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第293回目は第33回帝王賞勝ち馬、船橋から誕生した地方の王"フリオーソ"です。

通算成績39戦11勝、G1(Jpn1)勝利数6勝。
NARのタイトルを幾つも獲得し長きに渡り地方競馬の王者として君臨し続けた近年での南関東、いや地方競馬において最強であり最高の名馬である事は間違いでしょう。

南関一、いや地方一の異端の名伯楽であった故・川島正行先生が管理した馬でアジュディミツオーと並ぶ傑作馬であり地方競馬を代表する一頭。そんな南関色が強い馬のオーナーがアラブの殿下だった事も面白かった様に思えます。

競走馬時代のフリオーソは連勝を繰り返す馬ではありませんでした。しかし、地方、中央問わず並居る強豪馬を相手に走り続けたその姿に魅せられ、一喜一憂するファンが大勢いたのは、ここぞという締めには勝ってくれた馬だったからだと思います。砂の世界でも中央馬とは雲泥の差が付いてしまっている時代に真っ向勝負で勝負し勝利してくれたフリオーソを私は大好きでした。

そんな魅力溢れる地方競馬の王子様に会いに行きました。
(これらの写真は施設が見学可能だった時のモノです。今現在は見学は行っていないのでご了承下さい。)

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おっ、其処にいるのは、もしかして、あのフリちゃんでは...?

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やっぱりそうだ!フリちゃん、初めまして、会いたかったよ。

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何か眠そうだなー(笑)、それでも顔を出してくれるなんて優しいね。

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良かったねー、スタッフさんからご褒美の人参もらえて...。美味しいかい?

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アレっ?今ボクの事、誰か呼んだかな?」って、うんうん、こっちだよ。

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どっち?これで良い顔撮れるー?」ってバッチリだよー、ありがとうね。

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フリちゃん、今日はありがとうね。君に会えて本当に嬉しかったよ、元気でね。


現在は種牡馬として繫養されています。

種牡馬になってから三年連続で100頭越えの種付け数を誇り、今年デビューした産駒から早くも勝ち馬を輩出しています。この先多くの活躍馬が誕生する事を願っています。

血統は母系が名牝・Trillionの血を継ぐ牝馬・ファーザ。フリちゃんの美しい栗毛の毛並みはこの系統からの遺伝でしょう。そして父は日本競馬に数々の名馬を誕生させた偉大なる種牡馬・ブライアンズタイム。芝・ダート問わず、あれ程素晴らしい産駒を輩出していたブラ様ですが、後継馬となると現在極小なのが悲しいモノです。そんな偉大なる父の後継馬としてフリちゃんにはぜひ、種牡馬として活躍して欲しいものです。

南関・地方ファンの夢を叶えた名馬・フリオーソ。君は地方競馬の看板を背負い、本当に良く走り続け勝ち続けてくれたね。君には感謝しかないよ、本当にありがとう。現役次第からファンの想いを一心に背負い叶えてくれた君にこれ以上望む事はエゴかも知れないが、次に君に頼みたいのは君の成し遂げれなかった中央制覇、そして偉大なる父の血を繋ぐ事なんだ。また厄介な夢を託してゴメンね、でも君ならきっと成し遂げられると思ってお願いするよ。

みる者を熱くさせる魅惑馬・フリオーソ。君の第二の馬生は始まったばかり、次はその強靭な精神と確固たる意志を受け継ぐ君の仔で私を熱狂させておくれ。


馬房から顔を出し、眠くなりながも、必死にファンサービスをしてくれる優しいフリちゃんをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2016-06-27 18:00 | 馬名・フ~ | Comments(0)

第292回目はマル外初のGI制覇馬、「波斯国の少年」"パーシャンボーイ"です。

通算成績11戦5勝、重賞勝ちは1勝ながら、その勝ち鞍が初挑戦での重賞・宝塚記念という異端の名馬です。

英・産まれでオーナーの目に留まり日本に渡り調整され、デビューした外国産馬でした。体質の弱さや故障等でクラシック戦線には参戦出来ないまま(当時はマル外に出走資格はありませんでしたが...)古馬になってから能力を開花させ、4勝をあげて出走した初重賞にてG1制覇、その勝ちっぷりは前走が1400万下の条件戦だったと思えない勝ち方でした。確かにメンバーが手薄と呼べるかも知れませんが並の馬にはとても成せない偉業です。その後は4カ月で8戦!のローテをこなした事が仇となり故障を再発しそのまま引退。成長がピーク時だっただけにその後の走りを観られないのが惜しまれる一頭です。

