カテゴリ:馬名・サ~( 30 )

第332回目は第38回関東オークス勝ち馬"サクラヴィクトリア"です。

通算成績9戦3勝、重賞勝利は一勝。

2歳秋にデビューし、ダートの新馬~500万特別を連勝。その後クラシック戦線を目指し二戦重賞に挑むものの賞金を加算出来ず春のクラシック出走を断念。陣営は好走していたダート路線に挑み、3歳乙女の砂の女王決定戦・関東オークスに出走し勝利しました。その後再度、芝路線を歩みトライアルレースにて出走権を獲得し牝馬三冠戦の最後のレース秋華賞へ出走し、結果は強力なライバル・ファインモーションに敗れたものの2着となり世代屈指の牝馬だと証明しました。

中距離での砂、芝での双方で活躍をみせていただけに早期に引退となってしまった事が悔やまれる馬でした。

そんな芝・ダート兼用の牝馬・ヴィクトリアに会いに行きました。

b0234851_14331532.jpg


おっ、いたいた。ヴィクトリア、初めまして元気そうだね。

b0234851_14332720.jpg


ウンウン、元気よ、アタシ...。」だって、それは良かった。

b0234851_14334059.jpg


エッ、どうしたの?ってもしかして...。

b0234851_14335559.jpg


やっぱりねー、来てくれたんだ、ありがとうねー。

b0234851_1434926.jpg


優しいねー、アナタは。それにしても綺麗な瞳しているね。

b0234851_14342512.jpg


今日はアリガトウね、これからもキャンドルさんと仲良くしてね、バイバイ。


競走馬を引退後、産まれ故郷にて繁殖馬となりました。

父は名種牡馬・トニービン。そして母・サクラユスラウメの血にはサクラブランドの結晶とも云える血脈が流れています。それだけに繁殖として大いに期待されていましたが産駒から活躍馬が出ず、それどころか残念ながら多くの産駒を産み出す事が出来ませんでした。自身も活躍馬かつ良血馬だっただけに多くの産駒が誕生していれば必ずや素晴らしい産駒が誕生していたと思われます。

サクラ軍団の砂・芝兼用の女王馬・サクラヴィクトリア。君は多く走れなかった中でも、砂の女王にまで上り詰めた馬だった。それにあと一歩で芝の女王にまでなれたかも知れないしね。そんな素晴らしい成績を収めた牝馬だっただけにお母さんになってからも楽しみだった。何よりも君の偉大な血を多く残せなかった事が一番悲しいことだね。でも、今こうして穏やかな日々を送る事が出来ているのだから悪くはないよね。これからはのんびりゆっくりと過ごしてね。

名牝一族が産み出し桜の女王・ヴィクトリア。アナタに流れる偉大な名牝系の血脈はいつまでも輝きを放ち続けるだろう。いつの日かその血を汲む産駒から芝・ダート兼用の王者、王女の誕生を夢みているよ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2017-06-14 10:09 | 馬名・サ~ | Comments(0)

第308回目は第20回エリザベス女王杯勝ち馬、「桜の女王」”サクラキャンドル”です。

通算成績18戦5勝、三歳戦(当時四歳)最後のエリザベスを制覇した馬であり、重賞勝利G1を含む3勝もした名牝です。

偉大な兄たち、ヤマトオーチトセオーの妹として鳴り物入りでデビュー戦を勝利しそのままクラシック戦線に参戦するもののと思いましたが、勝ち切る事が出来ず春のクラシックは不参加。その後、秋シーズンに条件戦を勝ち上がり、勢いそのままに重賞制覇そしてG1制覇まで成し遂げた馬でした。二つ上の半兄が天皇賞・秋を勝った翌々週に妹がG1勝ちを収めるという衝撃は今でも忘れる事が出来ません。私はこの時の記憶が強い為か未だにサクラの冠号の馬に一目を置いてしまいます。

そんなサクラ軍団の主戦騎手・小島太の最後のG1プレゼンターに会いに行きました。

b0234851_17331332.jpg


おっ、いきなりサクラの女王様のお出ましだ!

b0234851_17332424.jpg


初めまして、キャンドル会いたかったよ。ってもしかして...

b0234851_1733379.jpg


近くに来てくれてありがとうね、キャンドル。元気してたかい?

b0234851_17334815.jpg


まあ、歳は重ねたけど元気そうで何よりで安心したよ。

b0234851_1734071.jpg


それにしても、どうしたんだい?浮かない顔をして、何か悲しい事でもあったのかい?

