カテゴリ:馬名・セ~( 4 )

第310回目は秋古馬三冠馬、「善の英雄」"ゼンノロブロイ"です。

通算成績20戦7勝、JRA史上二頭しかいない秋古馬三冠馬の一頭です。

期待されながらもクシック戦線、4歳春戦線では結果を出せずG2勝ち止まりで終わっていた馬が、秋を迎えこれまでの鬱憤を晴らすが如く3連勝で古馬のチャンピオン馬へ。その後は海外G1を含むレースに挑んだものの勝ち星に恵まれず引退。それでも未だに4歳秋の3戦のインパクトは未だに忘れる事が出来ません。

初めてのG1勝利である天皇賞・秋、バルク以下を置き去りにしたJC、そしてレコードを叩き出した有馬記念等、どのレースも印象深いレースですが、私的には早世してしまった電気死刑執行人にあと一歩で敗れたインターナショナルSのレースが思い起こさせます。

そんな秋競馬の英雄・ロブロイに会いに行きました。

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おっ、そこにいるのはあのロブロイでは...。

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初めまして、ロブロイ。おっと、失礼、お食事中でしたか...。

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って、急にきた!ありがとうね、何も気を使わなくていいのにー...。

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ロブロイ、調子はどうだい?って...何か機嫌良さそうだねー、それは良かった。

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今度はお外ですか?それにしても君に会う前はもっとクールな仔なのかなーと思っていたんだけど、茶目っ気がある仔だったんだねー。

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エっ、何か言った?」。いや、何でもないよ、ただね君はもっとカッコ、キメキメな仔なのかなーと思ってたって事。

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うんうん、そんな感じ。やっぱり君はカッコイイねー、これからも長生きして頑張るんだよ。


見学中、神経質な面をみせながらも愛想を振り撒いてくれたON・OFFが出来る賢い馬でした。

現役を引退後、種牡馬となり10年連続して三桁の種付け数(時には200頭以上)を集めてきましたが、牝馬に活躍馬が多い事や牡馬の大物馬が誕生していない為か今年は残念ながら50頭を切ってしまいました。それでもクラシック戦線、中距離戦線の活躍馬を初年度からコンスタントに輩出し続けている種牡馬ですのでまだまだ楽しみな種馬だと思います。父・サンデーサイレンスは主流血統ですが、母・ローミンレイチェルに流れる母系の血は日本ではかなり異端な系統なのでその特性を活かした産駒が誕生すれば大物の誕生も夢ではないと思います。

晩秋の競馬界に彩りを添えた王道古馬・ロブロイ。今年も君が輝きを放ったシーズンが始まっている。君の偉大なる秋の蹄跡のあとを辿る王道馬は暫く現れていない、だからこそ君の成し遂げた功績は未だ色褪せてはいない。多くの産駒や活躍馬を出し、少ないながら後継馬も誕生させた君だけど、欲をいえば君の能力を完全に受け継ぐ牡馬の誕生をみてみたい。大器晩成の君の事だからそろそろなんだろう?だってヒーロー(英雄)はいつだって少し遅れて登場するものだからね。

日本競馬界に現れた義賊馬・ゼンノロブロイ。君の走りは正に英雄そのものだった。その走りを受け継ぐ仔で英国に忘れた勲章を取り戻しに行こう、いつの日か。私はその日を今か今かと待っているよ。

放牧地で草を頬張るロブロイをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2016-11-23 18:00 | 馬名・セ~ | Comments(0)

第298回目は最年少種牡馬、「聖人ALEX」"セイントアレックス"です。

米国産まれのマル外馬として持ち込まれ、デビュー前に故障を発生し未出走(2歳時)のまま種牡馬登録を行った異端の種牡馬です。

海外では未出走馬や2歳時に故障により引退をし、種牡馬入りする馬は稀にいます。そんな例外馬は余程の良血馬か2歳戦にて強烈な印象を与えた馬のみですが、日本競馬において、まして未出走で種牡馬登録をするという行為は関係者様が余程この馬の能力をかっていたのでしょう。

そんな未知の能力を持つ、聖人アレックスに会いに行きました。

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ここにミステリアスな種牡馬アレックスがいるのか...名前の感じもカッコイイね。

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おっ、いたいた。あんな遠くにいたら、こっちに気付かないよね。

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それに帰国子女だから、少し難しい面とかあるんだろうし...ってアレ、もしかしてこっちに来る?

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うわぁ、きた!どうも、初めまして、アレックス君。

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こんな近くに来てくれて、尚且つこんなドアップなお顔まで...ありがとう。それにしても端整な顔立ちしてますね、それにキレイで澄んだ瞳だ...。

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きっと君はクールなんだろ.う..な...って、アレ?もしかして...

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ナ、ナニ、何どうしたの...?」って、そ、そのー、もしかして君は甘えん坊さんなの?

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そ、それが何?問題なの?」っていや全然問題はないんだけど、ただちょっとイメージがねー。でも、そんな君が大好きだよ。

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マイナー、マイナーって云われるのはもう嫌だろう?じゃあ、最後に良いお顔でもう一回自己紹介してみようかー。「僕の名前はセイントアレックス!だーい!」。良く出来ました!