そんな幻のマル外馬・パーシャンボーイのお墓参りに行きました。

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初めまして、パーシャンボーイ。穏やかな処で休めていてよかったね。

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亡きオーナーに愛され続けた馬だったんだね...安らかに。


現在は日本の故郷にて眠っています。


引退後、種牡馬となりその素晴らしい血統背景から、まずまずの種付け数を集めましたが、目立った産駒を輩出出来ず、下降気味だった時に活躍馬が現れ始めましたが、病気により早世してしまいました。種牡馬としてはいざこれから!という時だっただけに関係者様、そしてパーシャンボーイ自身が何より無念だった様に思えます。

英国から、ジパングに渡って来たペルシャの少年・パーシャンボーイ。現在ではそれ程珍しくないが、君は鎖国競馬と云われていた当時の競馬界に欧州競馬、世界競馬の深さを伝え、体感させてくれた名馬だった。もう少し長生きし、その王家のトラディショナルな血統が現代の日本競馬に浸透していれば欧州制覇の夢も少し早だけ辿り着けたのかも知れない。天国では大好きオーナーと一緒にこれからの日本馬の世界での活躍を見守っておくれ。
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by HakodateMagosaku | 2016-06-22 18:00 | 馬名・ハ~ | Comments(0)

第291回目は第53回東京ダービー勝ち馬”アンパサンド”です。

通算成績23戦5勝。主な勝ち鞍・イノセントカップ東京ダービー報知オールスターC
南関東競馬、地方競馬を愛するファンなら、この馬が勝ち星以上の活躍をしていた事を思い起こすでしょう。

ホッカイドウ競馬デビューし、盟友・トップサバトン と共に南関東へ移籍。その後、南関の雄かつ後の地方の王者・フリオーソと南関重賞にて凌ぎを削り合いました。その強力なライバルを相手にダービーを制し、その後も中央馬相手にも臆する事無く走り続けた南関のエースでした。晩期は故障などにより、満足する走りは出来ませんでしたが、盟友・フリオーソと肉薄した争いをしていた馬だっただけに能力は秀でたモノがあったと思います。

そんな近年の南関最強世代の雄・アンパに会いに行きました。

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初めましてアンパ、君があの南関の雄だね。

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君とこうして間近に会えるとは思ってもいなかったよ。

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いやー嬉しいな、カワイイなー、アップでも失礼するねー。

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引退して間もないから、立ち姿も勇ましいねー、まだ現役でもいけそうな感じだね。

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ま、まさか!あのアンパと一緒に写真を撮れるなんて、感激だなー。
(関係者様の特別なお計らいにより、この様な写真を撮らせて頂けました。決して常時撮らせてもらえるものではありません!のでお間違いなく。)

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アレ、アレ?どうした?アンパ!急に暴れ出して...?

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あっ、そうかそうか。そうだよね、もう飽きたんだよね。今日はゴメンね、一杯突き合わせてしまって。疲れただろう?ゆっくり休んでね。今日は本当にありがとう、元気でいてね。


現在は産まれ故郷のサンシャイン牧場さんにて種牡馬として繫養されています。

種牡馬となった昨年は5頭に種付けし、種馬として第一歩を歩み始めました。牧場の方のお話しによると初年度はまず、産まれてくる産駒の傾向をみたいので余り多くに種付けしなかったとの事です。決して多い数とは言えませんが、名門・サンシャイン牧場の選りすぐりの肌馬に種付け出来た様なので今や名種牡馬となった父・フィガロと同様少ないチャンスから必ずや有力馬誕生する事を信じています。

南関最強世代のダービー馬・アンパサンド。君は北の地でデビューし、強豪ライバルたちと熱戦を繰り返しながら、世代TOPに登り詰めた名馬だ。古馬以降は中々勝ち星に恵まれなかったけど、盟友・フリオーソが長きに渡り君の世代の実力を証明してくれていたので君の能力をファンは良く知っているよ。これからは偉大な父の血を繋ぐものとして、そして牧場所縁の名牝・ブロケードの血を継ぐ馬として活躍馬を多く誕生させておくれ。

牧場根幹血統の夢の結晶馬・アンパサンド。生産者の、オーナーの夢、そして君の壮大な夢はまだ始まったばかり。君のこの先の馬生に、多くの歓喜のが含まれる事を願っているよ。
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by HakodateMagosaku | 2016-06-07 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(3)