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第260回目は第15回宝塚記念勝ち馬、「元祖怪物アイドルホース」"ハイセイコー"です。

この馬の名を聞いて知らぬ存ぜぬの方はいないでしょう?
シンザン、テンポイント、オグリキャップと並ぶ、日本競馬界歴代屈指の人気馬であり、競馬界の象徴とも呼べる伝説馬です。

通算成績22戦13勝、G1勝ちは皐月賞、宝塚記念。ふとタイトルだけみると新しい競馬ファンにはなぜ、伝説馬なのか理解し難いものがあるかと思います。しかし、この馬の凄さはタイトルだけではないのです。

産まれた当初から馬格があり大人びた性格を持っていた為、期待されていたものの、この馬のデビューは地方競馬と呼ばれる大井競馬場、表街道ではありませんでした。しかし、デビューするなり破格の強さで勝ち進み、遂には中央競馬へ移籍。「怪物」の異名を付けられながらクラシック一冠目の皐月賞を制覇、その快挙を日本全土が囃し立て人気絶頂のまま迎えたダービーで惜敗。その後は体調面等から、中々人気以上の成績を挙げれなかった中、制した古馬のG1タイトル宝塚記念。人気馬が人気以上に実力を示す事が出来た瞬間でした。ダービー以降は「怪物」という言葉は影を潜めますが、絶大人気はそのままにに引退まで駆け抜けた馬でした。

実力よりも人気が先行してしまう馬は数多くいますが、私はハイセイコーを人気先行型とは思いません。何故なら、彼のライバルにはクラシック二冠馬・名馬タケホープ、そして陰の名馬イチフジイサミまでいたからです。あとローテションの悪さも仇となった事が思う様な実績を上げる事が出来なかった要因だと思っています。きっと今の様な堅実なローテションを組み、適正距離のレースに出走させていれば必ず大きなタイトルが増えていたと思います。

兎にも角にもあらゆる伝説を成し遂げたスターホースのお墓参りに行く事が出来ました。


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地方デビューとはいえ、決して侮れない血統だったんだよね。どちらかというと良血の部類に思える。

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やっと来る事が出来た。日当たりの良い素晴らしい場所にお墓があるね。アナタには日陰は似合わないからね。

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未だに訪ねる人、後を絶たずか...。アナタは今でもファンの心の奥底に居るんだね。

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自身が制した重賞のタイトルもさることながら、産駒の勝ち鞍も素晴らしいものがあるね。

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人々に感銘を与えた名馬」とは素晴らしい名文句だね。そんな馬どれ程の数いるんだろうか...

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相棒が歌った歌までヒットして、競馬が賭け事だけで無くなったのはアナタのお陰です。

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アナタの残してくれた宝物は忘れません。これからも、競馬界を天国から見守っていて下さい。


現在は種牡馬時代を過ごした牧場さんにて眠っています。

競走馬を引退後、種牡馬として初年度からダービー馬を産み出し、その後も長きに渡り多くのG1馬、重賞馬を誕生させました。種牡馬としてはライバルたちよりも、多くの活躍馬を誕生させ、将又、内国産を代表する種牡馬とまでなった事で人気だけの馬ではなかった事を証明させました。それだけの活躍馬を産み出しながら、後継馬を輩出出来なかったのは非常に残念でありますが、競走時代、そして種牡馬としても結果を出せた事は流石の一言です。

地方の怪物馬」から「国民的アイドルホース」と重責を担いながら走り続けた伝説馬・ハイセイコー。アナタの走りに魅了させられ、競馬に人生を重ねた人は数多かっただろう。一走毎に人的に祭り上げられ、やれ怪物だ!やれ並の馬だ!と評され続けながらも走り続けた事で疲れただろう?君は何のために走り続けたのだろう?自身のため、ライバルに負けたくない一心から、それともファンのためか...その事は君しか知る由もないが、アナタが残してくれた功績は今は燦然と輝いている。競馬という賭け事を一スポーツ、祭典という認識にしてくれてありがとう。

元祖怪物ホース・ハイセイコー。昨今、巷に怪物という言葉が有り触れているけど、真の意味で、心に、記憶にそれ程の爪痕を残す事が出来ている怪物は果たして多くいるだろうか?紛い物がある中、アナタは真の怪物だ。この先、アナタ以上に競馬ファンの心を揺さぶり、熱狂させる事が出来る名馬には出会う事はないだろう。