b0234851_17342432.jpg


あー、そうか、素敵なお兄ちゃんだったもんね。それは私も悲しくて寂しいよ。でもね、天国のお兄ちゃんたちはキャンドルに悲しい顔をしてて欲しくないんじゃないかな、きっと。

b0234851_17341420.jpg


そうかなー?」ってきっとそうだよ。だからあまり悲しまないんだよ。桜の女王に涙は相応しくないからね。兎に角、ウーンと長生きするんだよ。


現在は繁殖を引退し仲間たちとのんびりと余生を過ごしています。

現役を引退後、母馬として10頭程の産駒を誕生させましたが残念ながら未だ自身を凌ぐ産駒には恵まれていません。父はサクラブランドの象徴である名種牡馬・サクラユタカオー。母・サクラクレアーは数々の名産駒を誕生させた名繁殖馬です。それだけにサクラ軍団の結晶とも云えるキャンドルの血から、いつの日か大物を誕生させて欲しいものです。

サクラ軍団の申し子・キャンドル。君はサクラ軍団の思い重責を担った素晴らしい名馬だった。引退後はその余りにも重い責務から解放された事により、暫し休憩をとっているのだろう。君は確かに立派な役目を果たしたのだから、これからは君の仔や孫仔に未来を託すとするよ。

比類なきサクラの女王・サクラキャンドル。その桜の灯火がまた輝きを放つまで、私はいつまでも、いつまでも待つことにしよう。

放牧地で涼むキャンドルをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2016-11-10 18:00 | 馬名・サ~ | Comments(0)

第55回目は第8回武蔵野S勝ち馬"サイレントディール"part4です。

当ブログで最多となる4度目の登場となります。凄いなー、ディール。

ですので、野暮な説明、詳細は省きます。

彼に再々々び・に会いに行きました。

b0234851_17482412.jpg


四度目になろうが、どうせ変な登場の仕方や天邪鬼な行動するんだろうな、きっと。

b0234851_17483512.jpg


って、おい!どうした?どうした?ディール?今日は普通に登場かい?

b0234851_17484537.jpg


いや、失礼。元気していたかい?今日は珍しく正面から撮らせてくれるんだね、ありがとう。

b0234851_17485567.jpg


うんうん、いいねー、黙っていてくれるととても撮り易くて嬉しいよって...もしかしてちょっと前に来てる?「イヤ、動いてないよ...」って、そうかなピンとがズレてるんだけどなー。

b0234851_1749591.jpg


もおーやっぱり前に来てたなー。何かダルマさんが転んだしてたみたいな気持ちだよ(笑)。やっぱり、ディールも面白い仔だなー。君のその掴み処ないところが大好きだわ。

b0234851_17491470.jpg


黙っていれば良血のイケメンお坊ちゃまなのにねー、でも今日は近くで会えて本当に良かったよ。


現在もブリーダーズ・スタリオン・ステーションさんにて当て馬兼、種牡馬として繫養されています。

現在も種付け数は一桁台の状態は続いており、種牡馬継続としては未だ危うい現状です。しかし、そんな少ない産駒の中から愛息・ラッキープリンスが本年の東京ダービーを制覇し、頑張っています。この先ラッキープリンスに続く活躍馬の誕生を祈りたいものです。

芝・ダート兼用のSS産駒・サイレントディール。近頃、君の同族の甥っ子たちが続々スタッドインしている。その性で君の種付け数の保持は益々難しくなるかもしれない。しかし、どうだろう?考え方を変えれば、君の一族の血がそれだけ、かわれているという事だと思う。それだけに決してリスクばかりではないと思う。窮地をチャンスに変える機会が来たと思おう。君の血から芝・ダート重賞、G1制覇の産駒が誕生する事を願っているよ。

天邪鬼のイケメンお坊ちゃま・ディール。何時までも元気でいておくれ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-11-10 18:00 | 馬名・サ~ | Comments(4)

第268回目は第40回関屋記念勝ち馬"サイドワインダー"です。

通算成績37戦8勝、重賞3勝。
父は名種牡馬・トニービン、母は名牝・ゴールデンジャック。当時の日本国内最上級の配合により誕生した名牝ジャックの長男坊です。

母の様にクラシック戦線を賑わす事は出来ませんでしたが、徐々に力をつけ古馬となってから重賞制覇。母同様大きいところは勝てませんでしたが、マイル戦線では欠かせない有力馬でした。その血統背景そして毛色、風貌からファンの多い馬だった気がします。

