<   2014年 05月 ( 6 )   > この月の画像一覧

第210回目は第43回東京優駿勝ち馬、罪深きダービー馬「犯罪皇帝」"クライムカイザー"です。

未だに最高世代と呼ばれるあのTTG世代のダービー馬。

京成杯、弥生賞と勝ち進むものの、世代屈指のライバルに東京4歳S、皐月賞でテンポイント、トウショウボーイに勝てず迎えたダービー。「闘将」の異名を持つ・名手・加賀武見の名騎乗も冴え渡り、トウショウボーイを振り切って勝ち取ったダービー馬の称号。名の通り、世代のTOPに上り詰めた皇帝です。

誰もがこの年の勝ち馬はテンポイントかトウショウボーイかと思っていたレースで、正かの大罪を犯してしまった事で「犯罪皇帝」という欲しくない仇名がついてしまいますが、クライムカイザーは紛い無きダービー馬であり、世代屈指の名馬である事は今も変わりありません。

名アナウンサーである盛山毅の実況の落胆ぶりも印象深い為かダービー馬と云えば真っ先に浮かんで来るのがこの馬です。

b0234851_1218618.jpg


G1は一勝かも知れないが、その一勝は何物にも代え難い一勝だ。何を言われようが君があの世代のダービー馬であることに変わりはないのだから...(合掌)。

写真のお墓は静内町の桜舞馬公園(オーマイホースパーク)に建てられているものです。産まれ故郷の光伸牧場にもお墓はあるそうです。

産駒は最大のライバルだったトウショウボーイに比べると天と地、位の違いがありますがTTGよりも長生き出来た事が何よりに思えます。

罪深きダービー馬」、クライムカイザー。君は決して悪人でもなく犯罪者でもなかった。この先も日本競馬界史上最高のスター世代のダービー馬として天国から見守って下さい。今年の東京優駿も君の様な大物食いの馬が現れたら面白い事になりそうだね。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2014-05-28 18:00 | 馬名・ク~ | Comments(6)

第209回目は第52回優駿牝馬勝ち馬、「裸足のシンデレラ」"イソノルーブル"です。

通算成績8戦6勝、重賞3勝。勝ち鞍が1000~2400m、その殆どを逃げ切りで勝ち切った快速牝馬です。前走まで5連勝で迎えた桜花賞で落鉄のアクシデントがあり、初の敗北をした後、迎えた本番オークス。

人気実力とも最高クラスの世代の並み居るライバルの強襲を振り切り大外枠から逃げ切り勝利を収めました。もし、蹄鉄が外れていなかったら...、ぶっつけ本番でエリザベスを迎えていなければ、もしや三冠馬だったのでは...と思ってしまう程の名牝でした。まあ、この年の三冠牝馬路線はそれぞれが最高の馬が勝ったと思っているので文句はないのですが...。

松永幹夫騎手(現・調教師)のGI初勝利馬で牝馬のミッキーと呼ばれる所以の馬です。私的にはミッキー=ルーブルのイメージの馬です。

最高アイドル世代を代表する一頭に念願叶って会いに行く事が出来ました。

今回の写真にはロゴマーク?の様なものを入れさせて頂いています。この配慮は見学先の方が写真を転売もしくは配布する事は止めて欲しいとおしゃっていた為です。見苦しい写真ですが何卒、ご了承ください。

b0234851_14204363.jpg


おー、愛しのルーブル。会えてホントに嬉しいよ。

b0234851_14205861.jpg


まさか、君とこうしてツーショットを撮れる日が来るとは...(泣)。
(牧場さんのご厚意により写真を撮らせて頂きました、ありがとうございます。)

b0234851_14211012.jpg


うぉー、どうした?どうした?ルーブル、そんなに寄って来て...。

b0234851_14212234.jpg


って、そうか、ただジッとしているのが嫌になったんだね。ゴメンね、私の為に...。

b0234851_1421341.jpg


お水も飲みたかったんだねー、悪かったね。

b0234851_14214749.jpg


もういいよ、ありがとうね。後はのんびり、自分の好きな所に行ってね。

b0234851_14215842.jpg


この大きい放牧地でのんびり過ごすんだよ、長生きしてね...。

正かこの写真を撮った三ヶ月後にお別れとなってしまうとは思いませんでした。長らく蹄葉炎を患い、辛い状況が続いていたのですが、牧場の方の手厚い看護により、元気を保っていただけにこれからも元気でいてくれるものと思っていただけに大変悲しいです。