競馬界の真の怪物・ハイセイコー、ありがとう偉大な記憶と足跡を、さらば怪物よ...。
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by HakodateMagosaku | 2015-06-25 18:00 | 馬名・ハ~ | Comments(5)

第259回目は第32回宝塚記念馬、ノリの最高相棒「本当の強さは、誰も知らない。」"メジロライアン"です。

通算成績19戦7勝、G1勝ちこそ一勝でしたが、その一勝が宝塚記念だったのがファンに愛される馬の由縁でしょう。私にとっての宝塚記念馬と云えば、真っ先に浮かぶ名馬です。

トライアルでは完璧な勝ち方をするものの本番ではいつも惜敗を続け、何とも歯痒い成績のまま迎えた第32回宝塚記念。同門で同期の最大のライバル、時の最強馬・メジロマックイーンを抑えての悲願のG1勝利。3歳時から応援し続けてきたファンにとっては格別なひと時だったでしょう。

しかし、そんな熱狂的なファンよりもオーナーさん、生産者さんよりも一番嬉しかった人は、今やJRAトップ騎手である天才・横山典弘騎手でしょう。いつ何時でも「ライアンが一番強い!」と言い続けてきた事を言葉ではなく結果として達成出来た瞬間の思い出は、口数の少ない横山騎手でも昨日の事の様に語っています。

ライアンはノリにとっての原点であり、騎手人生を変えた一頭(もう一頭は北の一等星でしょう...)です。馬の気持ち、状態を天才的なヒラメキと思いやりによって見極める事が出来る唯一無二の天才ジョッキー・横山典弘の最愛最高の相棒メジロライアン。

私の周りの人も絶対的王者マックよりも真の実力馬パーマーよりもライアンのファンが多かった様に思えます。私自身がこの世代で熱狂していたのは、ライアンよりも一枚も二枚も落ちるホワイトストーンでしたが、今となればライアンというカリスマがいた事でこの世代が輝いていた様に思えます。

そんな想い出世代のエース、ライアンに悲願叶い会いに行くことが出来ました(大泣...)。

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案内板が勝負服になっているとは粋な計らいだなー、やっぱりこの勝負服じゃないと!

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あの流星はライアン...、あのライアン、ライアンが来てくれた!

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おーー、ライアン。会いたかった、本当に会いたかった。会えて良かった本当に...(大泣)。

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ゴメンね、ライアン。急にオジサンに泣かれたら引くよね。でも本当に会いたかったんだよ。

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だってさー、マックもパーマーもフウジンもそれにストーンもハクタイセイも鬼籍に入ってしまったんだだから...君は想い出の世代で現存してくれている数少ない仔なんだよ。

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それにしてもライアン、相変わらずカッコイイねー。シュッとした流星に靴下、そして何といってもライアンカット!つくづく華がある名馬だね。

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自分の居場所にもう帰るのかい?ありがとう、今日は沢山お話出来て本当に良かったよ。

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永遠のアイドル、ライアン。身体を大事にして一日でも長く長生きしてね。


見学当初、遠くの方にいた為、今日は話せないのかなー?と思っていたら近くに寄って来てくれ私の思いの丈を話し終わると去って行きました。とても思いやりがあり、賢く優しい仔でした。

現在は産まれ故郷であるレイクヴィラファーム(元・メジロ牧場)さんにて功労馬として過ごしています。

引退後は偉大な父アンバーシャダイの血を繋ぐ後継馬として種牡馬入りしましたが、内国産離れが始まった日本競馬界では期待されず、種付け数も伸び悩んでいました。しかし、初年度から女王ドーベル、孝行息子ブライトを誕生させ種牡馬としての地位を自力で築き上げました。その後はコンスタントに重賞級の産駒を産み出したものの、晩期には受胎率の低下により種牡馬引退となりました。

血の確立こそ出来ませんでしたが、父内国産という言葉自体が希薄となる中、真の意味でバクシンオーと共に内国産種牡馬の最後の砦とした頑張り続けた名種牡馬です。後継馬ブライトがもう少し長生きしてくれれば、マキハタサイボーグがセン馬でなければ...という思いがありますが、ライアンが成し遂げた功績は決して色褪せません。本当に良く頑張りました。