今やTOPジョッキーとなった福永祐一騎手もこの馬から教わった事は数多いのではないでしょうか?勝ち星以上に印象に残る名馬です。

そんな魅惑な良血馬・サイドワインダーに会いに行きました。


b0234851_14561981.jpg


勝ち鞍をみてもマイチャンか安田のタイトルが欲しかったね。

b0234851_14563189.jpg


オーイ、ワインダー。元気してたかい?って食事中ね、失礼。

b0234851_14564397.jpg


どうだい?元気してたかい?こうしてのんびりした姿を見ていると、君がターフを去って結構な時がたったんだねー。

b0234851_14565665.jpg


その魅惑的な風貌は母譲りかねー、それとも爺ちゃん譲りかねー。

b0234851_1457986.jpg


それにしても、大きなケガなく良く走ったね。

b0234851_14572155.jpg


ちょっとこっちを向いてくれたかな?気にしないで食べてていいからね。

b0234851_1457347.jpg


沢山食べて、とにかく母さんや父さんの分まで長生きするんだよ。


現在は産まれ故郷にて功労馬として暮らしています。

今は亡きトニービンの血、ジャックの血を継ぐ良血馬だけに種牡馬となっても、面白いのでは?と思ってしまいますが、これだけ数多の種牡馬がいる中では競走を勝ち抜く事は難しいだけに、種牡馬となってから種付け数を確保出来ず、たらい回しにされ悲惨な末路を辿るよりも、こうして産まれ故郷に戻り、沢山の愛に包まれ過ごす事がこの仔にとって最上な事の様に思えます。確かに一頭でも産駒をみたかったという想いはありますが、何より今の姿をみているとこれで良かったのだと痛感します。

名種牡馬と名牝の愛息・サイドワインダー。現役時はお母さんと一緒であと一歩のところで、ビッグタイトルに届かなかったね。それでも重賞を三勝もするなんて、やはり並の馬では出来ない事だよ。きっと君のお父さんもお母さんも自慢の息子だって言ってくれていると思おうよ。

マイル重賞の名優・サイドワインダー、君はターフを蛇行もせずに直向きに駆け抜けた名馬だった。君のその走りはもうみれずとも、今は穏やかに過ごす姿をみる事が出来る事が何よりも幸せだ。この先も素晴らしき血を継ぐものとして牧場の宝息子として元気でいておくれ。天国では父も母も祖母も、そして君の名の由来のMorganも見守っているよ。


放牧地で一心不乱に草を頬張るサイドワインダーをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-08-13 18:00 | 馬名・サ~ | Comments(2)

第266回目は第43回小倉記念勝ち馬、「小倉を愛した夏娘」”サンレイジャスパー ”です。

通算成績43戦4勝、重賞1勝。
デビューこそ遅かったものの、その後は条件戦を着実に順調に勝ち上がりOP入り。その後、重賞戦でも二着になる程の実力馬でありながら、あと一歩のところで重賞勝ちを逃し続けた状態の中、20戦以上も要して掴み獲った重賞のタイトル。苦労馬、堅実馬の努力が報われた瞬間でした。その後は病気や怪我などにより重賞勝利はおろか、掲示板に載ることすらなく引退となってしまいまいたが、重賞戦線を健気に走り続けるこの仔の走りに魅せられたファンは多かった気がします。

幾多の騎手で走り続けたジャスパーでしたが、個人的には難波剛健騎手とのコンビが一番好きでした。ジャスパーもこのコンビで重賞勝利をしたかった気がします。


頑張り屋さんのジャスパーに会いに行く事が出来ました。
(これらの写真は放牧地にて撮影されたものですが、牧場さんのご厚意、配慮によるものです。ですので常時この様な状態ではありません、馬たちの体調を考慮した際は別の形の見学となります、牧場方の指示に必ず従って見学下さい!)

b0234851_19593168.jpg


おっ、其処にいますのは"ジャスパー"嬢では...?

b0234851_19594410.jpg


初めまして、ジャスパー、元気していたかい?会いたかったよ。

b0234851_19595566.jpg


穏やかな表情だねー、どうだい?お母さん業にはすっかりなれたかい?

b0234851_20076.jpg


どうしたの、急にそんな顔して?なんか嫌な事言っちゃったかなー?

b0234851_2002030.jpg


それに急にバタバタし始めた...体調でも悪いのかなー?

b0234851_2003269.jpg


あれ?機嫌でも怒っている感じでもなさそうだなー?その顔はー。

b0234851_200447.jpg


立ち止まった!何か言いたいのかなー、えっ、なに?「私がしたいのは...」って?

