カテゴリ:馬名・ミ~( 5 )

第207回目は2001年プリンシパルS勝ち馬"ミスキャスト"です。

ビッグゴールド、トレジャー、ハッピールック、メイショウラムセス等、後の古馬戦線で活躍する名脇役を退けて勝ち取ったダービーへの出走権。しかし、レース後に骨折が原因で長期離脱。復帰後は長らく勝利出来ず、自己条件から勝ち星を重ねながらも重賞には一歩届きませんでした。

トライアルをレースレコードで制した能力と超が付くほどの良血馬だけにクラシックは無理でも母同様にマイルG1最低でも重賞制覇は間違いないと思っていた馬だっただけにいつもながら故障が悔やまれる一頭です。


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ミスキャスト、久しぶり元気だったかい?

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って、驚かしちゃってしまったかな?ゴメンね、びっくりさせて。

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めっちゃ、警戒されている。怒っちゃったのかなー?

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せっかく遊んでいたのに、悪かったね。でもね、明日君のママに会いに行くから挨拶をしようと思ってね。それで...。

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えっ、ホント?」ってホントだよ、明日は君の産まれ故郷に行くんだ。何かお母さんにメッセージがあるかい?

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あれ、急に黙りこんじゃったなー、何か思い出させてしまったのかな?

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それにしても凛々しく勇ましい顔だなーって、そうか!君はこうして「種牡馬として私は頑張っています、なので心配なさらないで下さい」って言っているんだね。よーし、わかった明日はフーちゃんに孝行息子は元気で頑張っているよと言っとくね。今日はありがとう。

見学当初、始めは人目を避け正面からの撮影を拒んでいる様子でした。しかし、母であるフーちゃんの事を話したらキチンと顔を出して話を聞いてくれる、優しくて、とても繊細で利口な仔でした。

現在はアロースタッドさんにて種牡馬として繫養されています。

自身はG1はおろか重賞を制覇する事が出来ませんでしたが、種牡馬としては孝行息子ビートブラックが父の悲願を達成してくれました。しかしながら、種付け数はそれ程伸びず、昨年はついに4頭となってしまいました。やはり勝ち上がり頭数が少なすぎるのがネックなのかも知れません。そんな厳しい状況でもG1ホースを輩出したので能力は非凡なモノがあると思うのですが...。

愛息子ビートブラックが後継種牡馬となれなかった事は非常に残念ですが、何とかまだチャンスがあると思うので頑張って欲しいものです。

ミスキャスト、君は偉大なる母に重賞のタイトルを齎す事は出来なかったけど、君は種牡馬となって母の血を繋ぐ事が出来た。今度は君の番だ、君が現役時代、発揮出来なかった能力を引き継ぐ名馬の誕生を夢みているよ。頑張れ、ミスキャスト。

馬房横の壁を噛み続ける、シャイなミスキャストを観たい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2014-05-07 18:00 | 馬名・ミ~ | Comments(4)

第197回目は第35回小倉大賞典勝ち馬"ミスズシャルダン"です。

通算成績15戦6勝。(旧)6歳まで走り続けた馬にしては出走数が少ない馬かも知れません。この馬も長期休養を余儀なくされた馬でした。悲願の初重賞勝利レースがまさかの引退レースとなってしまうとは...。底をみせていない馬だっただけにもう少し走りが観たい一頭でした。

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おっ、其処にいるのは幻の名馬、ミスズシャルダンでは。

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キタキタ、寄って来てくれそうだー。

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何か大物の雰囲気を漂わす馬だなー。クールなのかなー?

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ありがとうーね、近くに寄って来てくれて。って、近くで観ると愛嬌満点なイケメン顔だね。

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若々しい姿だし、馬体も素晴らしいね。本当に惜しいねー。

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「そんな事ないよ」って。何でだい?

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「だって今がこんなに幸せなんだもん。」

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そうだよね、今こうして壮大な放牧地でのんびりと過ごす事が出来ているんだもんね。


現在は種牡馬を引退し、岡野牧場さんにて功労馬として暮らしています。

僅か二年で数頭しか種付け出来なかったシャルダンから、孝行娘サンレイジャスパーが重賞制覇をしてくれただけに能力は非凡だったように思えます。

シャルダン、勝ち星ももう少し、産駒ももう少し輩出したかったろうけど、今がこうして穏やかに過ごせているから良いよね。最高のオーナーさん、牧場さんの愛に支えられ君は本当に幸せ者だね。これからも最愛の妻サンレイククイン共々、長生きしてね。

まだまだ若々しく元気な姿で歩き回るシャルダンをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2014-02-19 18:00 | 馬名・ミ~ | Comments(4)

