に少ない産駒の中から砂の重賞馬を誕生させている事が物語っています。それだけに早過ぎる死が悔やまれる種馬でした。

良血馬独特の雰囲気を醸し出す美男子馬・アドマイヤオーラ。その偉大過ぎる血の背景を持つ故に、産まれた時から多大なる重圧がかかっていただろう。競走生活時代はその柵と故障の性で思うような走り出来ず辛かったね。種牡馬となり、いざその非凡な能力を活かそうと思った矢先に事故とは何と無念なことだろう...。天国では早世してしまった父や兄弟共に血の行く末を見守っていておくれ。
[PR]
# by HakodateMagosaku | 2017-02-28 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(0)

第319回目は第58回阪急杯勝ち馬"コパノリチャード"です。

通算成績22戦6勝、重賞勝利は4勝。

勝ち星こそ多くないものの要所では勝利を重ね、混戦模様の春の短距離G1にて陽気なイタリアンを背にG1勝利。人馬共に大舞台での強さを発揮しました。その後、混迷していたスプリント界を背負う馬と期待されたものの本調子を取り戻せず、引退となりました。今を時めくコパオーナーとヤナガワ牧場さんの快進撃もこの馬とリッキーから始まった様に思えます。

そんな春のスプリント王・リチャードに会いに行きました。
b0234851_13534277.jpg
初めまして、リチャード君、元気にしてましか?
b0234851_13535990.jpg
ウン、ウン調子はいいよ!」、そうかそれは良かった、種牡馬になれて良かったね。
b0234851_135412100.jpg
ところでさー、それ何やっての?「エっ、これ?コレねー、気持ち良いんだよ。」。そうなんだー。
b0234851_13542445.jpg
でもねー、お腹の事を考えたら、あんまりそれやり過ぎない方がいいらしいよ、程々にするんだよ(笑)。

見学中、愛嬌を振り撒きながら終始グイッポに勤しむリチャードでした。

現役を引退後、種牡馬となり初年度の種付け数は16頭。初年度とはいえでも種付けは決して多いとはいえませんが、産駒がデビューした際は父と同様に少ないチャンスからも大舞台で結果を残す後継馬が誕生すると思います。父は現役時に短中距離の王者として君臨した・ダイワメジャー、種牡馬となってからも抜群の安定感で活躍馬を誕生させ続けています。母・ヒガシリンクスも安定した産駒を産み出し続けている名肌馬です。日本競馬にもお馴染みのトニービンカーリアンBlushing Groomの血が流れている事も魅力な馬だと思います。後は主流血統過ぎる血なので異系の牝馬集めが出来れば自ずと結果は出てくる気がします。

名物オーナーと古参牧場の新境地を切り開いた馬・コパノリチャード。君は決して勝ち続けるタイプの馬ではなかったけど、ここぞ!という時は真の能力を発揮する事が出来た馬だったね。次なる目標は偉大な父から受け継いだ天性のスピードと強靭なハートを次世代に繋ぐ事だね。君の物怖じしない度胸が伝わればその事も容易い事に思える、今はチャンスは少ないけど頑張ってね。君の産駒から短距離王が誕生する事を祈っているよ。

馬房にてグイッポするリチャードをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。


[PR]
# by HakodateMagosaku | 2017-02-22 18:00 | 馬名・コ~ | Comments(2)

第318回目は小倉大賞典連覇馬、「競馬界の翁」"アサカディフィート"です。

通算成績76戦11勝、重賞勝利は中山金杯小倉大賞典連覇の計3勝、その他にOP特別を4勝もした、いぶし銀の名馬でした。

京都コースの勝ち星も多くあるので平坦コースの1800~2000mを得意にしていた馬だったと思います。小倉競馬に滅法強いイメージの馬なので夏の小倉重賞も縁がある様に思えるのですが、極端に夏場が苦手の馬だったのでタイトルを獲得出来ませんでした。小倉記念が冬場開催なら、冬場に京都1800、2000mの重賞,G1があればもっとタイトルを獲得していたかも知れません。

