カテゴリ:馬名・ナ~( 8 )

第305回目は第39回京都大賞典勝ち馬、「淀巧者」"ナリタセンチュリー"です。

通算成績23戦8勝、重賞は京都記念を含む二勝。

G1勝ちこそないものの大賞典では後の秋古馬三冠馬・ゼンノロブロイに土をつけ、淀に舞台を変えた宝塚記念でも日本競馬界の結晶とも呼ばれる・ディープインパクトの二着となる程の実力馬でした。

何といってもこの馬を語る上で外せないのは4戦以外全て手綱をとった相棒・田島裕和元騎手とのコンビでしょう。片方はデビュー当初から期待をそれ程かけられていない馬。そしてもう一方は二桁勝利を達成出来るかどうかを彷徨う騎手。そんな日陰のコンビが一歩一歩着実に勝ち上がり重賞にて大物に一泡吹かせる、それも競馬というスポーツの一つの醍醐味だと思います。

そんなロマンを魅せてくれた伏兵馬・センチュリーに会いに行きました。

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偉大なる父トニービンの最晩期の重賞馬だったよなー。

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初めまして、センチュリーって、そうかお勤めして来たばかりなんだね。

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今日もお仕事ご苦労様でした。もう、新しい仕事にはなれたかい?

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ちょっと疲れているなー、そりゃそうだよね、終わったばかりだもんね。

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あっ、そうかお腹も減ったよね。ゴメンね、気が付かなくて...。

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食欲がある様で安心したわ、焦らないで一杯食べるんだよ。

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こっちの事なんか気にしないでいいからね、ゆっくり休んでね。


現役を引退後、数年間種牡馬となりましたが種付け数を集める事が出来ず早々と引退となり現在は乗馬馬となっています。残された産駒はまだ頑張っているので父の様に諦めず頑張って欲しいものです。とても温厚な馬だったので今の仕事も長きに渡り頑張ってくれる事でしょう。

淀中距離戦線の曲者・ナリタセンチュリー。もしあの宝塚を勝っていたら、世紀の番狂わせ人馬として後世まで語り継がれていただろう。それでも、秋古馬戦線最強となるあの英雄に競り勝ったのだから、実力はファンも良く分かっているハズだよ。淀の中距離牡馬G1があったら今頃君はG1ホースだったかも知れない。これからは新たな馬生を穏やかに過ごせることを祈っているよ。
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by HakodateMagosaku | 2016-10-05 18:00 | 馬名・ナ~ | Comments(0)

第303回目は第51回日本テレビ盃勝ち馬、南関東二冠馬"ナイキアディライト"です。

通算成績43戦14勝。重賞は日本テレビ盃、かしわ記念(統一GI格上げ前)等、地方重賞を含む12勝を挙げた船橋競馬、南関東競馬を代表する馬でした。

並居る地方、中央の強豪馬たちを相手にデビューから30戦近くコンビを組んできた船橋の名手・石崎隆之騎手と共に、一歩引かず逃げ続けた走りに魅せられたファンも多かったハズです。数々の重賞レースを制した馬ですが、私的に一番の走りは勝ったレースではなく、南関三冠がかかったジャパンダートダービーです。中央の雄二頭にがっちりとマークされながらも大井の長い直線で最後まで諦めず走り抜いた姿は今でも熱いものが込み上げてきます。

そんな南関の雄・アディライトに会いに行きました。

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おー、いたいた南関の英雄が...。

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おっ、動いた。アディライト、こっちだよー。

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初めまして、アディライト。ありがとうね、挨拶に来てくれて。

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アナタは凛々しい顔しているねー。元気にしていたかい?