第2回目は第45回皐月賞馬、幻の三冠馬”ミホシンザン”part2です。

偉大なる父シンザンの最高傑作にして親子2代三冠馬という大偉業にもっとも近づいた馬なのかも知れません。
この名馬は"3"という数字に縁がない気がします。3年連続G1勝利、三冠、3年連続三冠馬の誕生あらゆる偉業があと一歩で達成されませんでした。

勿論、競馬にもし?はタブーですが圧倒的強さを誇った皐月賞、そして骨折明け3走目の菊花賞などのレースを観ていると強ち推論とは考え抜くいと思うのです。(もちろん不良馬場が大の苦手だっただけに同期のシリウスシンボリにダービーで負けたかも知れませんが...)それにしても能力は世代のトップであったことには変わりません。

偉業を成し遂げれなかった理由は決して能力が足りない為のものではなく、全てはこの馬を語る上で外せない原因である怪我にあっただろうと思っています。

前回の記事は2011年に訪れた際のものでしたが、今回の写真は2012年と2013年に会いに行った際のものです。

<まずは2012年から...>

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ミホシンザン、また会いに来たよ。

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お、こっちに来てくれた!覚えてくれているかな?

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お食事中のところゴメンね、元気していたかい?

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ホント会う度に寄って来てくれるよね、アリガトウ。また、いつものところでお昼寝するの?

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アレ?今日は寝ないのかい?そんなに気を使わなくていいよ。私はあなたを観ているだけで幸せなんだから...それにしても美しい瞳だね。

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やっぱり眠いんだ...。私はいつもこの場所に来て、君の穏やかな表情をみると嫌な事なんて一瞬で忘れてしまうよ。いつも本当にありがとう。


<これからは2013年...>


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今年の冬は堪えたろう?体は平気かい?

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あまり元気がないね、寒さが酷く堪えたんだね。

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アレ、そうでもなさそうだなー、いつもの若々しい表情全開じゃないか!本当にあなたは歳を感じさせない顔立ちだよね。

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私はいつもあなたの、そのあどけない表情と仕草にやられてしまうんだよ...ホント可愛さ満点だね!

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この後、飼葉をムシャムシャと食べていました。精神も食欲も若々しい仔だなー。


今年で31歳!父の大偉業が少しづつみえてきた感があるミホシンザン。ですがこの馬を愛している方ならご承知の通り、現役中から悩まされ続けてきた脚は限界にきています。故障した脚を庇いながら草を食べている姿を何度もみかけましたし、弱い脚元と老齢の性で蹄までボロボロになっています。そんな状況でも牧場の方の手厚い管理のお蔭もあって現在もこうして懸命に生き続けています。

ミホシンザンを生涯観た競走馬で一番愛している方へ忠告致します。一日でも早く彼に会いに行ってあげて下さい。この仔に失礼だとは思うのですが繊細なサラブレッドのことです、ちょっとした怪我や病気が最悪なことになってしまう恐れがある為です。ましてこの仔は脚、蹄に影響が及んでいます。もちろん私だってこの仔がシンザンの記録を抜いてくれることを望んでいます。しかし、失ってからでは遅いんです。今直ぐ彼の元に会いに行ってそして「会えて良かった、大好きだ、長生きしてほしい」と言ってあげて下さい。彼ほどの頭の良い仔ならきっとその言葉を理解し、その思い汲み、その事を糧にし生き続ける気がします。

※種付けシーズンは特に仕事が大変な時期です、その為牧場さん側にご迷惑を掛かるかと思われますので、その時期は避けた方がよろしいかと思います。

話が横道に逸れてしまいました。若輩者である私は残念ながら彼の現役時を目にすることは出来ませんでした。しかし歴史を刻んだ名馬として彼に会いたいと思い、そして数年前から会いに行き続けています。現役時を知らない名馬に対してここまで思いを抱き続けることが出来ているのも、彼と会ってみたら理解が付くのです。彼の持つ独特のオーラとこの地に眠るシンザンの魂に惹かれているのかも知れません。

全てを忘れ、自然との融合を感じられる桃源郷で偉大なる名馬ミホシンザンは今日も穏やかな日々を送っています。いつまでもいつまでも、私の憩いの馬で在り続けていてね、愛してるよミホシンザン。


2012年に訪れた際のミホシンザンです。脚を庇う仕草を伺えます、しかし若々しい表情は健在です。
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by HakodateMagosaku | 2013-04-12 08:45 | 馬名・ミ~ | Comments(8)

第3回目は1992年JRA賞年度代表馬、「坂路の申し子」”ミホノブルボン”です!

