<   2015年 03月 ( 7 )   > この月の画像一覧

第244回目は第17回ドバイワールドC勝ち馬"モンテロッソ"です。

通算成績10戦3勝、G1勝ちは一勝ながら、その一勝とてつもない重みのある一勝です。その価値はゴール手前での鞍上のバルザローナ騎手の立ち上がり(余りにも早過ぎるだろ!と突っ込みを入れたくなりますが...笑)に現れています。前年のDWCでは日本馬の一、二着の後の三着だっただけに、悔しい想いをした分喜びも一入だったのでしょう。

勝利した年のDWCは直線に入り他馬を寄せ付けずレースレコードで勝ち切る強い内容のレースでした。

そんな海外の強力馬がスタッドインしたので会いに行きました。


b0234851_15424113.jpg


初めまして、モンテロッソ君。日本の水には慣れたかい?

b0234851_15421116.jpg


その顔は慣れるまでもう少しかかるのかな?仕方ないよね、急に異国に連れられて来たらね。

b0234851_154329.jpg


それにしても、カワイイ顔だなー、オメメがくりくりで。

b0234851_15432283.jpg


ちょっと、ヤンチャさとあどけなさもあるみたいだし...。

b0234851_15435585.jpg


とにかく日本に来てくれてありがとうね。期待してるからね。

b0234851_15441618.jpg


そんな嫌な顔しないでよー、大丈夫。君の血は間違いなく素晴らしい血なんだから自身を持って!


見学中、長い間顔を見せ続けてくれた優しく大人しい仔でした。ただ、こんな名馬でありながら見学者の方にあまり認識されていなかったのか人気がなかったのが少し残念でした。

現在はダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスさんにて種牡馬として繫養されています。

この馬の魅力は戦績よりもその血統背景でしょう。祖父があの伝説馬・Dubai Millennium、そして父がその偉大なる血を継承するDubawi。あのドバイミレニアムの血が日本にいる事ですら感謝したい位です。母系にも大種牡馬・Sadler's Wellsも流れている点も魅力な血統でしょう。

血統的に奥深く、サンデー肌にも配合出来る為か、初年度から百頭越えの種付数を集めています。

衝撃的なDWCの勝ち方をみせてくれた馬、モンテロッソ。その圧巻な走りは偉大な祖父の走りを彷彿させてくれた。その勝利に一番歓喜したのはきっと天国の祖父だろう。この先、君は日本競馬界に様々な産駒を輩出してくれるだろう。もちろん、その産駒たちが重賞勝ち、そしてG1勝ちしてくれる事を願っているけど、一番誕生させて欲しいのはDWC勝ち馬だ。祖父から続く偉大な血を繋いでくれる事を心より祈っているよ。

一瞬ですが馬房から顔を覗かせるモンテロッソをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-03-27 18:00 | 馬名・モ~ | Comments(2)

第243回目は第29回高松宮記念勝ち馬、栗毛の俊足馬"マサラッキ"です。

Seeking the Gold、Green Desert、Dancing Brave、Danzig、Broad Brush、Storm Cat等、当時の世界的種牡馬を父に持つ馬たちを相手に春のスプリント王の称号を手中に収めた馬は、世界的名馬である母と父の血を持つを持つ6戦0勝の種牡馬マグニチュードを父に持つ馬でした。

この年ほど(日本調教馬での)国際色豊かなG1もなかったと思います。方や仏G1であるモーリス・ド・ゲスト勝った名牝、もう一方は仏G1・アベイ・ド・ロンシャン賞を勝った直線競馬の鬼といえる超速馬。そんな日本競馬界の歴史の中でも屈指のスピード自慢が揃ったレースで並み居る快速馬を直線で一蹴したマサラッキ。G1勝ちこそこの一勝のみでしたが、これ程の名馬が集結したレースを制した事は何勝もの価値がある様に思えます。