引退後は繁養先だった村下農場さんにて繁殖牝馬となり、数年前に繁殖を引退しそして悲しい事に昨年、亡くなってしまいました。

繁殖牝馬として11頭の産駒を残したものの重賞制覇の夢は残念ながら叶える事が出来ませんでしたが、ルーブルの孫にあたる、孝行娘イソノスワローの息子モンストールが重賞制覇を成し遂げました。スワローには何とかルーブルの血を繋いでいってもらいたいものです。

ルーブル、オークスの週を迎える毎に君の事を思い出してしまうよ。私にとって君たちの世代は牝馬三冠戦の象徴なんだ。ホント、良きライバルに恵まれたよね。やっと会えたと思った矢先に亡くなってしまったので凄く悲しいけど、君と会えた事は私の大切な思い出となったよ。引退してからズーと蹄葉炎に悩まされて痛かったろう?そちらではもう、辛い思いをしなくていいから少しはいいかい?不良の事故で亡くなってしまった二人の息子たちと仲良く穏やかに暮らしてね。これからも君の血、そして蹄跡は永遠に継がれてゆくハズだから...。

牧場の方のお陰で間近で観させて頂いた、生前のルーブルの気品ある姿をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2014-05-23 18:30 | 馬名・イ~ | Comments(4)

第208回目は第49回優駿牝馬勝ち馬、「偶然が産み出した、夢の馬」"コスモドリーム"です。

始めに注意致しますが、この馬は現在見学不可となっています。当馬は当ブログ主が牧場の方のご厚意により、異例に会わせて頂いたものですので、牧場等に問い合わせは一切行わないで下さい!


これ程稀有な生立ちを持った名牝もいないでしょう。母スイートドリームの気性(癖)が幸いし、当て馬であったブゼンダイオーと偶発的に種付けされ産まれたG1馬。少し、失礼な言い方かも知れませんが、後の産駒が地方で一勝のみという実績を考えれば正に突然変異の名馬と言える気がします。

熊沢重文騎手、名伯楽・松田博師に初G1のタイトルを齎した馬であり、牝馬のマツパク!のイメージの由来である馬だと思います。

オークス勝利後は重賞勝利こそ無かったものの、重賞戦線で牡馬と一歩もひかないレースをしていただけに、G1勝ちがフロックではない事を証明しています。怪我さえなければ、タイトルが一つや二つ増えていたかも知れません。

b0234851_18103284.jpg


初めましてドリーム、奇跡の馬に会えて嬉しいよ。

b0234851_18105978.jpg


もうすぐで30歳とは思えない位の若々しい馬体だねー。

b0234851_18112952.jpg


食欲旺盛だねー、草は美味しいかい?その食欲が若さの秘訣なのかもね。

b0234851_18112493.jpg


アップで一枚撮らせてね。とっても良い表情しているなー。

b0234851_1811574.jpg


あっ、ちょっとこっちを見てくれたー!感激だなー、アリガトウね。

b0234851_1812790.jpg


おっ、やっと顔を上げてくれた!優しいなー。って、ただ単に「食事中にうるさいよ!」って、ゴメン。

b0234851_18203559.jpg


そうだよね、レディーの食事中にズケズケとスイマセン...。でもホント元気そうで良かった。これからも穏やかに過ごしてね。


現在は繁殖を引退し、のんびりと過ごしています。

父の父が名馬ダイコーターだけに府中2400mで獲り忘れたタイトルを孫娘が届けてくれたのでしょうか...、改めて血の奥深さとロマンを感じさせる一頭です。それにしても、こういうロマンがあるからこそ、競馬は面白いです。いつの日か第二、第三のドリームが現れて欲しいものです。

