<   2016年 04月 ( 3 )   > この月の画像一覧

第289回目は第97回天皇賞・春勝ち馬、「白い稲妻Ⅱ世」"タマモクロス"です。

通算成績18戦9勝、G1勝利3勝。

前年からの勢いそのままに6連勝で人馬共に初のG1のタイトルを獲得し、その後、宝塚記念、天皇賞・秋を制覇し競馬界を代表する名馬となりました。最後の二戦は2着と敗れたものの、引退レースとなった有馬記念では芦毛最強馬の称号が受け継がれた瞬間でした。

豪腕・南井克巳とのコンビで駆け抜けたレースは今でも脳裏に焼き付いています。

そんな人気実力を兼ねたヤンチャな芦毛馬・タマモクロスのお墓参りに行きました。

b0234851_19391188.jpg


個人牧場が産み出した奇跡の芦毛馬だったなー。

b0234851_19392818.jpg


タマちゃん、今もこうして君の走りに魅了されたファンが訪れているんだね。本当に沢山のファンに愛された名馬だった...。


現在は産まれ故郷の近くにて眠っています。

現役を引退後、種牡馬入りし数々の個性的な重賞馬を誕生させましたが、自身級の産駒には恵まれず、後継種牡馬はウインジェネラーレのみ、悲しくもその血も絶えようとしています。私的には偉大なる亡き父・シービークロスから続く稲妻の遺伝子を繋いで欲しいものでした。しかし、多くはないものの、現在は母父として活躍馬を誕生させているのでいつの日かタマモクロスの血を継ぐ馬からG1馬の誕生する事を祈っています。

白き稲妻Ⅱ世タマモクロス。君は今は無き名牧場さんが産み出した最高傑作だった。君が古馬となり、重賞戦線を勝ち上がっていた時はきっと喜びも一入だったハズだ。今更こんな事を言うのは野暮だろうけど、君の成長が晩成傾向でなければ、今頃君の産まれた牧場さんは天下の牧場となっていただろうし、君も還れる場所があったらどんなに幸せだったろう...。それにしても君も、妹も本当に良く頑張ったね、きっと君らを産み出した事を生産者として誇りに思っているハズだよ。

個人牧場の偉大なるホースマンの夢と熱意の結晶から産み出した奇跡の王道馬タマモクロス。君の馬生には生産界が背負う悲しき現実も付き纏うが、其処には大きな浪漫も詰まっている。本当に沢山の夢や感動をありがとう、君の走りを一生忘れはしない。

今年も君が輝き放ったレースがやって来る...君の様な真の実力馬、王道馬の誕生を天国から願っておくれ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2016-04-28 18:00 | 馬名・タ~ | Comments(0)

第288回目は第39回皐月賞勝ち馬、「優駿賞最優秀3歳牡馬」"ビンゴガルー"です。

通算成績16戦7勝、重賞勝利は朝日杯3歳S、皐月賞、京王杯AH、セントライト記念。

クラシック一冠目の皐月賞(私的にはリキアイオーの走りが好きです。)でライバル馬のカツラノハイセイコに勝利し、二冠目のダービーではハイセイコー親仔の執念に屈したものの、秋には重賞を連勝。最後の三冠では悲運のサラ系菊花賞馬・ハシハーミットには及ばなかったものの三冠レース全てに出走し1、4、3着と同期の中でも優れた走りをみせた馬でした。その後、暮れの有馬記念に出走。レース中に故障を発生しあわや大惨事になりかけたところから奇跡の復活を果たし種牡馬入りとなった名馬です。

そんな奇跡の生命力を持つガルーのお墓参りをしました。

b0234851_10315042.jpg


レース中にはメンコをしていたけど、確か額にハートマークがある仔だったんだよね。

b0234851_1032166.jpg


ガルー初めまして。それにしても、早世が悔やまれるね、もう少し産駒をみたかったものだよ。


現在は産まれ故郷の近くにて眠っています。

デュールはPrincequillo、Nasrullah、Bull Lea等の大種牡馬の血が連なる血統。母フラワースウィースからは数々の名牝、名馬が誕生している血統です。それだけにもう少し長く種牡馬を続けていれれば現代にガルーの血を引く産駒が多からず誕生していたように思えます。