そんな異色の俊足馬、マサラッキに会いに行きました。


b0234851_1456347.jpg


制した重賞全てが1200mとは本当に生粋のスプリンターだったねー。

b0234851_150582.jpg


おっ、あの派手な井出達と流星は正しくマサラッキ。

b0234851_1553677.jpg


マサラッキ、会いに来たよ。って近づいてきた!その歩く姿は正にG1馬の風格だ。

b0234851_15132049.jpg


初めましてマサラッキ、元気していたかい?

b0234851_15205818.jpg


今年で22歳とは思えない、若々しいお顔ですね。

b0234851_1530233.jpg


栗毛の馬体が本当に美しい。背中も全然たれてないしね。

b0234851_1540979.jpg


お食事中でもこちらを気にかけてくれるんだね。ありがとう、いつまでも元気でいてね。


見学中、近くに寄ってくれ、愛想を振りまいてくれた優しい仔でした。ただ、終始アブと格闘していたマサラッキに何もしてあげれなかった事は心残りでしたが...。

現在は種牡馬を引退し産まれ故郷の日進牧場にて功労馬として暮らしています。

現役を引退後、種牡馬入りしたものの血の変換の煽りと受胎率の悪さから二頭の産駒しか残す事が出来ず、現在に至っています。確かに血を残すという役目は殆ど出来ませんでしたが、牧場さんにとって何よりも大切なマサラッキがこうして産まれ故郷で余生を送れる事は最上に思えます。

栗毛の俊足馬・マサラッキ。その派手な風貌に負けることなく大きな仕事を成し遂げたね。余りにもあの時代のライバルたちの血統が良すぎる為か、君の血が地味とか、冴えないとか云われているけど私は決してそんな事は思わないよ。だって君の父は世界でも有数の超良血馬であり、そして何よりも君に受け継がれている能力とその栗毛の輝きは母系に流れる天下無双の大名牝・Pretty Pollyの血が受け継がれているのだから。故に大舞台での君の強さは決して偶然ではなく必然だと思っている。

歴代屈指のタレント揃いの春のスプリント戦を制した稀代の俊足馬マサラッキ。君の蹄跡はきっと多くのスプリンターファンの脳裏に刻まれているだろう。君の走りを誰よりも愛していた天国の増本先生の分まで長生きしておくれ。


アブに必死で尻尾で対抗する可哀想なマサラッキ(何も出来なくてゴメン)をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-03-26 18:00 | 馬名・マ~ | Comments(2)

第242回目は第45回阪神大賞典勝ち馬、マッハの衝撃波・栗毛の王者"マヤノトップガン"です。

この年の大賞典では最後方からの捲りという新たな脚質を試みて一頭だけ別次元の走りをして快勝したレースした。このレースでの走りが次走の天皇賞の驚愕な走りに結び付いたのかも知れません。

通算成績21戦8勝、クラシック、グランプリ×2、盾の総G1勝利数4勝。正に真の最強馬であり王道馬と呼べる成績です。晩期の成績に多少のムラはありますが、この馬が勝利するレースはどのレースも完勝と云える圧巻のレースばかりでした。強力な鞍上を背にこれ程、強さを誇示した馬もそういるものではありません。私は競走馬時の無類の強さが故に現役時は特に好きな馬ではありませんでした。しかし今となればこの馬の様に絶対的な古馬の存在があってこそ競馬の面白さがあった気がします。

この馬よりG1の勝ち星が多い名馬はただいますが、この馬の価値は今でも私にとっては最上級です。その理由は闘ってきたライバルの存在にあります同期のライバル・マーベラスサンデー、1つ下のバブルガムフェロー、1つ上の宿敵・サクラローレル、そしてナリタブライアン...。

今でこそ阪神大賞典といえばG2の中で然程、重要視されているレースとは思われていませんが、今や伝説となっている第44回阪神大賞典をリアルタイムで観ていた身としてはどんなG2レースよりもスーパーG2なのです。あれ程素晴らしいレースは生涯でも一度、観れるかどうかのものです。あの時は競馬という、一スポーツに魂を揺さぶられた瞬間でした。本当にトップガン、ブライアンには心から感謝したいです。