ドリーム、産駒は君なみの名馬は産み出す事が出来なかったけど、君が残した偉大なる蹄跡はこの先も未来永劫語り継がれるだろう。私は君の様な血統の仔、頑張り屋さんの引退後が幸せになることが何より嬉しいんだ。この先、君の余生が穏やかで優しい日々に包まれることを祈っているよ。

歳を感じさせない、若々しい姿で青草を頬張るドリームの姿をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2014-05-21 17:33 | 馬名・コ~ | Comments(6)

第9回目は第53回京王杯スプリングC勝ち馬"スーパーホーネット"part2です。

前哨戦ではフサイチリシャール、キストゥヘヴン、ウオッカ、カンパニー等の並み居るG1馬たちに競り勝ったものの、G1のタイトルには(本当に)あと一歩だけに届きませんでした。

通算成績31戦10勝。G2、4勝。G1馬になれずとも、長きに渡り必死に走り続けた素晴らしい名馬でした。今を時めく人気調教師・矢作先生もこの馬から教わった事はただある様に思えます。思い出のレースはあの名牝・ウオッカを破った毎日王冠、本当に痺れたレースでした。1800mのG1があったとしたら、この仔はG1馬となっていたかも知れません。

二年ぶりに彼に会いに行きました。

b0234851_7563492.jpg


おーい、ホーネット!元気してたかい...って、夕餉の時間だったか...。

b0234851_7564512.jpg


おー、久しぶり、ありがとう、わざわざ顔を出してくれたのかい?

b0234851_7565560.jpg


どうした?そんな顔をして、びっくりしたのかい?

b0234851_757463.jpg


相変わらず、若々しくキレイな顔しているねー。

b0234851_757138.jpg


って、ホントは眠かったんだねー、ゴメン、そんな時に気を使わして...。

b0234851_7572583.jpg


お見送り、ありがとうね。最後まで気遣ってくれてありがとうね、またね。


見学中、お腹が一杯になって眠い中、ズ~と顔を出し続けてくれたサービス精神旺盛の優しい仔でした。

現在、アロースタッドさんにて種牡馬として繫養されています。

種付け数は初年度から三年間で17、4、4頭と大変厳しい状態となっています。父ロドリゴデトリアーノ、名馬El Gran Senorの血を継ぐ数少ない後継馬として是非とも頑張って欲しいものです。

ホーネット、君は本当にあと一歩だけビッグタイトルに届かなかった。確かに厳しい状況だと思うけど、その悔しさを産駒に託し、いつの日かG1タイトルを齎す名馬の誕生を夢みているよ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2014-05-14 18:00 | 馬名・ス~ | Comments(4)

第207回目は2001年プリンシパルS勝ち馬"ミスキャスト"です。

ビッグゴールド、トレジャー、ハッピールック、メイショウラムセス等、後の古馬戦線で活躍する名脇役を退けて勝ち取ったダービーへの出走権。しかし、レース後に骨折が原因で長期離脱。復帰後は長らく勝利出来ず、自己条件から勝ち星を重ねながらも重賞には一歩届きませんでした。

トライアルをレースレコードで制した能力と超が付くほどの良血馬だけにクラシックは無理でも母同様にマイルG1最低でも重賞制覇は間違いないと思っていた馬だっただけにいつもながら故障が悔やまれる一頭です。


b0234851_1902526.jpg


ミスキャスト、久しぶり元気だったかい?

b0234851_1903636.jpg


って、驚かしちゃってしまったかな?ゴメンね、びっくりさせて。

b0234851_190121.jpg


めっちゃ、警戒されている。怒っちゃったのかなー?

b0234851_1914872.jpg


せっかく遊んでいたのに、悪かったね。でもね、明日君のママに会いに行くから挨拶をしようと思ってね。それで...。

b0234851_1904688.jpg


えっ、ホント?」ってホントだよ、明日は君の産まれ故郷に行くんだ。何かお母さんにメッセージがあるかい?

b0234851_1915986.jpg


あれ、急に黙りこんじゃったなー、何か思い出させてしまったのかな?