距離不問、コース不問の79年の主役馬・ビンゴガルー。人気では同期のダービー馬には少し敵わなかったかも知れないが、実力では間違いなく世代TOPだったと思う。同期のライバル馬が古馬戦線でも活躍していたところをみると君が古馬となり走れていたらどれ程活躍していただろうか?と考えてしまうよ。奇跡の復活を果たしたのに何もそんなに死に急ぐ事はないだろう。現代に君の様な奥深い血統背景を持った産駒が残っていればと悔やんでしまう。天国では同期のカツラノとハーミットと仲良くしておくれ。

走馬燈の様に馬生を駆け抜けたビンゴガルー。今年も君が輝いた季節がやってくる、今年のクラシックに君の様な実力馬が誕生することを空から祈っておくれ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2016-04-14 18:00 | 馬名・ヒ~ | Comments(0)

第287回目は第59回桜花賞勝ち馬、「ソーダストリームの末裔」"プリモディーネ"です。

通算成績10戦3勝、重賞勝利は桜花賞とファンタジーS。

フサイチエアデールトゥザヴィクトリーウメノファイバーエイシンルーデンススティンガーetc...、スター揃いの強豪犇めく年の桜花賞で直線一気の走りで鞍上に初のG1勝ち、クラシックを勝ち、そして名牝であるソーダストリーム一族に久しぶりのビッグタイトルを齎した名馬でした。脚元の怪我により、満足な走りは出来ませんでしたが、少ないチャンスでビッグタイトルを獲得した非凡な才能は只ならぬモノがありました。もし、脚元が良く万全に走れていればビッグタイトルの数が1つ2つ増えていたかも知れません。

名オーナー伊達ブランドの象徴とも名牝から久方ぶりに誕生した名牝かつクラシックホースに念願叶って会いに行く事が出来ました。

b0234851_10201030.jpg


名は体を表す、君の走りは正に一級品だったね。

b0234851_10202599.jpg


おっ、いたいた、其処におられるのは麗しのお嬢様では...?

b0234851_10203950.jpg


ディーネ、初めまして、お元気ですか?

b0234851_10204986.jpg


顔を上げてくれたんだね、ありがとう。どうだい?久しぶりの日本の生活は慣れたかい?

b0234851_1021171.jpg


何々?「最初は中々慣れなくて少し食欲がなかったけど今は平気...」そうか、そうかそれは良かったよ。

b0234851_10212258.jpg


たぶん最初は時差ボケがあったんだよ、きっと。でもここは君の故郷だからきっと、もっともっと元気になるね。

b0234851_10211114.jpg


それにしても、どうして?そんな困った顔しているんだい?

b0234851_10213411.jpg


何々?「ちょっとアナタと遊びたいんだけど...。」ってそんな事言われてもなー、こっちも君と遊びたいの山々なんだけど、君は牧場さんの宝物だからね、何かあったら大変だから無理なんだよ...ゴメンね。

b0234851_13352381.jpg


じゃあね、ディーネ。これからは故郷でゆっくりのんびり過ごすんだよ。


現在はサンシャイン牧場さんにて功労馬として暮らしています。

競走馬を引退後、米国に渡り、お母さんとして9頭の産駒を誕生させました。現在は繁殖を引退し故郷に戻り穏やかな日々を過ごしています。現在までに自身級の名馬は誕生していませんが、後継馬産駒はいるので偉大な血の歴史は続くので安心です。あと最後の仔であるMonsunとの産駒も期待したいものです。

アフリ-ト、母父マルゼンスキー。この血統背景だけでも感涙してしまう血統ですが、最も魅力なのは母モンパリの系統でしょう。私の大好きな名種牡馬イエローゴッドモンタヴァル。何といっても伊達オーナーの基礎牝馬であるソーダストリームが流れる魅惑な血統。これ程奥深く、オーナーの意志と執念を感じさせる血統は現代では希薄となりました。それだけに何としてでもディーネ、及び産駒たちには頑張って欲しいと思います。

オーナーの熱意とロマン、そして一流の血を継ぐ名牝・プリモディーネ。君は周りの期待と情熱を胸に栄光を勝ち取った名牝だ。確かに即効的に名牝から名牝の誕生する事は望ましい事だと思う。しかし、どうだろうか?君の一族の様に一時的に停滞、凍結された期間を乗り越え、熟成されて、また大輪を咲かせるというのもロマンではないだろうか?確かに今は君から大輪を咲かす華々は誕生していないかも知れない。でも、私は信じているよ。

麗しくも誇り高き名牝・ディーネ。今一度、君の血が表舞台に咲き誇る事を今か今かと待っている...。

放牧地で草を頬張るプリモディーネをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2016-04-06 18:00 | 馬名・フ~ | Comments(0)