この記事は2011年10月2日に書いたものを加筆、修正したものです。

稀代の快速逃げ馬・ミホノブルボンによせて...。

通算成績8戦7勝、G1勝利は朝日杯3歳S皐月賞日本ダービー。連対率100%の最上級の二冠馬で日陰者の調教師、騎手に光を与えた名馬でした。

当初は血統面において決して期待された馬ではありませんでした。しかし、その非凡たる能力を見抜き、その潜在能力を限界値まで極限に引き上げてくれた調教師との出会いによりこの馬の馬生は一変します。

逃げ馬のイメージが強いブルボンですが、デビュー戦は直線で他馬を一蹴する強烈な末脚で差し切り勝ち、現代では驚く程のタイムではないかも知れませんが当時の馬場状態では上がり3Fのタイムは三歳(現二歳)としては破格の数字を叩き出しました。その当時デビュー戦を観た人達はトンでもない逸材が現れたものだと挙って言っていた気がします。

三歳にして他馬を凌駕する能力を兼ねていたブルボンは三歳チャンピオンとなり、迎えたクラシック戦線。この頃から各マスコミにブルボンに対して囁かれる言葉が出始めます、距離不安説です。父・マグニテュードは未勝利馬でしたが、日本にて種牡馬となり多くの活躍馬を誕生させていました。しかしその産駒傾向は短距離馬が多いため、ブルボンも1600mまでの馬では...?という声が上がっていました。そんな状態で迎えたトライアル戦・スプリングS。初の1800m、重馬場という不安要素を嘲笑う様にブルボンは圧勝劇で四歳初戦を勝ち上がり、クラシック本番・皐月賞へ向かいました。この時も言われ続けたのは距離不安でした。距離がまた200m延びる、それではブルボンはもたないと言われていたのです。しかし、またまたそんな下馬評をよそに圧倒的に勝ち切ってしまいます。この事によりブルボンに対する競馬ファンの考えが二分されました。

次に迎えるのは競馬界の最高峰レース・日本ダービー。ただでさえ距離不安をと唱えられていた馬が400mの距離延長、まして府中の長い直線を逃げ切れるものか!と考える常識派と、あの期待抜かれた馬体、精神はそんな定説を覆す彼こそが世代最強馬だと考えるファンがいました。私は当時、競馬を観始めた頃でしたが、何か只なるこの馬の魅力に惹かれ後者派の考えのファンでした。迎えた第59回日本ダービー、結果は全ての競馬ファンの常識を根底から変える圧勝劇でした。まだ競馬の事が右も左も分かっていなかった私もあのレースを観た事により本当の意味で競馬、競走馬の魅力に引き込まれたレースでした。もし、あの時あのダービーを観ていなかったとしたら今の私はこの様な書き物をしていなかったと思っています。

話を戻します、この危なげない日本ダービーにてブルボンはある馬と出会います。その馬はレースでブルボンの影すら踏めなかった二着馬。後に終生のライバルとなる悲運の名馬・ライスシャワーです。終生といっても彼とはダービー後、二戦しか走りませんでしたが...。

改めて二冠馬となり秋に向けてブルボンはこれまで以上に坂路にてハードに鍛え抜かれます。その研ぎ澄まされた馬体をみて人々は栗毛のサイボーグとさえ呼び始めます。猛特訓の後に迎えた秋初戦の京都新聞杯にて貫録を魅せ付け快勝、そして遂にクラシック最終戦を迎えます。

ブルボンにとってダービーから更に600m延びるクラシック最大の難関・菊花賞。当時の私の記憶としてはダービー時程の不安説は囁かれていなかったものの、専門家は冷静に今回こそは距離は...と言っていた人がいた様に覚えています。それ程距離不安説が出ているのなら、現代なら天皇賞・秋JCに向かえば良いだろうと思われる方がいるでしょうが、この時までその様な風習は無かったのです。ダービー馬たるもの、まして二冠馬たるもの、決して他の挑戦を拒めませんでした、王者には退路は無かったのです。

そんな中、迎えた菊花賞。競馬ファン、そして私は皇帝・シンボリルドルフ以来の無敗の三冠馬誕生を夢見ていました。しかし、レースはライバルである快速馬・キョウエイボーガンの捨て身の走りによりハナを取れず、そればかりか高速ペースで乱され直線半ばに淀の猛者、ハイパーステイヤー・ライスシャワーにあっさりとかわされ、その後猛追をしてきた実力馬・マチカネタンホイザと二着、三着争いを演じます。私はあの直線を観ていた時に二着すらダメか...と思ってしまいましたがブルボンは並の馬と違いました。あの直線彼にはスタミナもパワーも残っていなかったハズでしょう。そんな極限の状況の中で彼はもがき苦しみながらも差し替えし二着を死守したのです。あのレースのブルボンの姿を観て改めて何て強い馬なのだろう!と感動し涙を抑える事が出来ませんでした。今でも私にとってブルボンの最高レースは菊花賞です。

その後三冠の呪縛から逃れ、いざ現役最強馬の称号を目指したブルボンでしたがハードな調教がたたってか脚部不安を起こし引退となりました。

兎に角、この馬程一戦一戦が私の脳裏に焼き付いている馬はいません、そんなブルボンに会いに行きました。

<これらの写真は2010年頃に撮影されたモノです!>

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ブルボン、会いたかったよ。元気してたかい?それにしても未だに現役?!と思わせる若々しい姿だね。

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貴公子のような顔立ちに似合わないヤンチャぶり、若さの秘訣はソコにありかな?