b0234851_192942.jpg


それにしても凛々しく勇ましい顔だなーって、そうか!君はこうして「種牡馬として私は頑張っています、なので心配なさらないで下さい」って言っているんだね。よーし、わかった明日はフーちゃんに孝行息子は元気で頑張っているよと言っとくね。今日はありがとう。

見学当初、始めは人目を避け正面からの撮影を拒んでいる様子でした。しかし、母であるフーちゃんの事を話したらキチンと顔を出して話を聞いてくれる、優しくて、とても繊細で利口な仔でした。

現在はアロースタッドさんにて種牡馬として繫養されています。

自身はG1はおろか重賞を制覇する事が出来ませんでしたが、種牡馬としては孝行息子ビートブラックが父の悲願を達成してくれました。しかしながら、種付け数はそれ程伸びず、昨年はついに4頭となってしまいました。やはり勝ち上がり頭数が少なすぎるのがネックなのかも知れません。そんな厳しい状況でもG1ホースを輩出したので能力は非凡なモノがあると思うのですが...。

愛息子ビートブラックが後継種牡馬となれなかった事は非常に残念ですが、何とかまだチャンスがあると思うので頑張って欲しいものです。

ミスキャスト、君は偉大なる母に重賞のタイトルを齎す事は出来なかったけど、君は種牡馬となって母の血を繋ぐ事が出来た。今度は君の番だ、君が現役時代、発揮出来なかった能力を引き継ぐ名馬の誕生を夢みているよ。頑張れ、ミスキャスト。

馬房横の壁を噛み続ける、シャイなミスキャストを観たい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2014-05-07 18:00 | 馬名・ミ~ | Comments(4)

第70回目は名牝を輩出した偉大なる父”スズカマンボ”part2です。

くせ者の一発屋(イメージ)から今では時の人(馬)の父親として大注目されているマンボに久しぶりに会いに行ってきました。

b0234851_1548119.jpg


おっー、マンボ。久しぶり元気でしたかー?

b0234851_15484297.jpg


そうそう、前回は何故か柵があってお顔をみせてもらえなかったからねー、それにしても良いお顔だねー。

b0234851_15491396.jpg


いやー、いつかはやる仔だと思っていたけど、正かあれ程の名牝がこんなにも早く誕生するとは...ってゴメン話が長いよね。マンボ、君は大人しい仔なのかなー?

b0234851_1551820.jpg


えっ、どうした?急にそんなカワイイお目をして?それにその表情は何だい?

b0234851_15494977.jpg


出たー!大あくびー!やっぱりマンボはこうじゃないとね。

b0234851_15502673.jpg


あまりにも凄いんでもう一枚撮っちゃうよ、それにしても笑えるわ....。

b0234851_15514329.jpg


「面白かったかい?」ってそりゃーもう、最高だったよ。ホント、マンボは人懐っこくて愛嬌満点で大好きだよ。

今回の写真は前回の写真より大幅に(お笑いの点で?)リニューアルすることが出来ました!全てマンボに感謝したいです。

現在もアロースタッドさんにて種牡馬として繫養されています。

昨年は孝行娘メイショウマンボの他に地方でもたくさんの産駒が活躍しました。中央でもダート勝ち等の産駒がけっこうな数、出始めてきています。前回の記事を書いた時から種牡馬としての評価はガラリと様変わりしてきています。そうなんです、マンボは血統背景からみても必ず大物を誕生させる能力はあったのです。なのでこの馬からこの先もどの様な名馬が誕生しても決して驚きではありません。

マンボ、私は君の能力を信じ続けてきて本当に良かった。君は親仔G1制覇を成し遂げ、孝行娘が今、有数の名牝となった事で君の能力が非凡でない事を世に知らしめる事が出来た。でも欲を言うとどうだろう?機は熟した気がするんだ。そろそろ後継種牡馬を輩出しても良いんじゃないか?君と同じく盾獲りも良いし、君の届かなかったクラシック制覇も凄く良い気がする。もう、遠慮はいらない君の能力と良血、そして時にはユーモアも世に知らしめておくれ。

そんな飾らない名(種牡)馬マンボの人懐っこい姿を観たい方はこちらもどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2014-05-01 18:00 | 馬名・ス~ | Comments(4)