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第14回目は第41回共同通信杯勝ち馬”フサイチホウオー”part2です。

通算成績11戦4勝、重賞勝利数3勝。
10月の新馬戦を勝ち上がり、クラシック直結の重賞を3連勝。一躍クラシックの主役として迎えた牡馬クラシック第一戦・皐月賞で豪脚をみせつけたものの僅かに届かずタイトルを逃してしまいます。しかし、負けて強の内容かつ府中の鬼と云われた父を彷彿させる馬だったためかファンは迎えた第二戦・日本ダービーにてホウオーを圧倒的に支持し歴史の瞬間を固唾を呑んで2分半弱のレースを見守りました。皮肉にもそのレースにて歴史は誕生しました。しかし、その歴史に名を刻んだのはホウオーではなく結果は7着、エリート街道を歩んできた彼にとっては大惨敗といわれるものでした。その後秋競馬、古馬戦線にて巻き返しを計ったものの3歳春時のような勢いはなく、燃え尽きた様に引退しました。

一言で早熟だったいう事は容易でしょうが、私的にはこの馬の能力はG1級のものがあったと思っています。脚元と腰の弱さもあったでしょう。ただ私的には父と似た気質の繊細な馬だっただけに皐月賞での敗戦及び期待を一心に背負ったダービーの惨敗が尾を引いた様に思えます。馬はとても繊細で感受性の強い生き物です。きっとこの仔にも何かしらの心的外傷の影響があったと思っています。

種牡馬時代から数年ぶりに彼に会いに行きました。


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ホウオー、お久しぶり。元気していたかい?

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あれ?反応がないなー、もしかして私の事忘れてしまったの?

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覚えているよ!ただ...」って、何、何なの?

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もう、種牡馬でなくなったボクにみんな興味なんかないんでしょう?
だって...(笑)、何てつまらない事言ってるの?君の本当のファンなら君の事を気にかけない人なんていないよ。

現在はモモセライディングファームさんにて乗馬馬として頑張っています。

現役を引退後、一時、乗馬馬となりましたが妹たちの活躍により種牡馬となり4年ほど繫養されていましたが種付け数が伸びず再度、乗馬馬となりました。残された数少ない産駒と、中でもケンブリッジサンに頑張って欲しいものです。

父と酷似する風貌と経歴を兼ねた故の不運の馬・フサイチホウオー。そのクラシックまでの過程が同じ故にどうしても父が輝いた舞台では過剰な期待をかけてしまった。その事で君にただならぬ重圧がかかってしまっていたね。繊細な君の事だからその大いな期待にそえなかった事が辛かったんだろう。種牡馬としての君をもっと見たかった気もあるけど、君は愛嬌満点の優しい仔だから今のお仕事の方が向いているのかもしれないね。君の第四の馬生は始まったばかり、これからもっと優しい人たちに出会えるといいね。応援しているよ。


今回はあまり良い写真を紹介出来なかったのでホウオーの愛くるしさが良く伝わらなかったと思います。なのでホウオーの魅力を確かめたい方は動画の方をお勧めします。

馬房にてカイバを貪るホウオーをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2016-02-10 18:00 | 馬名・フ~ | Comments(2)