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そんなに笑顔全開にしてくれて。そうか、そうか、元気になんだねー(笑)、それは良かったよ。

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それにしても、無邪気で若々しい顔しているねー、アナタは...。

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こうして、会えるのもパパとしても頑張っているからだもんね。これからも頑張るんだよ。


現役を引退後、種牡馬となり初年度こそ二桁の種付け数を集めていたものの、二年目以降は2,3頭のみとなってしまいました。そんな少ない産駒からOP勝ち馬を誕生させ、現在も中央競馬にて活躍馬を誕生させています。父は日本競馬にも馴染み深い種牡馬・Devil's Bagの血を引く悲運の種牡馬・ディアブロ。母父・スリルショーも日本競馬に馴染みがあった馬あり、母系にはEl CentauroGallant Man等の馬も連なる地味ながら魅力的な血統の馬です。それだけにもう少し種付け数が伸びる事を期待したいモノです。

日本競馬縁の血を繋ぐ種牡馬・アディライト。君は種付け数に恵まれない中、しっかりと種馬としての存在意義を示している種牡馬だ。君は現役時代、あらゆる逆境の中でも自身の走りを貫き通し勝ち続けた偉大な馬だった。だから今の厳しい状況下でも決して諦める事はないだろう。悲運の死を遂げた父の数少ない後継馬として、南関の英雄として何とか頑張っておくれ。

船橋競馬が生んだ歓喜の名馬・ナイキアディライト。その走りをいつまでも心に刻み、そしてその辿り着けなかったG1の夢を産駒に託そう。この先に馬生に最上の喜びである事を祈っているよ。


放牧地で何かを訴え続けながらも理解されず、ソッポ向くアディライトをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2016-09-27 18:00 | 馬名・ナ~ | Comments(0)

第98回目は凱旋門賞日本最先着馬、世界のNA・KA・YA・MA!"ナカヤマフェスタ"part2です!

通算成績15戦5勝。重賞3勝、G1勝ち1勝ながら、世界最高峰のレースで僅差の2着。
本当に世界が一番近づいた瞬間でした。現地観戦をしていた身としてはあれ程興奮したレースは未だにありません。大舞台でアッといわせる点は父譲りかも知れません。

久しぶりに世界のNA・KA・YA・MAに会いに行きました。

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世界のナカヤマさん、元気にしているかなー?

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おー、いたいた。今回は放牧先でのお姿ですねー。

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フェスタ元気にしてたかい?草は美味しいかい?

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相変わらずの坊ちゃん顔かつ、イケメン顔で若々しいねー。

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直ぐ近くにいたお父ちゃんがいなくなって寂しくないかい?

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あれ?行っちゃった...もー、天邪鬼なんだからー。でも本当はフェスタは何でも分かってるんだよね。元気を出してね、君が頑張ってくれる事が天国にいるお父さんも一番嬉しいハズだからね。


現在もブリーダーズ・スタリオン・ステーションさんにて種牡馬として繫養されています。

産駒は勝ち上がりに苦戦していますが、それはこの馬の血を継ぐ馬の事です。父が窮地に陥っていないので、まだ本気を出さないのでしょう。いつの日か来る大舞台できっと輝いてくれるハズです。それまで長い目で見守りましょう。

お祭り好きのフェスタ。君は大舞台でしか本気を出したくないタイプなんだろう?でも、そんな気まぐれな君は本当は誰よりも優しく、人の気持ちを汲み取る事が出来る繊細な馬なんだろう?本当に不器用なところは父譲りかも知れないね。偉大な父を継ぐ後継馬としてこれからも頑張っておくれ。

自身を慕い、想い続けた人の為に走り続けた世界のナカヤマフェスタ。君の本気は現役時に一度しかみていない。その本気を今一度みせてくれないか?時間が少しかかってもいい、だからもう一度。君の産駒がその本気をみせた時、その時こそが世界の舞台であったら嬉しい。日本馬が未だ見ぬ夢を君の産駒で見る事が出来たらこの上ない幸せです。

放牧地での穏やかなフェスタをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2015-10-01 18:00 | 馬名・ナ~ | Comments(0)

第98回目は凱旋門賞日本最先着馬、世界のNA・KA・YA・MA!"ナカヤマフェスタ"です!

その着差、僅かアタマ差...(悔しいー!)
現地で観戦していた私は隣に居たフランスマダムに嫌な顔をされながらもゴール前では我を忘れ大絶叫し続けてしまいました(恥...)。

あの時からフェスタとは只ならぬ縁を感じ、それ以降一層追いかけ、フェスタとはその時以来の再会でした。


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お、そこにいらっしゃるのは世界のナカヤマさんでは...