b0234851_2005723.jpg


そうか、そうか、ママ友たちとのんびりしたかったのだね。仲良しなママ友が出来たみたいで安心したよ。これからもママとして頑張ってね。


現在はお母さんとして第二の馬生を送っています。

母となり、スズカフェニックスとの第一子を誕生させました。競馬界屈指の馬思いのオーナーの(永井ブランド)結晶の馬だけに是非とも活躍してもらいたいです。残念ながら昨年は不受胎となってしまいましたがこれから、沢山の仔を輩出してくれるハズです。血統的にもジャスパーの兄弟には重賞級の活躍馬が多いので偉大な母サンレイククインの血を繋いで欲しいものです。

夏を愛した根性娘・ジャスパー。夏の小倉デビューだった君が他場でもチャンスがあったのに、二年後に小倉の重賞のタイトルを獲得したのは何かの縁だろう。華やかさはなかったかも知れないけど、着実に堅実に勝ち上がり、重賞馬へと登り詰めた瞬間は沢山のファンが心から祝福していたよ。

陰日向に一際光る、魅惑の宝石、サンレイジャスパー。ロマン派の馬優先主義オーナーにとって君は碧玉以上の宝物だろう。君は、強さ、良血馬のみが取り出される現代競馬の中で、オーナーのロマン、父の夢を胸に堅実に走り続けたた名牝だった。晩年は調子を崩してしまって歯痒い思いをしただろう?その夢の続きは君の仔供たちに叶えてもらう事にしよう。

お母さんになっても堅実に一歩づつ、頑張るんだよ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-08-06 18:00 | 馬名・サ~ | Comments(2)

第27回目は第16回根岸S勝ち馬、”サウスヴィグラス”part2です。

ダート1000m~1400mの鬼と云われる名馬ですが、中央競馬ではその手の番組が多くない中、条件戦、OP特別を着実に勝ち上がり、満を持して挑んだ絶好の条件レース・根岸Sにて初重賞制覇を成し遂げました。その後1600mのフェブラリーSは敗れたものの、1400m以下に照準を合わせた後は重賞6連勝を果たし、骨折明けの一戦目に敗れたものの引退レースとなったJBCスプリントを制覇しG1(jpn1)馬入りとなりました。

これ程適正が如実に出る産駒は日本では珍しく、少ない番組の中でよくぞ、G1勝ちまで昇りつめれたものだと思います。この仔は自身の路を極める職人気質の馬だと感じます。

そんな彼に数年ぶりに会いに行きました。

b0234851_15562146.jpg


ヴィグラス、久しぶり元気していたかい?

b0234851_15563141.jpg


相変わらず、いつも顔を出して迎えてくれるんだねー。それにいつも可愛い顔をしてー、君は本当に歳を重ねているのかい?


現在もアロースタッドさんにて種牡馬として繫養されています。

見学中、いつ何時でも馬房から顔を出し、愛嬌一杯に相手をしてくれるヴィグラス。これ程人懐っこい馬も稀でしょう。本当に優しく可愛らしい仔で大好きです。

そんな草食系(まあ、馬は草食ですが...笑)の顔立ちのヴィグラスですが、種牡馬としては王道も王道、地方がメインですが毎年の様に重賞馬を輩出し、種付け数も100頭は優に越え、時に200頭以上!という王者たる活躍をみせています。産駒はやはり1400m以下のレースを主体とする産駒が多いですが、配合次第では1600m、時に1800mもこなす産駒が誕生しています。それだけに今後の活躍が益々楽しみな一頭です。

ヴィグラス、現役時代も非凡な能力を発揮し王者たる活躍をしていたね。しかし、君の真の実力が発揮されたのは種牡馬となってからだと思う。産駒の適正距離が長くなり、自身が獲得出来なかったダート王の誕生も現実味を帯びてきた。だからもうひと踏ん張り頑張ってくれ。でも、幾ら老け込まない君とはいえ、種牡馬としてはもう高齢の部類に入ってきたから、何よりも身体を大事にしてね。

類まれなる個性と適正を兼ねる、職人気質の天才馬ヴィグラス。この先、君の成績を追い抜く後継産駒の誕生を待っているよ。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-01-28 18:00 | 馬名・サ~ | Comments(2)

第55回目は第37回シンザン記念勝ち馬"サイレントディール"part3です。

通算成績50戦7勝、重賞3勝。芝・ダート、中央・地方・海外を問わず2歳から8歳まで長きに渡り、走り抜けた馬でした。天才ジョッキー・武豊とのコンビで挙げた重賞初勝利のシンザン記念は競馬界屈指の良血馬がクラシック戦線へ名乗りを上げた時でした。

