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第297回目は英2000ギニー勝ち馬、「至高の王」"キングズベスト"です。

通算成績6戦3勝、主な勝ち鞍は英2000ギニー。

期待の良血馬としてデビューし、二連勝で欧州2歳チャンピオン戦と呼べるデューハーストSに挑むものの敗れ、2歳戦を終了。明け3歳の初戦は2着となり、本番の2000ギニー(それにしても頭数多過ぎ!)ではあのアイアンホースGiant's Causewayを直線でちぎり圧勝。次走ダービーSにも期待がかりましたが、怪我により回避。その後最終戦となった愛ダービーにて故障を発生し引退となりました。

只なるぬ血統背景、そして底知れぬ能力を秘めた王様に会いに行きました。

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初めまして、欧州の王様・ベスト君。

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アレ、何処見てるんだろう?こっちに気付いていないのかなー。

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おーい、ベスト君こっちだよー、ってこっち見た!

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首太くて如何にもパワーとスピードを兼ねている名馬って感じだよね。

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アレ、どうしたの急にションボリした顔して...?

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なーんだ、眠かったんだね。それなのにお顔を出してくれてありがとうね。

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その澄んだ瞳で何を考えているのかな?遠い故郷の家族を想っているのだろうか...。


現在もダーレー・ジャパン・スタリオンコンプレックスさんにて種牡馬として繫養されています。

現役を引退後は種牡馬となり、欧州に優秀な産駒を誕生させました。父Kingmambo、母Allegretta、そして半姉に近代競馬の大名牝・Urban Seaがいる世界屈指の血統背景を持つこれ程の馬が日本の地にて種牡馬として繫養されている事に驚愕してしまいますが、そんな豪勢な業も殿下の成せる事でしょう。日本でも持ち込み馬として活躍馬を輩出している実績と格安な種付け料から繫養されて以来三桁以上の肌馬を集めています。日本での本格的な産駒デビューはこれからなのでぜひ、エイシンフラッシュ級の名馬の誕生を期待したいものです。

良家の期待を一身に受ける王子・キングズベスト。君は父・マンボ王と母Allegretta妃から連なる女帝の血が脈々と流れる王家の結晶だ。欧州では君の一族が席巻し、君の産駒にも血を繋ぐものが誕生したね。縁あって日本の地にて血を繋ぐ機会を得たのだから、是非とも君に流れる王家の血を子供たちと共にこの地でも根付かせてておくれ。

王家が産み出した至高の王・キングズベスト。君の活躍を偉大な父や母、そして姉たちが天から見守っていることだろう。いつの日か日本での御勤めを終えた時は故郷に戻れる事を祈っているよ。

馬房にて顔を覗かせる王様をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2016-07-28 18:00 | 馬名・キ~ | Comments(0)

第296回目は檸檬滴の少年の仔、「太陽の王国」"アポロキングダム"です。

通算成績11戦2勝、主な勝ち鞍・3歳未勝利、3歳500万下。

現役時は未勝利戦と条件戦の二勝しか出来ませんでしたが、名は体を表すの諺どおり、アポロ軍団の総帥・菅原オーナーが太陽の王国を築かせたい!という想いがひしひしと伝わってくる馬でした。それ程の期待馬が勝ち上がり始めた矢先に怪我により思う様にレースを使えないまま引退しまった事はさぞかし無念だったでしょう。その夢を次世代に繋ぎたい一心で豊かな血統背景を活かせると想い種牡馬入りさせたのだと思います。

そんなオーナーの浪漫を繋ぐ王子様に会いに行きました。

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こちらに太陽国の王子様がいらっしゃるのか...。

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おつ、早速おいでになりましたか?王子様。

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お食事中に失礼致します。王家らしい気品あるお姿ですね。

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あら、いつの間に?こちらに来て下さったのですか?どうも、お初にお見掛け致します。

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っていうか、せっかく近づいてくれたのに、私の写し方がヘタ過ぎておもいっきり陰ってしまっているね。

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よし、これでどうだ!ウーン、まだだなー。「何をそんなに悩んでいるの?」っていやー、これ程カワイイ顔しているんだから、もっとさー、明るくて良い顔を撮ってあげないと君に失礼でしょ?