そんな思い出深い名馬・トップガンに念願叶って会いに行く事が出来ました。


現在は見学不可となっています。関係者様、施設には決して問い合わせ等はしないで下さい。

b0234851_14424895.jpg


ブラ様に、母父Blushing Groom、母系にVaguely Noble。私好みの素晴らしい血統だ。

b0234851_14431088.jpg


おー、そこにいるのは本当にトップガン...、夢でも幻でもないんだね...やっと、やっと会えた(泣)。

b0234851_14432942.jpg


何だろう、手が震えてピントがいつも以上に合わないや、何故かなー、オカシイナ...。

b0234851_14434928.jpg


やっぱり君を前にすると色々な思いが交差して感慨深いモノがあるね...。

b0234851_14444021.jpg


ってトップガン、まさか、正かでしょ?いっ、いつの間にこんなところに居たの?

b0234851_1445039.jpg


ありがとう、本当にありがとう。こんな近くに来てくれて。

b0234851_14452324.jpg


トップガン、元気そうで何よりだね。良く頑張ったね、君は本当に凄い馬だった。

b0234851_1444780.jpg


ありがとう、今日はただ君の姿を観れればと思っていただけなのに最後に最高の笑顔を撮らせてくれて...。今日の事は一生忘れないからね。この先も元気にしておくれ。


見学中、最初は放牧地の一番奥側にいて全然寄って来てもらえませんでした。しかし馬友さんと一緒に遠くから眺めていたらいつの間にか近くに寄って来てくれて、何度も顔を出して写真を撮らせてくれました。とても賢く、ファン想いの優しい仔でした。

現在はめっきり種付け数も落ちてしまいましたが、昨年も種付けをし種牡馬として最晩期を迎えています。勿論、私的にはトップガンの産駒をみていたい気持ちはありますが、今年で23歳になったトップガンの体力を考慮すればそろそろ種牡馬引退も良い時期に思えます。

後継産駒は少数ですが誕生しています。現役時のトップガンの活躍を知る身としてはもっと活躍馬を!と願う気持ちはありますが、現代のスピード志向の競馬では中々難儀な事ですので致し方ないと思います。しかしこれ程の名馬の血だけに後継馬たちには何とか血を繋いで欲しいものです。

競馬に関しては最上の騎手だった相棒とのコンビで並み居る強敵を相手にビッグタイトルを勝ち取った名馬・マヤノトップガン。ブライアンが早世した後、ブラ様の血を継ぐ名馬としてギムレットと頑張り続けてくれたね。ギムはダービー馬を誕生させる事が出来たけど、君はG1ホースを誕生する事が出来ていない。確かに種牡馬としては自身級の王道馬を誕生させる事が出来ていないが、現役時の君の走りは正に王者たる走りだった。現役時、私は君の正確無比な走りと圧倒的な走りを前に、何と面白味に欠ける馬だろうと感じていたんだ。今となれば、ブライアン派だった私はただ君の走りに嫉妬していただけなのかも知れない。私がこの頃の競馬界に君たち世代以上に熱い想いを持てないのは君の様な絶対的存在が少ないという事に思えるんだ。だから、この先は私の思い出の馬として、競馬界の一時代を築いた名馬として、そしてオーナーさんの宝馬として一日でも長生きしておくれ。

愁いな瞳を持つ、比類なき名馬トップガン。現役時は悲しき瞳を持つ馬といわれていたけど、そんなイメージは勝手にこちらが創り出したものだったんだね。だって今の君は少年の様に無垢で美しいものだった。本当の君の素顔は今の顔なのかも知れないね。君の世代を熱く語り合う人も少なくなってきている中、競馬の時計の針が止まっているのかも知れない私は今でも君たちの死闘を忘れる事が出来ない。君の走りを知らない世代に語り継いでゆく事が私が君から与えてもらったロマンの恩返しだと思う。この先も競馬界屈指の名馬として長生きしてくれ。

近くに寄ってきてくれ、柵越しに顔を出してくれている愛らしいトップガンをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-03-19 18:00 | 馬名・マ~ | Comments(4)

