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第336回目は1995年度アラルポカル勝ち馬、「グレートマザー」"ウインドインハーヘア"です。

成績13戦3勝。G1勝利は一勝のみですがその経歴が度胆を抜く逸話で知られる名牝です。

現役時から非凡たる能力を発揮していた馬でしたが、この馬が競馬界に及ぼす大衝撃は母馬となってからです。現在の日本競馬界にてこの馬の血無くして最強馬を語る事は出来ません。もし、この偉大な名牝が日本に訪れる事がなかったら...一体、日本競馬界はどうなっていたのでしょうか?

そんな現代日本競馬界を牽引する偉大な名牝に会いに行きました。

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おっと、そこにいるのは生ける伝説名牝・ハーヘア母さんでは...?

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初めまして母さん。お会いしたかったですよ!って「ちょっとアナタ、どこの馬の骨か分からないアナタから母さん呼ばわるされる覚えはないわよ!」ってそうですよね...スイマセン(泣)。

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ところで何の様なの、今日は?」、いやただ偉大な母である貴女に一目お会いしたくて...。

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そうなの?でもね、今ワタクシ、忙しいのよ...」、そっ、そうなんですね...もしかしてそちらにいるのは...?

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ちょっと、気軽に近寄らないで下さる!」って、またまたスイマセン。それにしても微笑ましい光景だなー(喜)。

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自身の子育てを終えた後なのに、まだ育児をしているんですねー。何て母性が強いんでしょう!

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本当に貴女は偉大な母であり、慈愛に満ちた素晴らしい名牝だ。いつまでもお元気で...


撮影した当時はラッセル君の子育てをしていた時のモノです。

現在は自身の子育てを終え、功労馬として穏やかな日々を送っています。

現役を引退後、繁殖入りし数々の欧米名種牡馬との産駒を誕生させた後、日本に渡り繁殖入りし多くの活躍馬を誕生させました。

父・Alzaoは名種牡馬・Lyphardの血を引く種牡馬で主に牝系に活躍馬を誕生させています。母・Burghclereの血は貴重なサイアーラインであるBlandford系を父に持つBusted、そして名牝系のHighclereが流れる豊潤な血統背景を持つ肌馬です。その一本筋が通った血統だからこそ、直仔からも孫世代からも素晴らしい産駒が誕生していると思われます。

美しき、気高き慈母・ウインドインハーヘア。名牝として名繫殖と本当に貴女が日本競馬界に齎した数多の功績は感謝では言い表せない位だよ。私は貴女が産み出した偉大な産駒の功績より、何よりも評価したいのはこれ程の名牝でありながら多くの産駒を産み出した事だと思うんだ。そして、26歳!を迎えた今現在も元気である事に驚愕してしまう。この地、日本にも歴史は短いながら数々の名牝系が存在している。しかしながら、これ程短期間に大牝系を築いた名牝は果たしていただろうか。本当に貴女が日本競馬と携わっていなかったとしたら...と考えてしまうだけ恐ろしいモノがある。本当にこの地に身を置いてくれてありがとう。

涼風にそよぐアナタの鬣をいつまでも忘れはしない。

新たな子育てをしていた時の母さんをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2017-10-31 18:00 | 馬名・ウ~ | Comments(0)

第335回目は第30回毎日王冠勝ち馬、「白い稲妻」"シービークロス"です。

通算成績26戦7勝、重賞勝利数3勝。

戦績だけみると現代の競馬ファンにはそれ程この馬に心を躍らせる人は多くはないでしょう。しかし、私にとってはこの馬がいなければ、私の一番好きな競走馬が誕生しなかった事実があります。

現役時代から名手・吉永正人騎手とのコンビと特異な脚質でファンを魅了し続け、ビッグタイトルにはあと一歩、二歩届かなかったものの当時の競馬ファンに強烈な印象を残した馬でした。決して一線級とは云えないこの馬が今でも一部の競馬ファンの心の奥底に生き続けるのは引退後の功績を知っているからでしょう。私も父・シービークロスには只ならぬ想いを抱き続けている一人です。

そんな競馬界の葦毛の人気馬・シービークロスのお参りに行きました。

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偉大なる父よ、アナタには感謝の言葉しかない只々安らかに...。


現役を引退後、種牡馬となり多くの活躍馬を輩出しました。

父は葦毛の世界的名種牡馬・フォルティノ、母・ズイショウにも偉大な種牡馬・パーソロンが流れる血統でしたが、種牡馬入り直後は中々肌馬が集まらず苦戦していました。しかし産駒がデビューしてからは評価が一変、その後は一躍人気種牡馬となりました。優秀な産駒の中には自身が成し遂げれなかったG1のタイトルを齎す産駒も誕生し、順風満帆な種牡馬生活を送れていた矢先、病気により早世してしまいました。

儚くとも強烈な蹄跡を刻んだ葦毛のカリスマ馬・シービークロス。アナタがもう少し長生きをしていたら、Grey Sovereignフォルティノから連なる葦毛のサイアーラインを繋ぐ後継馬としてもっと多くの産駒を輩出出来たハズ、もしかしたら日本競馬界屈指の葦毛一族を築いてかも知れない。兎に角、アナタ程、現役時も種馬となってからも魅力溢れる馬は稀な事だよ。天国では偉大な息子・タマと自身の生き写しの様な魅力溢れる息子・ストーン仲良くして下さい。

偉大なる葦毛の英雄よ、君の蹄跡を後世まで語り続けよう...
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by HakodateMagosaku | 2017-10-05 18:00 | 馬名・シ~ | Comments(2)