カテゴリ:馬名・ヤ~( 7 )

第257回目は安田記念連覇馬、「西風の神」"ヤマニンゼファー"です。

国際競走となった安田記念を連覇で制し、名実ともに最強マイラーとなった名馬です。しかし、この馬が歴代屈指の名馬と云われる由縁は天皇賞・秋のタイトルも獲得していることでしょう。並み居るライバルを相手に適正距離を超え、勝ち獲った中距離タイトル。スプリントのタイトルこそ獲得出来ませんでしたが、最強マイラーの領域を超えた歴史的名馬です。

十数年前に私が当時知り合った競馬記者を目指している方に「アナタの最強馬は?」と問いたところ真っ先に言われたのはゼファーでした。当時の私には「最強マイラーでは?」という疑問が付いたのですが、今となればその答えが強ち言い過ぎではないように思えます。

この頃から競馬を観てきた私にとっては、残念ながら近年のマイラー界には圧倒的な実力と人気を兼ねるスターホースが乏しくなった感があります。勿論、今の仔の方がタイムや海外実績はあるだろう?と思われる方もいるでしょうが、本当にこの時代には人気実力を兼ねた短距離名馬が多くいました。ゼファーが勝たなかったら、ルビーが、ヘリオスが、またはフラワーが、ラブリイが、そしてバクシンオーが...。兎に角この時代は主役が勝ち、時代を切り開いていた時代だったと思います。この先、マイラー界に素晴らしいスターホース、そして最強のライバルの誕生を期待したいです。

いつになっても私の人気最強マイラー時代の代表馬ゼファーに念願、悲願叶って会いに行く事が出来ました。

b0234851_2146638.jpg


ゼファーは間違いなくヤマニン軍団の最高傑作だね。

b0234851_2147116.jpg


おっ、そこにいるのはゼファーなのかい?何とも神々しい。

b0234851_21481028.jpg


ゼファー、やっと、やっと会えた(大泣)。今年で27歳かー、お互い歳をとったねー。でも元気にしている様でホント良かった。

b0234851_21501399.jpg


ゼファー、寄って来てくれたのかい?本当にあのゼファーが目の前にいるのか...。

b0234851_21515336.jpg


食欲はたっぷりあるんだねー。沢山食べて長生きするんだよ。

b0234851_21532611.jpg


おっ、こっちを向いた。こんにちはゼファー、初めまして。うるさくしてゴメンね。

b0234851_21544984.jpg


気にしないで食べてね。穏やかな表情だけど、眼光の輝きは未だ健在だね。

b0234851_21555577.jpg


仲良しのエスコートとのんびり暮らすんだよ。ありがとうね。


現在は産まれ故郷である錦岡牧場さんにて功労馬としてのんびりと暮らしています。

競走馬を引退後は種牡馬入りし繁忙期には百頭以上の産駒を産み出しましたが、血の変革が起きた為か、残念ながら自身級の後継馬には恵まれませんでした。母系に流れる名種牡馬Blushing Groom、ガーサント、ハクリヨウの血を汲み、「短距離路線の開拓者」と呼ばれた偉大な父ニホンピロウイナーの血を繋ぐ馬として何としてもゼファーには後継馬を輩出して欲しかったのですが...。

日本競馬で父以上の活躍馬になる事は極稀な事です。偉大な父を超え、歴史的名馬にまで辿り着いた孝行息子・ゼファー。この先、君以上のタイトルを獲得する名馬が誕生したとしても、君の蹄跡を忘れる事は無いだろう。オーナーと父の願いを叶えた夢の名馬・ヤマニンゼファー。夢やロマンをありがとう。

君が齎した心地良いそよ風は今も私の胸にそよいでいる。

放牧地で草を頬張るゼファーをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-06-03 18:00 | 馬名・ヤ~ | Comments(4)

第23回は第33回産經大阪杯勝ち馬、四白流星の王子様”ヤエノムテキ”part3です。

スーパースター揃いの世代の中でも一際輝きを放っていた名馬でした。

強さの点は同期のオグリ、クリークの方が分があるでしょうが、美しさと愛らしさではこの馬が一番だったと思います。派手な風貌そのままにターフを駆け抜けた競走馬ヤエノムテキ。強さと美しさを兼ねた素晴らしき名馬でした。