第64回目は第53回スプリングS勝ち馬”ブラックタイド”part2です。

父サンデーサイレンス、母ウインドインハーヘア。言わずもがな、あの近代日本競馬最強と謳われているディープインパクトの全兄です。余りにも偉大かつ生ける伝説となってしまっている弟がいるため、全兄ながら日陰の存在となってしまっている感もありますが、この兄も非凡な能力を持つ名馬だと思います。

この馬唯一の重賞タイトルとなったスプリングSのレースは今でもスケールを感じさせる圧巻なレースでした。今となれば鞍上の横山典弘騎手との手が合ったのもあったかも知れません。その後は脚と相談しながらの使い方だったので思う様な成績は残せませんでしたが、脚さえ持てばもっと活躍出来た一頭だったと思います。

そんなタイドに数年ぶりに会いに行きました。

b0234851_1438164.jpg


今日はタイド近寄って来てくれるかなー。

b0234851_14383581.jpg


久しぶりー、タイド。ってもう呼ぶ前に来てくれていたの?

b0234851_14385339.jpg


近くに居てくれてありがとうね。いつも感謝しているよ。

b0234851_14391349.jpg


今日は特に近距離だねー(笑)。それにしても、穏やかな表情だ。

b0234851_14393799.jpg


今日はお天気も良いいしー、ホント気持ちいいねー。

b0234851_1440087.jpg


タイドも気持ちいいかい?そういえば何か話す事ない?

b0234851_14402795.jpg


まあいっか、とにかく今、お勉め大変だから体調に気をつけてね。


見学中、ズ~と傍にいてくれた愛嬌の満点心優しき仔でした。

現在もブリーダーズ・スタリオン・ステーションさんにて種牡馬として繫養されています。

種付け数は初年度から150頭前後を常にキープし続けていて今では実績を兼ねた大人気の種牡馬となっています。産駒は毎年の様に重賞クラスを輩出し続けています。産駒の傾向としては全弟のディープと異なり瞬発力勝負の舞台よりは少し坂等があるパワー型の叩き良化型の産駒多い様に思われます。タイドの少しズブかった点とパワーが遺伝され、体質面では良化した産駒が多いと思います。

確かに競走成績も産駒成績も素晴らしい弟君に比べれば地味なもかも知れませんが競走成績を考えればこれ程まで種牡馬として大成出来たのはこの馬の非凡さもある様に思えます。いつの日か弟を越す産駒を誕生させて欲しいものです。

偉大なる父と母の血を受け継ぐブラックタイド。その優秀な血が受け継がれている事がきっと今の種牡馬成功としての原動力となっているのだろう。この先、君の数多き産駒から君の成し遂げれなかったクラシックのタイトルを齎す産駒が現れる事を祈っているよ。その時ライバル馬は弟の産駒だったら面白いね。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-03-17 18:00 | 馬名・フ~ | Comments(2)

第241回目は第29回報知杯4歳牝馬特別勝ち馬、黄金の名牝"ゴールデンジャック"です。

通算成績29戦4勝。重賞勝利数は2勝ながら、その2勝がクラシックトライアルのG2戦だけに能力はクラシック級のモノがあったと思います。牝馬クラシック戦線では常に上位人気をしながらもあと一歩のところでG1のタイトルを獲得する事は出来ませんでした。

しかし、その眩いまでの美しい風貌と気品、そして人馬とも初重賞制覇を成し遂げた四位騎手との直向きなコンビ愛に魅せられたファンは多く、勝ち星以上に人気があった一頭でした。

私にとってこの世代の牝馬は強さよりも個性派揃いの名牝揃いで大好きな世代でした。そんな素敵な名牝の中でも一際エレガンスな一頭であった事は間違いありません。

そんな大好きなジャック生前にのあと一歩で会う事は出来ませんでしたが、お参りに伺う事が出来ました。

b0234851_14355714.jpg


グレートマザー・コマーズと共に眠っているんだね。アナタたちの素晴らしき血は必ず繋がれて行くだろう。安らかに...