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じゃあ、これでどう?」君の魅力を伝えきるにはまだイマイチだけど、これなら良しとしよう。やっぱり君にはサニーサイドが似合うからね。


現在もレックススタッドさんにて種牡馬として繫養されています。

見学中終始、近くに寄り添ってくれ、様々な表情を振り撒き続けたくれた愛嬌満点の栗毛の王子様でした。

種牡馬入り後は無料の種付け料から始め、年間2,30頭の種付け数を維持していました。その多くとはいえない産駒の中から、孝行息子である今は亡き(大泣...)、障害G1馬・アポロマーベリックを誕生させ、2014年度には70頭越え、15年度には50頭を越す種付け数を確保しています。

父は米のG1を5勝もした名馬・Lemon Drop Kid。母系も米の良血の流れる血統。KingmamboSeattle SlewBuckpasserStorm Catといった大種牡馬たちの血が連なる血統の馬だけに配合次第では大物馬の誕生の可能性も無きにしも非ずだと思います。日本でも今日では主流となりかけてきている血ですが、サンデー系の牝馬に配合出来るのも魅力なところです。ぜひともマーベリック級の名馬の誕生を期待したいものです。

米から届けられた檸檬の滴の血を繋ぐ息子・キングダム。現役時はいざ、これから!という矢先に怪我に見舞われ嘸かし悔しい思いをしただろう。種牡馬となってからも中々実力を認めてもらえず堪え忍ぶ日々が続いたね。でも、やっとその苦労が報われる時が来た。大変だろうけど今が勝負時だから頑張っておくれ。この先君の成し遂げれなかった、重賞制覇の産駒が誕生する事を祈っているよ。

偉大な父とオーナー夢を背負う馬・アポロキングダム。君の王国建国の日が来る日を心待ちにしているよ。
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by hakodatemagosaku | 2016-07-20 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(0)

第295回目は97年バーデンバーデンC勝ち馬、オーナーに溺愛されている馬"シャドウクリーク"です。

通算成績33戦7勝、重賞勝ちこそないもののOP特別を2勝し、障害でも走った馬。

スーパー未勝利戦も近づく夏競馬にて初陣をあっさりと勝ち上がり、僅か5戦でOP入り。その後、3戦は勝ち切れないレースが続きましたが、初夏の福島競馬の名物レースにてOP特別勝ち、その後1戦を挟み秋競馬の東京でもOP特別勝ちをし、重賞勝ちを確信したものの重賞では勝ち切れず、障害馬へ転身、ここでも初陣は勝利し次なるチャンスを掴みかけたものの、勝ち切れないまま引退となりました。

当時のファンの中には連勝街道を歩んでいた時には厩舎が厩舎だけに古馬になったら物凄い大物になるのでは?とは思っていた人も数少ないズです。

芝、ダート、障害を問わず善戦し走り続けたクリークに会いに行きました。

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シャドウといえば、やっぱり君だよね。父・ジェイドロバリーていういのも魅力なところ。

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初めまして、クリークってもうお顔を出してくれていたんだね(笑)。

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クリーク君、既にとてつもなくカワイイ顔しているねー、君はどんな性格の仔なのかなー?

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おっーと急にどうした?どうした?って。まあ、そんな性格だよね、君は...(笑)。

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こんなんだったり...

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こんなんだったり...。ド!アップ...って、それにしてもちょっと近過ぎないかい?クリーク?

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何が...???」って、いやー、これまでに色んな仔に会って来たけど、君程人懐っこい仔は稀だよー。君は本当に人間が大好きだね。

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そんな、悩ましい顔しないでよー(泣)。君と遊びたい気持ちは山々だけどでもこれ以上は出来ないよー。だって君に何かあったら君の大好きなオーナーさんや牧場の方がどれ程悲しむ事だろう、だからね。また、会いに来るからね。


現在は産まれ故郷にて、素晴らしい馬主さんと牧場の御夫妻の愛情を十二分に受け、穏やかな日々を暮らしています。

引退後、オーナーさんの計らいにて、産まれ故郷にてそのまま功労馬となりました。

この馬の名前を聞いて真っ先にどんな馬だったか、想い出す方は競馬ファンといえども極稀だと思います。月日も経っていますし、クラシック戦線を賑わした馬でもありませんし、重賞勝ちもありません。しかし、この馬は世界一幸せな馬だと私は思っています。その理由は産まれた場所、自分を見い出し所有して下さったオーナー、そして管理された調教師さん、全てが馬想いの愛ある方々ばかりでした。

競走馬は生を受けた瞬間から、あらゆる人と携わり、その目まぐるしく変わる環境下の中で育ち、デビューし引退を迎えます。その後は種牡馬、繁殖入りする馬、乗馬、競技馬に転身する馬、そしてそれ以外の9割の馬の成れの果ては...。それが競走馬として生を受けた馬の宿命といえばそれまでですが、この世に生を受けたばかりの仔たちは、そんな事は露知らず、周りの人間を喜ばすためだけにライバルたちと死闘繰り広げ、痛みに耐え、命を削り、走り続けます。そんな健気な生き物をパートナーと想い、余生までを考え世話をし続けるそんなオーナーに出会えたクリークを私はやはり世界一幸せな馬だと思うのです。