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お久しぶりです、ロンシャン以来ですね!って覚えているはずないよね...

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パッと見、イケメン過ぎて驚いたけど、来たね来たね...君らしさが...

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もう、我慢出来ない感じだねー?いいんだよー良い子ぶらなくても。

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わ、シュッとしちゃった。それにしても黙っているとほんとイケメンだねー。

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で、出たー!「そうは行くもんか!」って感じだなー。そういうところが、やっぱり好きだわ!

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最後はカワイイ顔で来たなー。ズルイよ、フェスタ!これでは帰れなくなってしまうよ...


フェスタのイメージは二ノ宮先生がおしゃっていた逸話のようにキマグレでヤンチャなイメージでした。まあ、親(父)が親だけに一筋縄ではいかないとは思っていましたが、先日、牧場に訪問した際に伺った話では、子供の頃は全く手がかからず、良い仔だったとのことでした。たぶん、賢い仔なので調教では自分がやりたくない時はやらないというタイプの仔だそうです。
何とカワイくて賢い仔なんでしょう!そういう個性を十二分に受け継いだからこそ大舞台にも動じない強さがあったんだと思います。

初年度の種付け数は何と100頭!越えを果たし、一気にチャンスは広がりました。デインヒルやリボーの血が入っているだけに配合次第ではフェスタに似た大舞台に強い馬が期待出来そうです。

日高の個人牧場から世界最高峰のレースに挑戦し、素晴らしい成績を残し、牧場の、調教師の、騎手の、そしてオーナーの、夢、思いを叶えてくれた希望の馬ナカヤマフェスタ。彼の仔が世界の舞台、そしてロンシャンの地で優勝することを夢見ています。頼むぞ、頑張れフェスタ!
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by HakodateMagosaku | 2012-10-04 18:01 | 馬名・ナ~ | Comments(2)

第45回目はG1ブロンズコレクター、みんな大好き”ナイスネイチャ”です。

どんな有馬記念の優勝馬より私にとってはミスター有馬と言えばこの馬です。3年連続3着はある意味金字塔とも呼べる記録でしょう。翌年も(ナリタブライアン)の5着に入っている事を考えれば全ての世代で上位の実力を持っていた名馬だとも云えるでしょう。実際、重賞4勝もしていますし。思い出のレースは2年7ヶ月ぶりの勝利の高松宮杯(当時G2の2000m戦)。まさかの復活劇に誰もが涙したレースでした。


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G13着のイメージが強くて忘れられているけどG2を3勝もしてるんだよね。

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寄って来てくれたんだ、ありがとうね。

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23歳とは思えない位の若さ、可愛い顔してるねー。

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牧場のご婦人の計らいで人参を上げさて戴きました、あのネイチャに...感動!(決して常時とは限りません!)

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おいしいかい?ネイチャ、その食欲があればまだまだ元気でいれるね。

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もう人参なくなっちゃたよ。そんな悲しい顔しないでよー。今度一杯持って来るからね。


ここの牧場、渡辺牧場さんには毎年のように窺わさせていただいています。ご夫婦がとても親切で深い愛情に包まれているこの牧場が私は大好きです。猫ちゃんたちもカワイイ!ネイチャは現在生まれた牧場で母親と仲間達と幸せに余生を過ごしています。後継馬には恵まれなかったのは残念ですが、競走馬に生まれて余生をこんなに穏やかに過ごせているネイチャは幸せものに思えます。ご夫婦の愛情に包まれていつまでも元気でいてねネイチャ。人参もってまた会いに行くからね。
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by HakodateMagosaku | 2012-03-29 17:33 | 馬名・ナ~ | Comments(0)

第50回目は高知競馬の英雄、不屈の馬”ナムラコクオー”です!

中央時代の旧4歳時はシンザン記念とNHK杯を制し、あのナリタブライアンの対抗馬にもなっていた馬。それ以降は幾度もの故障にあいながらも、走り続け、旧8歳で高知競馬に移籍。その後も故障に泣かされ続けたものの高知競馬を代表する名馬になった。その矢先での故障...。その競争生活何と12年。正に不屈の名馬と呼ばれるべき馬です。


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お、そこに見えるのはあのコクオーでは!