繁殖としては中央重賞で3勝したサイドワンダーを初め、多くの仔が勝ち上がっています。ラストクロップとなるヴィクトワールピサとの産駒にはジャックの成し遂げれなかったクラシック制覇の夢を託したいものです。

サンデー、トニービン、ブライアンズタイムと並ぶ四大種牡馬と謳われたアフリートを代表する産駒、ゴールデンジャック。アナタはクラシックとG1タイトルは得る事が出来ずとも、若き日の才能ある新人騎手に勝負の難しさ、厳しさを教えてくれた名牝だった。鞍上の騎手はきっとアナタと歩んだ一戦一戦が糧になり後にアナタのお陰で牝馬として64年ぶりのダービージョッキーとなる事が出来たと思う。本当に君は勝ち星以上に何か多くのモノを伝えた名馬だったね。

ジャック、アナタは早世してしまったけど、夢の続きはまだ続いている。残された夢の欠片が君の成し遂げれなかった悲願を叶えてくれたら、どれ程素晴らしいロマンだろう。栗毛の麗しく名牝よ、君の血は後世まで続くことだろう。天国から、産駒の活躍を母とも祈っておくれ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-03-11 18:00 | 馬名・コ~ | Comments(2)

第240回目は第34回報知杯弥生賞勝ち馬、未完の大物馬"ランニングゲイル"です。

後の春二冠馬、重賞常連馬、そして後の伝説馬が揃ったその年のクラシック戦線を占う最大のレースで一頭だけ別次元のレースを勝ち切った名馬・ランニングゲイル。

あの稀代の快速馬サイレンススズカの逸走?でも伝説となっている、この年の弥生賞ですが、もはや孤高の域に達していた天才ジョッキーが、この時惚れ込んでいたのは後の盟友スズカではなく、今回の主役であるゲイルでした。確かにあのゲートの不利があっての見せ場ありの8着は並の馬には出来る事ではありません。しかし、あの時、もしスズカがゲートをスンナリ出ていたところでまだ未完(精神的にも)であったスズカにこの馬を倒す事は出来なかったでしょう。それ位、着差以上に名馬誕生を感じさせるレースでした。

あれ程のスケールを魅せつけた1頭でしたが、故障に泣き続け、運にも見放された為かその後はOP特別の1勝止まりだったのはとても信じがたいものがありました。無事に使えていたら...勝つべき時に勝てていたら?と考えてしまう不遇の名馬でした。

そんな、未完の大物馬ゲイルに会いに行きました。

現在見学中止となっていますので牧場さん並び関係者様には一切連絡等はしないで下さい!

b0234851_14302579.jpg


初めまして、ゲイル。君に会いたかったよ、やっと会う事ができた。

b0234851_14312944.jpg


ホント、あの弥生賞はスカッとする最高のレースだったね。あの時から君に惚れこんでしまったよ。って警戒しているのかなー?

b0234851_1432664.jpg


ってその表情なら、全然そんなタイプじゃなさそうだね。それにしてもカワイイなー。

b0234851_14323027.jpg


ゲイル、ちょっと聞きたいんだけど、そこの柵のバー壊れているのって、もしかしてゲイルが壊したんじゃないの?何?「違うよ、ボクそんな事しないよー」ってホントかなー?

b0234851_14325986.jpg


だってさー、ホラ、こうしているじゃん?絶対そうだと思うんだけどなー。

b0234851_14333592.jpg


えっ、そうかなー、ボクじゃないと思うんだけど...」って?まだそんな事言ってるの?もーお。

b0234851_1434287.jpg


ゲイル、私は君の現場の写真を抑えているんだからね。観念しなさい!って別に良いよね。そこの草が美味しいんだから仕方ないよね。ただね、あんまり体重をかけ過ぎないでね、君に何かあったら大変だから。


見学中、ズ~~~と近くに寄り添って居てくれ、人馬ともズ~とこんな会話?をしながら過ごした幸せなひと時でした。とても人懐っこく甘えん坊な仔で益々大好きになってしまいました。