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どうしたの?ブルボン。こっちをジっと見つめて...。何を言いたいのかな?

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無邪気な表情が愛らしくカワイイなー。何々?なにしてくれって!あっそっかー。

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(牧場の方のお許しをえたので...)
これだねー、食欲全開だなー、幸せそうな顔してー。あのブルボンにこうして人参をあげる...事が...出来る...なんて...(大泣)...夢の...様だよ。

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私は人形とかを買う人間ではないのですが、ブルボンのだけは今もこうして残しています。ホント素晴らしい馬だったなー。


見学時、牧場の方の御厚意によって少しの間、ブルボンと戯れることが出来ました。その時に腕をグイッと噛まれたことは一生の思い出となりました。

現役を引退後、十数年種牡馬として頑張っていましたが自身の能力を十二分に引き継ぐ後継馬を誕生すさせる事は無いまま種馬を引退、その後は産まれ故郷にて功労馬としてのんびりと暮らしていました。

父・マグニチュードは大種牡馬・Mill Reefと名牝・Altesse Royaleとの産駒で前述述べた通り日本競馬界にクラシック馬とG1馬を輩出した名種牡馬。母・カツミエコーにはClarionYour Highnessライジングフレーム等の欧州の重厚な血と日本古来の血脈・月友の血が流れる血統です。そんな奥深い血が産み出した結晶馬がブルボンだったのでしょう。

種牡馬となってからは地方競馬等で重賞馬を輩出したものの、自身級の活躍馬は誕生させる事は出来ませんでした。しかし、唯一の後継種牡馬であるシュイベモアを誕生させており、地方ながらその産駒たちが勝ち上がっています。私はブルボンの父父産駒(ソフトボーイ )の勝ち上がり戦を現地にて観戦しており、その事でより一層ブルボンとの縁を感じてしまいました。数少ない後継馬たちですが、その中からブルボンの血を引く馬が残っていく事を願っています。

栗毛の超特急馬・ミホノブルボン。現役時はその極限にまでに鍛えぬかれた身体を武器にライバルに影さえ踏ませぬ走りでみる者を夢中にさせてくれたね。その美しき毛色、馬体、精神...本当に君程の馬はそうお目にかかれるモノではない。怪我によりその走りを多く観る事は出来なかったけど、その選び抜かれた至高の走りは今でも鮮明に脳裏に刻まれている。種牡馬となり競走馬時代と同様に王朝時代を築いてくれるものかと思っていたけどそれは難しいものだったね。それでもこうして競馬史に燦然と輝く蹄跡を残せたのだから悔いはないだろう。

磨き抜かれた黄金色の原石・ミホノブルボン。そちらには君の事を一足早く待ってくれている仲間が沢山いただろう。戸山先生、貞博さん、兄弟子・ケンザン、そして心友・ライスとは会えたかい?それだけ友達がいれば寂しい事もないだろう。天国ではゆっくり身体を休めてのんびり過ごすんだよ。

さらば、心の友よ...君の走りは一生忘れない。ただ安らかに...
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by HakodateMagosaku | 2011-10-02 15:00 | 馬名・ミ~ | Comments(1)

第2回目はシンザンの最高傑作”ミホシンザン”です。

五冠馬シンザンの産駒で、幻の三冠馬と云われた名馬。

先日念願叶って会いに行くことができました。御年なんと29歳!生ける伝説の名馬です。

現在は種牡馬を引退し功労馬として余生を暮らしています。

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年期が入ったこの看板。歴史の重みを感じます...。

2ミホ

背中はたれてきていますが、29歳とは思えないこの若々しさ...。

3ミホ

黙々と草をムシャムシャ食べていました。かわいい!

4ミホ

近くに寄ってきてくれました。あまりの神々しさに思わず泣いてしまいました。

5ミホ

高齢のせいか動きはのんびり、ゆったりとなっていましたがこの眼光の輝きや四股がしっかりしていてやはり名馬だなーと感じさせます。

現役と種牡馬の成績は偉大なお父さんを越すことは出来ませんでしたが、何とか長生きしてシンザンの長寿記録を抜いてほしいと思います。

偉大なる名馬ミホシンザン。いつまでも元気でいてね...。
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by HakodateMagosaku | 2011-10-02 14:21 | 馬名・ミ~ | Comments(2)