名実共に名馬揃いの中でも一際、光を放ち続けた、モヒカン刈りの王子・メジロライアン。
一頭の名馬が超一流の騎手を産み出す。ライアン、君は正にそんな名馬だと思う。ライアン、君は勝つ気になれば本当はモット、モット勝てたんだろう?本当は...。でも、後に天才となる騎手に競馬、勝負の厳しさ、難しさを教えたかったんだろう?だって君は賢い仔なんだから...。ライアン良かったね、君が教え諭した事が糧となり、彼は今や日本随一、いや世界随一の馬の気持ちを理解出来る騎手となったよ。今年も君の宝塚がやってくる、モチロン君が応援するのは元・相棒が乗る馬だよね。

計り知れない魅力と実力を兼ねた内国産のスターホース・ライアン。私は君の「偉大さと、本当の強さを、知っている。」偉大な世代の王子として、ノリの心の拠り所として、いつまでも長生きして下さい。

放牧地で微睡むライアンをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2015-06-23 18:00 | 馬名・メ~ | Comments(2)

第52回目は第1回ユニコーンS勝ち馬、噛み噛み王子”シンコウウインディ”part2です!

ユニコーンS、フェブラリー(G1格上げ)も一回目でした。この仔は初物が好きなのでしょうか?それともただ単に同距離、同コースが強かったのでしょうか?

通算成績17戦5勝、重賞も3勝しているG1馬だけに知られているのは当然ですが、何よりこの仔が有名なのは噛みつきグセでしょう。闘志が有り過ぎる事が所以なのか、将又他の要素がるのか...繊細かつ賢い馬故の行為だったと思います。

そんな稀代のクセ馬、ウインディに数年ぶりに会いに行きました。

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おーい、ウインディ、元気してたかい?今回もこちらからお邪魔するね。

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分かってますよ。裏から回ればいいんでしょ?ホラ、気づいた。

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どーも、お久しぶりです。お元気でしたか?今回もそれ以上お顔を出されないおつもりでしょうか?

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って、まさか!出してくれたのかい?ありがとうね、ウインディ。

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二回目にして、やっと心を開いてくれましたね。何を笑っているんだい?

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ド・アップでも撮ってみるよ。それにしてもカワイイ顔だなー、アナタは歳を重ねているのかい?

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って、どうした?急にしょんぼりして...。なになに?「僕の事なんて皆んな覚えてくれていないんだろうなー?」って何を馬鹿な事、言ってるんだよ!ウインディ、君の事を忘れる事なんかないでしょ?

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ホントかなー?」って、当たり前だよ、こんなカワイイ・ヤンチャ王子の事は誰も忘れはしないよ。


見学当初は依然と同じ様に馬房から顔を出そうとしませんでしたが、会話を重ねると顔を出し、愛嬌を振り撒き続けてくれた優しい仔でした。改めて、私はウインディの虜になってしまいました。

この写真はある施設で当て馬兼功労馬として暮らしていた時のものです。

稀代のクセ馬・ウインディ。レース中の逸話はあれど、黒の勝負服と美しい栗毛の馬体が魅せる走りは素敵だったよ。体質面や幼さがあったためか能力ほどの勝ち数には恵まれなかったけど、君は紛れもないダート王だったよ。不運も重なり種付け数を伸ばせず、産駒に君以上の活躍馬を出せなかったのは悔やまれるけど
引退後にこうして君の新たな一面を垣間見る事が出来て本当に良かった。

初代運を持つ栗毛のお茶目な王子・シンコウウインディ。この先、君の様な奇抜で勝負根性を兼ね持つ名馬に出会う事は稀だろう。君に出会えて良かった、君の事を少しでも深く知り得る事が出来て良かった。いつまでも若々しいままでいてね。私の大好きなヤンチャ王子よ。

馬房で寛ぐ愛らしいウインディをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2015-06-18 18:00 | 馬名・シ~ | Comments(2)

第258回目は第13回エプソムC勝ち馬、「驚異のサンデー産駒」"マーベラスサンデー"です。

サンデーサイレンス初期の傑作馬である当馬が初めて制覇した重賞がエプソムCでした。その後連勝を続け、G1戦線でも引退まで掲示板を外す事がなかった名馬でした。G1勝ちこそ宝塚記念の一勝だけですが、強力過ぎるメンバーでも大崩れしない馬だっただけにタイトル以上に強い印象の馬でした。

この馬の非凡さを如実に表しているのは全盛期の武豊騎手がデビューから乗り続けた事が全てに思えます。あの天才ジョッキーがあらゆる名馬を差し置いてでも、この馬の騎乗に拘り続けただけに、怪我さえなければどれ程の能力を発揮していたのだろうと思ってしまいます。

現役時から、その繊細さと魅力な毛色に魅せられたファンは多かった気がします。

そんな魅惑なサンデー産駒、マーベラスに念願叶って会いに行くことが出来ました。


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君がG1タイトル1つだったなんて信じられないね。

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おー、そこにいるのは愛しのマーベラスでは?