そんな長きに渡り、走り続けたジっちゃま馬ことディフィートに会いに行きました。

b0234851_13401174.jpg
今回ご紹介する名馬は...って、流石!ディフィートさん、自分から紹介しているねー(笑)。

b0234851_13402533.jpg
おうおう、良く来てくれたな、今日は何の用事だ?」って、いやアナタに会いに来たんですよ。

b0234851_13403724.jpg
そうか、そうか、こんなんでどうだ?」。うんうん、凄く若々しくて元気そうで安心しましたよ。

b0234851_13404936.jpg
この若さが長きに渡り、走り続けた秘訣なんだろうね。本当に良く頑張ったね。

b0234851_134117.jpg
競走生活は大変だったろうけど、でもこうして産まれ故郷で穏やかに過ごせる事は何よりも幸せな事だよね。

b0234851_13411491.jpg

競走生活同様にこれからは長い間頑張って、今度はサラブレッドの最高齢記録の更新を狙おうね。

引退後は産まれ故郷に戻り、功労馬として過ごしています。

悲しくもセン馬馬だけに種馬にはなれませんでしたが、父は日本競馬に数々の名馬を誕生させた名種牡馬・パラダイスクリーク。母・スプリ-ムクィーンには名馬・Alydarの血が流れている魅力な血だけに現代競馬に対応出来る魅力な種牡馬になれていたかも知れません。


高齢馬の鑑・ディフィート。中央競馬で76戦走ったいうだけで驚愕するのに君は長きに渡り重賞戦線で走り活躍続けた名脇役馬だったね。まして長く走り続けただけでなく、最高齢平地重賞勝利記録も樹立してしまうのだから記憶にも記録にも残る名馬だ。これからはそのタフネスさを維持し続け長寿の記録まで打ち立てようじゃないか。我慢強い君ならきっとその偉大な記録を更新してくれるに違いない。だから応援しているよ。

常識を覆した馬・アサカディフィート。この先の君の馬生が穏やかで健やかなモノであると信じているよ。その先にきっと記録というものが破られるものだから...。

馬房で笑顔を振りまくディフィートをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。


[PR]
# by HakodateMagosaku | 2017-02-15 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(2)

第317回目は第21回共同通信杯4歳S勝ち馬”マイネルダビテ”です。

通算成績24戦4勝、重賞勝利数1勝。

クラシック前哨戦までは重賞でも活躍していたものの本番のクラシックでは実力を発揮する事が出来ず、ローカル路線に転向。 その後は福島をメインに走り続け、福島競馬の名OPレース・福島民友Cを2連覇している福島巧者の馬でした。

そんな福島好きのダビテに会いに行きました。

b0234851_1229225.jpg


この時代にデュールの直仔に、まだ会えるとは...。

b0234851_12293599.jpg


初めまして、ダビテさん、こんにちは。

b0234851_12294825.jpg


御歳33歳!とは思えない食欲だねー、良い事だ。

b0234851_1230188.jpg


(牧場の方のご厚意により外で見せて貰えましたが決して常時ではありません!お間違いなく!)
ゴメンね、わざわざ外にまで...。それにしても、可愛らしい顔だねー。

b0234851_1230156.jpg


確かに背中は垂れてきてるけど、馬体と毛づやの良さは際立っているねー。余程ケアが素晴らしいんだろうね。

b0234851_1230313.jpg


君は牧場の守り神なんだから、もっとズーーと長生きするんだよ。また会いに行くからね。


見学中、終始笑顔を振りまいてくれた仔でした。現在、歯は無くなってしまったとの事でしたが、食欲は旺盛で飼葉をすり潰しながらも食べている状態です。これだけの食欲があれば一先ず安心です。

現役を引退後、現役時のオーナーさんの牧場の下で長きに渡り功労馬としてのんびり過ごしています。

父は日本競馬に名馬を送り出した・デュール 。母・ニホンピロチャイナ にはチャイナロックダイオライト月城等の血が連なる、日本競馬古来の血統です。今日、現存している競走馬の中でこの様な歴史ある血統背景を持つ馬に出会えることは稀な事だけにダビテの競走馬としての価値も確かなものがあると思います。

名オーナーブリーダ―の思い出馬・ダビテ。君は縁あって若き時代の名オーナーと出会い、その創成期を代表する馬として走り続けた仔なんだよね。今では数々の名馬を誕生させ続けている名オーナーが、これ程溺愛しているなんて何と幸せなんだろうか...、それ程君に馳せる思いがあるんだろうね。競走馬として生を受けその血を残す事は出来ずとも、今こうして穏やかな日々を送れる事は最大の幸せだろう。

わたしの王・マイネルダビテ。これからもオーナーの、牧場の方の支えとして、長生きしておくれ。また君の愛らしい姿と笑顔に会いたくなったら会いに行くからね。さあタビテ王よ、いざ行かん、長寿の王へ
[PR]
# by HakodateMagosaku | 2017-02-08 18:00 | 馬名・マ~ | Comments(2)