私の拙い文では言葉足らずなのでこちらにクリークの馬主さん飯塚 知一・オーナーのこの馬に対する想いが綴られています。馬を経済動物と思わず、パートナーだと考える競馬ファンの方はぜひ競馬界屈指の馬想いオーナーの想いに触れてみて下さい。

影の小川・シャドウクリーク。君は確かに競馬界の大河には成れなかったけど、馬好きの人の心の片隅に流れ続ける癒しの小川だよ。私は人の集まり過ぎている絶景よりも、秘境を好む性質なんだ。本当に君を観ているとどんな名所にいる時より、心が澄み渡ってゆくのを感じるよ。君の人懐っこさ、天真爛漫さは生まれつきのものと、沢山の方の愛情によるものだね。君はこれまでに本当に沢山の愛情を受けて来たんだね、君程幸せな馬はいないかも知れない。これからもオーナーさん、牧場の方の為に長生きするんだよ、またその屈託無い笑顔に会いに行くからね。

世界一幸せな競走馬・シャドウクリーク。君の様な境遇を持つ馬たちが多く誕生する事を心より祈っているよ。
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by HakodateMagosaku | 2016-07-13 18:00 | 馬名・シ~ | Comments(4)

第294回目は2004年・マリーンS勝ち馬、「砂の大器馬」"ウインデュエル"です。

通算成績14戦9勝、主な勝ち鞍は大沼S、マリーンS、ペルセウスS。

重賞勝ちこそありませんでしたが、ダート競争10戦8勝という抜群の成績を残した隠れ名馬です。いつもの様に競馬にifはタブーですが、脚元さえ良ければ、重賞勝ちは勿論、G1勝ちや、将又、芝での活躍も夢ではなかった様に思えます。

そんなサンデー産駒の秘蔵っ子・ウインデュエルに会いに行きました。

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未だに重賞勝ちが無かったとは思えない馬だったね。

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初めまして、デュエルって、オヤスミ中でしたか...。

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脚元の調子はどうだい?のんびり出来ているかい?

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逆光で全く表情が見えないやー、全然、こっちに気づいてないか...。

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そんな事ないよ、いるのは分かっていたよ。」って気付いてくれていたんだね、ありがとう。

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表情は光で良くみれないけど、君は今、その美しい瞳で何を考えているのだろうか...。


今回の写真は馬房内での撮影だったため、全く表情が掴めないショットばかりでした。牧場見学に行った際、お目当ての馬が全く寄り添ってくれない時や、遠くにいて相手にしてもらえない時はただあります。遠方から、積年の想いを持ちながら、その馬に会いに来た労は理解出来ますが、良い写真を撮りたいが為に大声で呼んだり、食べ物を渡したり、無理に誘い込む(偽)ファンがいる事は悲しい限りです。見学の際、そっぽを向かれていたり、近くに来てもらえない時は致し方ないと思うしかありません。馬たちの体調や気分に合わせて見学させてもらう事が何より大切な事だと思います。話が逸れてしまいました...

現在はノーザンホースパークにて乗馬馬として活躍しています。

競走馬を引退後、三年間程種牡馬として産駒を輩出しました。父が大種牡馬・サンデーサイレンス、そして母系には日本競馬縁の名種牡馬ノーザンテーストディクタスの名が連なる良血馬。しかし、その主流過ぎた良血が仇となってしまったのでしょう。他のサンデー産駒等との嫁取り合戦に勝てず...急激に種付け数を減らし、乗馬馬となりました。

幻の大物馬・ウインデュエル。これまでも競馬史に悲運に見舞われ数々の馬が幻の名馬と謳われてきたけれど、君はその名馬に成り得た馬だったと思う。何故なら、OP特別とはいえ故障後の一年ぶりのレースをあっさりと勝ち切ってしまう馬などどれ程いるだろうか?その底知れぬ能力に惹かれていた競馬ファンは君の単勝支持率に現れていたね。成績では語り尽くせない馬とは正に君の事だった様に思えるよ。

傷だらけの戦士・ウインデュエル。君は現役時、故障に泣かされながらも常に他馬との決闘を制し走り抜けた馬だった。その満身創痍な状態で本当に良く走ったものだね。これからは、争い事ではなく人との繋がりを大切にして、穏やかな馬生を送っておくれ。また、会いに行くよ、元気で。
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by HakodateMagosaku | 2016-07-07 18:00 | 馬名・ウ~ | Comments(0)