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やっと、会えた。少し歳をとったけど相変わらず美しい馬体だね。

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こっちを見た!もしかして、もしかして...。

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止まった...残念。えっ、でもそのカッコは?そうか、ポージングしてくれていたんだね。ありがとう、流石現役時から撮影慣れしていただけに素晴らしいポーズをとるねー。

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アップで撮っても流石の表情をするねー。で、マーベラス、次はどんなポーズをしてくれるんだい?

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アレ?もしかして、マーベラス怒ってる?ちょっと、しつこかったかなー。君に会えた事でテンションが上がり過ぎてしまって調子に乗り過ぎてしまったよー、ゴメン。

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許してくれたかな?「イヤーっだよ!」って、うわぁー、やっぱり怒っちゃったんだ。マーベラス、私の事は嫌いになっても。全国にいる君のファンは嫌いにならないでね。

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晩秋の木々を観ながら、亡き母を想い出しているのかなー、いつまでも元気でいてね。


見学当初は近くで寄り添ってくれていたのですが、むさ苦しいオジサンが付き纏ったので徐々に嫌気がさし、遠くの方に行ってしまいました(笑)。とても気品ある美しい馬でした。

現在は種牡馬生活を引退し、功労馬としてのんびりと過ごしています。

種牡馬となってからは晩期には種付け数が半数以下に減りましたが、常に100頭以上の産駒を輩出し、障害では二頭のGI馬を輩出、そして平場では数々の重賞馬を誕生させました。後継馬も僅かながら誕生させる事が出来たので種牡馬としての役割は達成出来たと思います。

傷だらけの美しきサンデー産駒・マーベラスサンデー。君は怪我に泣かされ満身創痍ながらも、数々の名うてのライバルと戦い続けた誇り高き名馬だ。時の天才ジョッキーが君の手綱を譲らなかった事が何よりも君の能力の高さを証明しているだろう。タイトルは1つながら、その一勝は何勝分の価値がある。だから、胸を張っていいんだからね。

現役時は素晴らしい日曜、をありがとう。これからは穏やかな日を送ってね。美しく誇り高き名馬マーベラス、
君の走りを胸に刻もう。

放牧地で穏やかな表情を見せるマーベラスをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2015-06-11 18:00 | 馬名・マ~ | Comments(2)

第257回目は安田記念連覇馬、「西風の神」"ヤマニンゼファー"です。

国際競走となった安田記念を連覇で制し、名実ともに最強マイラーとなった名馬です。しかし、この馬が歴代屈指の名馬と云われる由縁は天皇賞・秋のタイトルも獲得していることでしょう。並み居るライバルを相手に適正距離を超え、勝ち獲った中距離タイトル。スプリントのタイトルこそ獲得出来ませんでしたが、最強マイラーの領域を超えた歴史的名馬です。

十数年前に私が当時知り合った競馬記者を目指している方に「アナタの最強馬は?」と問いたところ真っ先に言われたのはゼファーでした。当時の私には「最強マイラーでは?」という疑問が付いたのですが、今となればその答えが強ち言い過ぎではないように思えます。

この頃から競馬を観てきた私にとっては、残念ながら近年のマイラー界には圧倒的な実力と人気を兼ねるスターホースが乏しくなった感があります。勿論、今の仔の方がタイムや海外実績はあるだろう?と思われる方もいるでしょうが、本当にこの時代には人気実力を兼ねた短距離名馬が多くいました。ゼファーが勝たなかったら、ルビーが、ヘリオスが、またはフラワーが、ラブリイが、そしてバクシンオーが...。兎に角この時代は主役が勝ち、時代を切り開いていた時代だったと思います。この先、マイラー界に素晴らしいスターホース、そして最強のライバルの誕生を期待したいです。

いつになっても私の人気最強マイラー時代の代表馬ゼファーに念願、悲願叶って会いに行く事が出来ました。

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ゼファーは間違いなくヤマニン軍団の最高傑作だね。

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おっ、そこにいるのはゼファーなのかい?何とも神々しい。

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ゼファー、やっと、やっと会えた(大泣)。今年で27歳かー、お互い歳をとったねー。でも元気にしている様でホント良かった。

