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第74回目は「四白流星、六馬身」ダービー馬”メリーナイス”です。

映画『優駿』のオラシオンのモデルでもあったスターホース。派手なルックスと度肝を抜くダービーの勝ちっぷり、そして有馬記念での伝説の落馬...等、あらゆる面で話題になった馬です。そんな偉大な名馬の末路を誰が想像出来たでしょう...。

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(ヒドイ写真でスイマセン。牧場巡りを始めた頃で、これはまだ古い携帯で撮っていたので...)
近くで呼んでも全く反応がなく、寂しげで、明らかに人を避けている感じの様子でした。


私が会いに行くことが出来たのはメリーが亡くなる半年前くらいの頃でした。彼は現役を引退後、種牡馬生活を始め中央で2頭の重賞ホース(マイネルリマークとイイデライナー)を輩出しました。しかし時代の流れかそれ以降あまり肌馬を集められず、種牡馬を引退。その後、信州のある牧場で余生をくらしていました。ある事情から2007年から浦川町の渡辺牧場さんで余生を過ごし、2009年に最後を向えました。

彼と会った時の印象は人間のエゴによって、たらい回しにされたためか、とても深い悲しみを抱いて、人間不信に陥っているように思えました。ダービー馬という輝かしい栄光を持つ馬の末路がこれ程、悲しく、虚しい終わりでよいのでしょうか?

せめてもの救いは終の棲家が馬たちにとっての最良の場所、渡辺牧場さんであったことでしょう。奥様の話によると、心を閉ざしていたメリーが、晩期には娘さんには心を開いていたらしいです。一秒でも早く渡辺牧場さんに来ていればもっと長生き出来ていたはずなのに...と思ってしまいます。

ド派手なダービー馬、メリーナイス、私は一生、彼の勇姿を忘れません。メリー、今年も君が主役だっだレースが始まるよ...。
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by HakodateMagosaku | 2012-05-23 17:29 | 馬名・メ~ | Comments(0)

第73回目は「牝馬の河内」の夢を叶えた馬”アグネスフライト”です。

祖母は優駿牝馬の勝ち馬アグネスレディー、母は桜花賞の勝ち馬アグネスフローラ、そして全弟には皐月賞馬、名馬アグネスタキオン。河内騎手に縁のある血統背景を持つこの馬が、彼に初のダービーのタイトルを与えました。

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重賞2勝ながら、その中にダービーがあるのはこの血統ならでは...。

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お食事中のフライトを激写。横目でチラリとこちらを見てくれています。

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近寄ってきてくれましたが、残念ながら柵がありこれまで...それにしても美しい眼差し。


私が会いに行ったのは日高SSの頃でまだ現役種牡馬でした。印象としては良家のお坊ちゃまらしく気品があって賢そう、しかしどこか寂しげな雰囲気を持っている馬だなーと思いました。

弟とは違い、優秀な産駒に恵まれなかったため、この後種牡馬を引退し現在は社台ファームで功労馬として過ごしているようです。なぜ、同じ血統背景ながら仔に恵まれなかったのでしょうか?やはりこの一族特有の体質の弱さと引退のタイミングのズレがあったのかも知れません。何とか数少ない残された産駒に期待したいものです。
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by HakodateMagosaku | 2012-05-22 16:41 | 馬名・ア~ | Comments(0)

第72回目は栃栗毛に四白流星「未完の大器」”ダイナマイトダディ”です!

同期にはあのスーパースター”トウカイテイオー”。流石にテイオー程ではなかったものの、その派手な姿と強烈なネーミングでかなりの人気を博した馬でした。G1には届かなかったものの、重賞3勝をした実力は本物。特に超強烈なメンバー(ダイタクヘリオス、ダイイチルビー、スカーレットブーケ、そして覚醒前のヤマニンゼファー)が出走した京王杯スプリングCの勝利はG1級の価値があると思います。本当に怪我がさえなければ...という言葉が付きまとってしまいます。


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いつもなら、ここでダディは走り回っているのか...

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初めましてダディ、ずーと会いたかったよ。

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現役時は気性が激しいイメージだったけど、歳を重ねてすっかり丸くなったのね。

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今年で24歳!とは思えない若々しさと澄んだ瞳...。吸い込まれそうです。

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な、何なんだ!このあどけない表情は!かわいすぎる...

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バイバイ、ダディ。いつまでも元気でね、また会いに行くよ。


長年会いに行きたかったダディに会えることが出来て本当にうれしかったです。現在は種牡馬を引退し、十勝軽種馬農協種馬所にて繋養されています。種牡馬を引退した後、実はダディは廃用寸前の状態にまでなっていたそうです。そんな中、現在の所有者である中川さんが引き取り穏やかな生活を送れています。

夢や希望を与えてくれてきた馬たちが自分の知らないところで処分されてゆく...。競走馬として生まれた宿命といってしまえばそれまでですが、とても悲しい限りです。現役時代に愛し追いかけた馬たちの引退後の動向を一頭でも、追いかけそして少しでも支えて行きたいと改めて決意しました。

見学に行った私達を不思議なダンスで迎えてくれているダディを観たい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2012-05-11 17:11 | 馬名・タ~ | Comments(0)

第71回目は栗毛、大流星の変則二冠馬”ディープスカイ”です。

初勝利まで6戦を要しながらも頂点に辿り着いた名馬。
勝利数は5勝しかないが覚醒後の毎日杯からの4連勝は世代最強の証。古馬になってからの勝利はないものの強豪G1馬との連戦に次ぐ激戦は勝ち星に近い価値があると思います。あの最強牝馬2頭と凌ぎを削った天皇賞・秋は後世にまで語り継がれる名勝負と呼ばれるでしょう。


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スカイ、こんにちは元気してたかい?

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おとなしい仔なのかなー?

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なんだちょっと眠たかったんだ...。

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それでも顔を出して挨拶してくれたんだ、優しいねスカイは。

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まだ寝ぼけてるなー、ゴメンネ、うるさくして起こしてしまって。

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こっち観た!なかなかお惚け顔で愛嬌がある顔ですねー。

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バイバイ、スカイ!いい仔をたくさん出すんだよ。期待しているからね。


現役時代から気性は穏やかで知られているスカイですが、牧場のスタッフの方のお話によると、並み居る種牡馬仲間(ムーン、ファンタスティックライト、アルカセット等)の中でも一番最初に厩舎に戻さないと酷く機嫌を損ねるらしいです(笑)。何て無邪気なんでしょう!その時のスカイの表情もカワイイんだろうなーと想像してしまいます。
急死した父タキオンの後継種牡馬として期待を一心に受けて種牡馬生活を送っています。名牝アグネス一族の血に、母父Chief's Crownの良血だけに産駒への期待は高まります。将来、スカイと親子2代の変則2冠馬の誕生も夢ではないかも知れません。私的にはあらゆる意味で非常に期待したい一頭です。がんばれ、スカイ!
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by HakodateMagosaku | 2012-05-01 15:41 | 馬名・テ~ | Comments(0)