現在もブリーダーズ・スタリオン・ステーションにて種牡馬として繫養されています。

一昨年、私が見学した際にはこの仔の前に立ち止まるファンの方が全くいなく、私だけがこの仔を貸し切り状態にしていまいた。とても人懐っこく、愛嬌満点のカワイイ仔なので、この先この仔前に立ち止まるファンが少しでも増えるとアレックス君も喜ぶハズです。

父は米クラシック二冠馬・Afleet Alex。日本競馬にもお馴染みの名種牡馬・Afleetの血を繋ぐ正当後継馬。そして何といっても魅力は母・フェスティバルでしょう。ホッカイドウ競馬でデビューし、北の2歳チャンピオンに輝きその後、南関競馬に移籍。低迷期が長く続いたものの晩期には何と米競馬界へ移籍。そして米にてダート重賞を制覇した真の異端名牝です。この仔の異端の系譜は母から受け継がれたものでしょう。

異端種馬として種牡馬入りしたものの種付け数は集めれれず、初年度、2年目は所有者のグランドさんの肌馬に数頭に種付けしただけでした。そんな少ない頭数ながらデビューした産駒が地方ながら全て勝ち上がり、現在では地方重賞などでも活躍しています。そんな活躍を知ってか一時は30頭ほどの肌馬を集め、昨年からは一桁に落ちてしまいまたが、産駒の活躍次第ではまだまだ楽しみな種馬に思えます。

米と日本の懸け橋馬・セイントアレックス。君の事を地味だとか、マイナー種牡馬だとか、いう人がいるけど私は決してそうは思わないよ。だって君の血統背景や父や母の生い立ち、生産者の想いを知れば知る程君程の魅力を持つ馬はそういるものではないからね。君は米国産まれだけど、血統柱をみていると何故だかとても親しみを感じてしまう。だってアフリートアサティスホークスタークラウンドプリンスだもん...ホント日本競馬に貢献してくれた馬たちばかりだね。だから、今では日本馬よりも余計に親近感が湧いてしまうよ。

早咲きのミステリアス種牡馬・セイントアレックス。君は偉大な曾祖父と生産者の夢を繋ぐ貴重な種牡馬だ。これから臆することなく多くの活躍馬を誕生させ、志半ばで去ったアフリートの夢の続きを叶えておくれ。
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by HakodateMagosaku | 2016-08-04 18:00 | 馬名・セ~ | Comments(0)

第189回目は第30回シンザン記念勝ち馬"ゼネラリスト"です。

ノースヒルズ、山本先生、ミッキーという最高の組み合わせでクラシック戦線を賑わした名馬。しかし、マル外馬だっただけにクラシック挑戦は叶いませんでした。

前走・朝日杯3歳Sでバブルの3着だっただけに皐月賞、ダービーに出ていても好走は出来たかも知れません。道悪が苦手で怪我が多い馬だっただけに安定した成績は残せなったものの、当時この馬の走りを観ていいた身としては血統を含めとんでもない馬が現れたものだ!と思っていました。

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怪我明け、復活後の金鯱賞も凄いレースだったよなー、それにしても凄い血統だ。

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ゼネラリスト、会いに来たよ。何を観ているんだい?

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おー、振り向いてくれたの?優しいね。君に会いたかったよ。

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アレー?大人しい仔なのかな?(勝手な)イメージしていた感じとちょっと違うなー。

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もしかして、ちょっと眠いのかなー?それなのに頑張って目を開けて寄ってきてくれてるとは何て良い仔なんだ君は...(泣)。

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いつもそうして、お外を眺めているのかい?大切な誰かを待っているのかい?それは私が知っているあの優しい先生や最高の相棒(騎手)だったりするのかな...?

引退後は数年間は種牡馬として頑張っていたものの成績が振るわず引退し、現在はすずらん乗馬クラブさんで乗馬として頑張っています。

今になると素晴らしい血統の馬だけに種牡馬としてもう少し頑張って欲しかったのですが仕方ありません。いつの日か君の血が入った仔から活躍馬が誕生する事を今は祈るのみです。

ゼネラリスト、君は鎖国競馬だった頃の犠牲者だった。もし鎖国競馬ではなかったら...イヤもう、そういうタレレバの事を考えるのはよそう。君のような優しい仔が馬に初めて触れる人の入り口だったら、きっとその人は馬の魅力に憑りつかれるハズだ。これからも元気で長生きしてね。

そしていつの日か、いつも眺めている窓から最愛の待ち人が現れる日が来るよう祈っているよ。
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by HakodateMagosaku | 2014-01-08 18:00 | 馬名・セ~ | Comments(4)

第63回目はセン馬の快速馬”セントミサイル”です。

現在のファルコンSの元だった名レース”第7回クリスタルC”の勝ち馬。前年の勝ち馬があの短距離王バクシンオー!そして後年の勝ち馬が女傑”ヒシアマゾン”(あの伝説の鬼脚と呼ばれたレース!)とG3とはいえ恐るべし重賞。父セントシーザーも魅力でした。


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ミサイル、会いにきたよー。

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牧場の方のご好意で餌やりをさせて頂きました。(感激!)

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モヒカン頭がカッチョいいねー。

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焦らないで、ゆっくりと噛むんだよ。

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わんぱくなイメージだったけど、けっこう独特の間があるゆったりした馬だね。


ミサイルには毎年のように会いに行かせてもらっています。現役時のイメージでとても気性的に難しい仔なんだろうなーと思っていたのですが、いざ会ってみるとけっこう不思議ちゃんなキャラでほっとけないタイプの仔でした。現在はネイチャ親子と同じく生まれ故郷で穏やかに過ごしています。最近はすっかり子育てキャラとしても活躍しているようです。歳をとって丸くなったのかなー?また、会いに行くよ。
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by HakodateMagosaku | 2012-03-15 17:10 | 馬名・セ~ | Comments(0)