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ゼファー、寄って来てくれたのかい?本当にあのゼファーが目の前にいるのか...。

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食欲はたっぷりあるんだねー。沢山食べて長生きするんだよ。

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おっ、こっちを向いた。こんにちはゼファー、初めまして。うるさくしてゴメンね。

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気にしないで食べてね。穏やかな表情だけど、眼光の輝きは未だ健在だね。

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仲良しのエスコートとのんびり暮らすんだよ。ありがとうね。


現在は産まれ故郷である錦岡牧場さんにて功労馬としてのんびりと暮らしています。

競走馬を引退後は種牡馬入りし繁忙期には百頭以上の産駒を産み出しましたが、血の変革が起きた為か、残念ながら自身級の後継馬には恵まれませんでした。母系に流れる名種牡馬Blushing Groom、ガーサント、ハクリヨウの血を汲み、「短距離路線の開拓者」と呼ばれた偉大な父ニホンピロウイナーの血を繋ぐ馬として何としてもゼファーには後継馬を輩出して欲しかったのですが...。

日本競馬で父以上の活躍馬になる事は極稀な事です。偉大な父を超え、歴史的名馬にまで辿り着いた孝行息子・ゼファー。この先、君以上のタイトルを獲得する名馬が誕生したとしても、君の蹄跡を忘れる事は無いだろう。オーナーと父の願いを叶えた夢の名馬・ヤマニンゼファー。夢やロマンをありがとう。

君が齎した心地良いそよ風は今も私の胸にそよいでいる。

放牧地で草を頬張るゼファーをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2015-06-03 18:00 | 馬名・ヤ~ | Comments(4)

第256回目は第62回鳴尾記念勝ち馬、SS産駒最後の競走馬"アクシオン"です。

偉大な父サンデーサイレンス産駒で最後の最後まで走り続けた名脇役馬でした。

通算成績34戦7勝。デビューが遅かったため春のクラシックには無縁だったものの、夏競馬でメキメキと力をつけ最終戦の菊花賞で5着となり実力を証明しました。その後は一年かけOP馬入りし、迎えた重賞・鳴尾記念にて重賞初制覇、その後中山金杯も制覇し、勢いのままG1勝ちも夢ではないと思わせたものの、その後は重賞はおろか勝利すら出来ず引退となってしまいました。

戦績だけなら、それ程競馬ファンの胸を打つ思い出馬になる事は無かったかも知れません。しかし、直向きに走り続けた姿と、この馬が好んだ北の地・札幌、函館の競馬ファンにとっては特に忘れる事が出来ない名馬でした。勝利こそ出来ませんでしたが、3度も出走した札幌記念の激走は忘れる事が出来ません。そんな縁もあってか引退後、誘導馬入りした地が札幌だっただけに、また会える日を今か今かと待っていたのですが...(泣)。

良い意味でサンデー産駒らしくない、土臭さと愛らしさと親しみやすさがある大好きな一頭でした。


これらの写真は第47回札幌記念のパドック時のものです。

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アクシオン、本当に勇ましかったね。

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函館、札幌で好走していたから、洋芝が君に向いていたのかもね。

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本当はこの数年後にゼッケンではなく、カワイイ被り物して会えたのにね。


引退後は札幌競馬場にて誘導馬として準備をしている矢先に不慮の事故により還らぬ馬となってしまいました。

サンデーの血に母系にDixieland BandとSharpen Upの血が流れる馬だっただけに、私的には種牡馬になっても面白かったのでは?と思っていましたが、サンデー直仔は飽和状態だけに肌馬を集める事は難しかったでしょう、それだけにアクシオンの大好きな地で誘導馬となる事は彼にとってもファンにとっても何よりも最良な事に思っていたのですが...。

偉大な父サンデーここにあり!を走り続ける事で証明し続けたアクシオン。G1勝ちという目標は達成出来なかったけど、君の直向きさに魅せられたファンは多かった。特に君の走りを愛していた北の競馬ファンは君が再び、ターフに戻ってくる事を心待ちにしていたんだよ。沢山、走った分、君には幸せになって欲しかった。

サンデー産駒末期代表馬として威厳と誇りを胸に走り続け、北の地を愛した・アクシオン。その蹄跡は忘れる事はないだろう。また夏の大一番が近づく度に君の事を想い出す。疲れたろう?ゆっくり休んでね、ありがとう。
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by HakodateMagosaku | 2015-06-02 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(2)