現在は産まれ故郷にて功労馬として過ごしています。

重賞戦線の名脇役馬だった父ランニングフリーから夢を託された一頭が父が挑めなかったクラシック挑戦権のキップを獲得しG1の勲章を得る。そんな素晴らしい夢は道半ばで途絶えてしまいましたが、この仔が受け継いだロマンは多くの人々に感動を与え、夢をみさせてくれたハズです。

生産者の夢と想いを託されたロマン馬・ランニングゲイル。ゲイル、確かに君の血統背景は時代の主流ではなかった。そして大牧場で産まれ育ち、周囲から期待を受け続けた馬でもなかった。しかし、そんな生い立ちすらも関係なしに掛け値なく応援、期待してしまうスケールとドラマを持つ1頭だった。残念ながら夢の続きは絶えたかも知れない。しかし君の魅せてくれた夢は決して覚める事はないだろう。

クラシックの登竜門・弥生賞の歴史にその名を刻む名馬ゲイル。たとえ君にG1の勲章が無くとも私からは最高の勲章を君に与えたい。これからも健やかに元気で...。

そんな甘えん坊かつチョイワイルド?なゲイルをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-03-05 18:00 | 馬名・ラ~ | Comments(2)

第130回目は第1回オーシャンS勝ち馬"ネイティヴハート"part2です。

重賞に昇格される以前からオーシャンSを6年連続で走り続け、その内2勝(1勝はOP特別時)もしたオーシャンSには欠かせない一頭でした。

地方デビュー馬ながら3歳戦(現2歳)から芝レースを使われ中央初戦アイビーSで勝利し、一躍3歳戦の主役に躍り出、その後は重賞戦線で活躍した馬でした。そんな堅実馬が重賞格上げとなった初年度のオーシャンSで重賞制覇を成し遂げ重賞ホースの仲間入りを果たしました。重賞勝ちは1勝ながらその1勝は地方馬にとっては何勝にも値する大きな勲章でした。

そんな地方の雄・ネイティヴハートに数年ぶりに会いに行きました。


b0234851_14241299.jpg


名前通り、強靭な心の持ち主だったね。

b0234851_14244999.jpg


ハート、久しぶり元気していたかい?

b0234851_14251450.jpg


また、お食事中の時だったね。でも今日はけっこう近くに来てくれているかも?もしや...。

b0234851_14253681.jpg


あっ、あれ?おーいハート、何もそっちの草を食べなくても...

b0234851_1426296.jpg


って、やっぱり今日もダメだったか(泣)。でも仕方ないよね...。

b0234851_14264563.jpg


だってハートは独りでノンビリと草を頬張るのが好きなんだもんね。また会いに来るよ。


現在もイーストスタッドさんにて種牡馬として繫養されています。

2009年にスタッドインしてから2014年まで毎年一桁ずつですが、種付けを行っています。その少ない産駒たちは地方ながら勝ち星を重ねる仔も出ています。この数から地方とはいえ、勝ち星が出ているという事は二桁以上の種付け数があれば中央での勝利、そして親仔重賞制覇も夢ではないと思うだけに何とか産駒に活躍馬が出てきて欲しいものです。

Caro系の血を継ぐ父スターオブコジーンの血も魅力ですが、この馬の最大の特徴は何といっても母系に流れる名牝サンサンの血でしょう。生産者さんたちがこの血を何とか繋いでいきたいという気持ちがヒシヒシと伝わる1頭です。

3歳から長きに渡り活躍し続けたネイティヴハート。君は地方馬ながらダートはからっきし走らなかった。並の地方馬ならその時点で競走生活が絶たれてかも知れない。でも君のデビュー地は地方で唯一芝コースを持つ盛岡競馬場だった。そんな時から君は名馬だけが持つ強運を得ていたに違いない。地方所属のまま走り続けた事はかなりのハンデがあったろう。そんな逆境にも負けず長きに渡り走り続けれた精神力はきっと君に受け継がれた血の影響だろう。

大名牝の血を受け継ぐハート。地方所属ながら中央の短距離戦線に挑み続けた君の姿勢は後世にまで語り継がれることだろう。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-03-03 18:00 | 馬名・ネ~ | Comments(2)