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元気だったかい?

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まさか、君に会うことが出来るなんて...感動。

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元気そうで何よりだよ。

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それにしても散切り頭だね。

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穏やかに過ごせているようだねー。

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素晴らしいところで過ごすことが出来て何よりだよ。


競争生活は非常にハードで辛いものだったでしょうが、現在は温暖な高知の土佐黒潮牧場さんでのんびりと余生を暮らしています。この牧場は本当に馬を何より大切にしてくれるところなのでこの先のコックンの余生も安泰です。現役時にあれほど頑張ったコックンだからこれからは穏やかにいつまでも元気に過ごしてね。
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by HakodateMagosaku | 2012-01-07 17:56 | 馬名・ナ~ | Comments(0)

第20回目は新平成三強の皐月賞馬!”ナリタタイシン”です。

ビワ、チケと来たら、やはりこの馬しかいません!
私的には現役時、3頭の中で一番好きな馬でした。

タイシンの特徴と言えばなんといっても鉈の切れ味ともいえる豪脚です!
皐月賞と、復活の目黒記念の末脚は忘れられません!


タイシン1

こちらが寄っていくと、ゆっくりと近づいてきてくれました。

タイシン2

しかし、途中でパタッと立ち止まってしまいました。

タイシン3

照れ屋さんなのか食いしん坊なのか中々顔を上げてくれません。

タイシン4

そんな体勢になってもまだ食べ続けるのかい?

タイシン5

映画のワンシーンのようなショットにしてみました。

タイシン6

この時はタイシンを貸切状態に出来ていたのですが、最後までズーと顔を上げてくれませんでした(笑)。


現在はベーシカル・コーチング・スクールで余生を過ごしています。

3強とも後継産駒には恵まれませんでしたがそれぞれが穏やかな余生を暮せているのが何よりです。

この世代にはもう一頭”塩村克己”騎手との名コンビで知られる秋の天皇賞馬ネーハイシーザーもいます。
なので、決して弱い世代とは思えません。ただ後継馬を4頭とも残せなかったのが悲しい限りです。

しかしながら、その世代のライバル達が20歳を越えても尚も健在していることは凄いことです。
日本競馬界に功績を残したこの名馬たちを忘れないようこれからも機会があれば会いに行きたいものです!

お食事中のオフモードのタイシンを観たい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2011-10-24 17:41 | 馬名・ナ~ | Comments(0)

第17回目はシャドーロールの怪物こと”ナリタブライアン”です。

この馬に関しては説明無用なので、個人的な感想を書きます。

この馬との出会いはデビュー戦(2着)を観に行った時でした。
それ以来ずーとこの馬を追いかけ続け、いつの間にか初めてリアルタイムで観た三冠馬に。
何から何まであらゆる思い出が詰まった忘れられない馬です。


ブー1

デビュー戦以来の対面がこのような形になるとは...。

ブー2

目の前にすると涙が止まらなくなってしまいます。

ブ-3

山路オーナー、生産者の早田さん、武豊騎手などの言葉が胸に染みます。

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僅か、7年しか生きられなかったのか...無念だったろうに。

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偉大なる母の隣りで安らかに眠っておくれブー。

ブー4

この馬の残した蹄跡は後世まで語り続けられるでしょう。

ブー6

現在はこのような穏やかな地に眠っています。


高校生時代に文化祭のポスターにブーが勝ったダービーを書きました(笑)。
ブーはリアルタイムで初めて観た三冠馬でした。その為かこの馬には並々ならぬ思いがあります。

もっともっと生きてほしかった...。

私は山路オーナーも主戦騎手の南井さんも大好きでした。
しかしながら、この繊細な馬を担当していた調教師だけは全く好きになれません。
なぜ名門厩舎と呼ばれているのか全く理解出来ません。

現役時とはことなり、天国では無理使いされることなく仙痛に犯されることもないでしょうから安らかに眠ってほしいものです。シャドーロールの怪物よ永遠に...。
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by HakodateMagosaku | 2011-10-21 21:29 | 馬名・ナ~ | Comments(0)