現役時も好きな1頭でしたが、私がこの馬の事を大好きになったのは引退後に出会ってからでした。そのヤンチャさ、底なしの愛らしさと可愛らしさに魅せれられ続け、会うたびに好きになってしましました。

そんな愛おしいヤエノが昨年還らぬ事になってしまった事は非常に悲しい事でしたが、お墓が建立されたの事ですのでお参りに行きました。


b0234851_9295592.jpg


ヤエノ、本当に土に還っちゃったんだね。あんなに元気だったじゃないか、何で、なんでなの?寂しいよ、ただ寂しい。

b0234851_10212811.jpg


君と出会えて本当に良かったよ、君と過ごしたひと時決して忘れないからね。


現在、優駿メモリアルパークさんにて眠っています。

これ程の名馬の血を後世に残す事が出来なかったのは非常に残念ですが、終生までこれ程までにファンと関係者様に愛され続け終焉を迎える競走馬はほぼ皆無です。そんな馬生を送る事が出来たヤエノの馬生はとても幸せだったと思います。

イタズラ小僧で甘えん坊のヤンチャ王子、ヤエノ。天国ではオグリやクリーク、チヨノオーたちに会えたかい?積もる話も沢山あるだろう。そして一番会いたかったシヨノロマンには会えたかい?現世では結ばれる事はなかったから、そちらでは仲良く出来るといいね。


四白流星の栗毛の王子様・ヤエノムテキ。私は君の井出達と舞を忘れない。天国では仲間たちと仲良くしておくれ、ありがとう、安らかに...。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-04-02 18:00 | 馬名・ヤ~ | Comments(4)

第191回目は第42回京成杯勝ち馬、「熾天使」"ヤマニンセラフィム"です。

父サンデーサイレンス、母・超良血馬ヤマニンパラダイス。活躍を確約された様な決定的な良血馬でありながら母同様、怪我に泣かされ思った以上の成績を残せすことが出来ませんでした。

唯一の重賞制覇となった京成杯はローマンエンパイアと同着という珍記録も記憶に残る一戦です。肢元が良かったらもっと大きいタイトルの獲得も夢ではなかったと思わせるスケールを感じさせる馬でした。

b0234851_218387.jpg


おっと、セラフィム。こちらが紹介するまでもなく自己紹介しているね(笑)。

b0234851_2195317.jpg


元気そうで何よりって、どうした?そんな顔して。何を訴えているんだい?

b0234851_2182110.jpg


セラフィム、どうした、どうした?そんなに体を左右に揺らして...。

b0234851_2191453.jpg


おっ、急に走り出した!なっ、何?どうしたんだ?

b0234851_2191350.jpg


な・にー?何してんのセラフィム。柵際を右往左往して...。

b0234851_21102325.jpg


欽ちゃん走りしながらも自己紹介しているのが笑える!それにしても...

b0234851_21101083.jpg


アンタさん何という表情しているのー?バイキンマンみたいな顔になってるよー!超最高だね!まだまだ種牡馬として頑張れそうだねー。安心したよ。

現在はレックススタッドさんで種牡馬として繫養されています。

見学中、近寄ると終始こちらに何かを訴えるように柵際を欽ちゃん走りで駆け、立ち止まり。笑顔を振りまいていました。ホント、凄い愛嬌満点の仔でした。

種牡馬としては種付け数は少ない中で重賞ホースを産み出しました。昨年は種付け数が一桁となってしまいましたが、これだけの良血馬だけにまだまだ一発を秘めた産駒の誕生も夢ではないと思っています。

セラフィム、君は天下の良血牝馬パラダイスの血を引く後継者だ。君が現役時に思う存分暴れる事が出来なかった分、まだまだ産駒に暴れてもらうとしよう。土井オーナーの夢を乗せこれからも元気で頑張ってね。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2014-01-16 18:00 | 馬名・ヤ~ | Comments(4)

第186回目は第51回阪神3歳牝馬S勝ち馬"ヤマカツスズラン"です。

今、振り返っても牝馬Sの逃げ切りでの勝ち方はカッコイイの一言です。骨折さえなければ同条件のクラシックも夢ではなかったのかも知れないと思ってしまいます。骨折明け後も牝馬レースやダート交流重賞等でも勝利した馬だけに能力は非凡だった思います。世界の天才騎手Michael Kinaneが日本馬で勝った唯一の馬でした。

b0234851_16203097.jpg


この場所に快速牝馬が眠っているのか...それにしても早過ぎるよ、スズラン。

現在は桜舞馬公園(オーマイホースパーク)にて眠っています。

産駒は5頭輩出しているものの、未だ自身の成績を超すような産駒には恵まれていません。しかし、産駒は比較的牝馬が多いのでスズランの血が絶える心配は今のところないというのが安心です。

父であるジェイドロバリーのスピードを受け継ぎG1制覇まで成し遂げた名牝スズラン。早世してしまったのは非常に残念だけど、君の美しさと走りはいつまでも忘れないよ。残された産駒たちから必ずや君の血を後世まで繋ぐ名馬が現れることを信じているよ。ただ、安らかに...。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2013-12-04 18:00 | 馬名・ヤ~ | Comments(4)

第158回目は第38回函館記念勝ち馬"ヤマニンリスペクト"です。

(旧)3歳から期待されたものの、中々結果に結びつかず20戦目にして悲願の初重賞制覇。しかし、この重賞が最初で最後になるとは...大事な時期での故障が無ければもう1つ2つは勲章が増えていたかも知れません。

b0234851_11585546.jpg


おっ、そこに居るのは愛しのリスペクトでは...?

b0234851_1159589.jpg


会いたかったよー、わざわざ挨拶にしてくれるんだね、ありがとう。

b0234851_11593875.jpg


って、どうしたのー?遠ざかって行かないでよー。

b0234851_11591632.jpg


立ち止まった!まだ警戒しているのかな...?

b0234851_11595358.jpg


うぁ、いつの間にこんな近くに。リスペクト元気だったかい?

b0234851_120496.jpg


初めまして、あなたの一番上のお兄さんの頃から応援していたよ。

b0234851_1201382.jpg


そうそう偉大なお兄さんたち、そしてお母さんの大ファンなんだ。

b0234851_1202131.jpg


もちろん、君のファンでもあるよ。それにしても君は本当に気品を感じさせる端整な顔立ちだね。

b0234851_1203155.jpg


後姿のにも良血馬のオーラがあるなー、君の潜在能力はきっと本当に凄かったんだろうね...。


現在は産まれ故郷近くのヤマニンベン牧場さんで功労馬として繋養されています。

見学中、遠くに見えるシカを見ていたり、放牧地の柵の際を何回も行ったり来たりと走り回っていました。その走りを目の当たりにしてあまりの素晴らしい走りっぷりに、この仔はまだ走りたがっているのかなーと思ってしまいました。改めて怪我さえなければ...という浮んでしまう位の雄大な走りに魅せられてしまいました。

私的にはこの馬の一族にとても思い入れがあるで、この馬の(半)兄であるミラクル、アビリティを物凄く応援していました。特に長兄であるミラクルはデビューの頃から応援していた馬だっただけに3兄弟での重賞制覇は大変喜ばしいものでした。リスペクトが勝ったことで、改めて母であるシャレードの偉大さを痛感しました。シャレードの偉大な血は現在ファニオンへの受け継がれ、そして繋がってゆく事を願っています。

多くの血を残すことは出来なかったものの、この馬(血統)に懸けた思いや夢は決して間違いはなかったように思えます。なぜなら、この仔を目の前で観た人ならこの仔の持つ、オーラ、風格、そして走りに魅了されるハズだからです。

リスペクト、兄たちが叶えられなった夢を叶えてくれて本当にありがとう。これからは自分の馬生を穏やかに送ってね。また、君の雄大な姿を観たくなったら会いに行くから元気でいてね。

残雪が残る中でも放牧地を元気に駆け回る、リスペクトをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2013-07-11 18:00 | 馬名・ヤ~ | Comments(4)

第23回は「東京の二千に咲いたムテキの舞い」”ヤエノムテキ”part2です。

前回は2年前に日高スタリオンステーションに伺った際の記事。

まだあの頃は同期のスーパーホース、スーパークリーク(泣)が健在だったころでした。今回は2年ぶりにクリークのお墓参りを兼ね、大好きな彼に会いに行ってきました。

b0234851_1121429.jpg


おーいヤエノ元気だったかい?食事中だったね、ゴメン。

b0234851_11215391.jpg


相変わらずの美しさとそしてヤンチャさは健在だねー。

b0234851_1122481.jpg


本当に2年前と全く変わらないお姿で、元気そうで安心したよ。

b0234851_11222994.jpg


うおー、大好きな場長さんに遊ばれているー!羨ましい、羨ましすぎるぞー!

b0234851_11224171.jpg


まだまだ、遊び足りないんだねー。あんまりイタズラすると場長さんに怒られるぞー。
(この後、物を倒してちょっとだけ怒られてションボリしていました。笑)
b0234851_11225189.jpg


ホラ、言わんこっちゃない!だから程々にって言ったんだよ...。それにしてもカワイ過ぎるー!

b0234851_1123469.jpg


実は全く懲りてないヤエノなのでしたー(笑)。そういうところが大好きです!!!

実はヤエノは私にもかなりチョッカイをかけてきていて、何度も腕を引っ張られ、アマ噛みをされました(ヤエノに噛まれたなんて最高の幸せ者です!)。

一昨年、盟友であり、親友でもあり、同居人(馬)でもあったクリークとの永遠の別れがあったので、さぞや寂しがっているのかなーと思って駆けつけたのですがどうやら杞憂に終わったようです(良かったー)。

それでも頭の良いヤエノのことですからココロの奥ではクリークとの別れを惜しんでいるに違いません。そんな甘えん坊で寂しがり屋のヤエノは大好きな場長さんに愛され、元気に過ごしています。

最高メンバーと呼ばれる同世代の多くの仲間達が鬼籍に入ってしまっています。何とか偉大な仲間達の分、長生きして欲しいものです!

いつまでも元気でいてね、愛しのヤエノ...。

若々しさと美しさ、そしてヤンチャさが残るヤエノを観たい方はこちらをどうぞ!
[PR]
by HakodateMagosaku | 2012-10-24 18:12 | 馬名・ヤ~ | Comments(4)

第23回は府中2000mの申し子!”ヤエノムテキ”です。

G1の数こそ皐月賞と天皇賞・秋の2勝でしたが、その勝ち鞍が両方とも府中2000mというのが素晴らしい。
同期ライバルが超強力だっただけに、価値がある2勝だと思います。

この世代はみんな大好きなのですが、個人的には栗毛の大流星、そして何といっても靴下!を履いているヤエノが一番大好きでした。引退レースの放馬は今でも記憶に残る名シーンです。


ヤエノ1

お、ヤエノが寝てる...。

ヤエノ2

起きた、こっちに気付いたかな?

ヤエノ3

おーい、ヤエノ!元気かい?

ヤエノ4

完全に気付いた、けっこうヤンチャな顔してるんだ。

ヤエノ5

と思ったら、貴公子みたいな顔になった!そうこの顔こそヤエノだ。それにしても超かわいい!

ヤエノ6

一年前までは同期のクリークと隣り同士で仲良くしていたのに...。


一緒にいたクリークは残念ながら昨年亡くなってしまいましたが、オグリやクリークの分まで長生きしてほしいものです。

ヤエノに一度会ってしまったらとその美しさとかわいさに胸を奪われてしまいました。
本当にサラブレッドという動物の美しさを濃縮した馬に思えました。

またいつか会いに行きたいと思います。それまで元気でね、ヤエノ...。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2011-10-27 20:53 | 馬名・ヤ~ | Comments(0)