そんな良血のお坊ちゃまに久しぶりに会いに行きました。

b0234851_11161960.jpg


今回は久しぶりに放牧地で会えるんだ。

b0234851_1116938.jpg


おー、いたいた。ディール、元気してたかい?ってちょっと遠いなー。

b0234851_111625.jpg


って!ちょっと観ていない間に、いつの間にこんな近くに来てたの?

b0234851_11173152.jpg


ありがとうね、近くに寄って来てくれたん...って明らかに違うねー(笑)。

b0234851_11165946.jpg


でも、こっち向いた!って事はやっぱり気にかけて来てくれていたんだね、優しい仔だなー。

b0234851_1117942.jpg


素っ気ない素振りをしていても、さり気ない優しさがあるところが大好きだよ。眠いのにわざわざ、ありがとうね。あとはゆっくりと休んでね。


現在もブリーダーズ・スタリオン・ステーションさんにて種牡馬として繫養されています。

見学中、興味がない様な素振りをみせながらもこちらを意識して気遣いをしてくれる天邪鬼な仔でした。この仔の記事は三度目となりますが、一度としてキチンとした写真を撮らせてもらえません。そこがまた愛らしいところでもありますが...。

これ程の良血馬でありながら、この仔は今、種牡馬として窮地に追い込まれています。今現在、未だ自身級の産駒を誕生させていないためか、今年の種付け数は何と3頭!となってしまいました(泣)。幾ら、この様な素晴らしい血統背景を持ち、一発の魅力も兼ねる種牡馬だとしても、この種付け数では激動の種牡馬競走を勝ち抜く事は至難の業だと思います。まして、同族の甥っ子がスタッドインする事態となれば益々この仔の種牡馬としての価値が危ぶまれてしまいそうです。

現役時からディールのファンだった方は今こそ、ディールの産駒に熱い声援と応援をしましょう。こんな良血馬の愛すべき仔をこのまま終わらせる訳にいきません。何とか長く種牡馬を継続してもらえる様、良い産駒が誕生を祈りましょう!

ディール、君の一族は気にムラがあって中々安定した勝ち星を掴めない時が多い。でも、勝ち上がる時はいつも度胆を抜かれる勝ちっぷりをするスケール感満載の予期不能の名馬揃いだ。何度か君と会って私は確信したんだ。君はすべての人に能力をひけらかすタイプの仔ではない!と。でもそろそろ、その天邪鬼なところ出さずに勝負してみたらどうだろう?そうすれば、君ならきっと自信を追い越す産駒を誕生させる事が出来るハズだから。

競馬界屈指の良血馬サイレントディール、産駒に君の能力をささやかでも分け与えたもれ。君の個性を引き継ぐ産駒の誕生を夢にみよう。

<追記>
本日、浦和競馬のニューイヤーカップにて、産駒であるラッキープリンスが重賞勝利をしました!これからの活躍を期待したいです。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2015-01-08 18:00 | 馬名・サ~ | Comments(2)

第102回目は第112回天皇賞・秋、勝ち馬"サクラチトセオー"part2です。

ジェニュイン、アイルトンシンボリ、トーヨーリファール、マチカネタンホイザ、アイリッシュダンス、ナリタブライアン、ステージチャンプ、スガノオージ、ホクトベガ、ハシルショウグン等と共に走った天皇賞・秋。確かに今となれば最強馬決定戦と呼ぶことは出来ないかもしれません。それに前述、挙げた馬たちの中で近代競馬のサイアーラインに名を残せている馬は極まれです。しかしながら、私の競馬史の中では燦々と輝く名馬たちばかりです。

そんな好メンバーが揃った天皇賞・秋で悲願のG1制覇を果たしたチトセオーに二年ぶりに会いに行きました。

b0234851_1612515.jpg


チトセオー、元気してたかい?っていきなり凄い食べ方だなー。

b0234851_16121520.jpg


でも、食欲もあって元気そうで安心したよ。

b0234851_16122487.jpg


チト、今回の君はこの前あった時より、若々しくて良いね。

b0234851_1612345.jpg


チト、相変わらず大流星がカッコイイね。それにしても良く食べるねー。

b0234851_16124619.jpg


って、チト、馬房に戻ってもまだ食べてるの?それだけ食欲があれば安心だ。


非常に残念ながら、この写真を撮影した約半年後にチトセオーは天寿を全うしました。

見学中、終始食べ続けていたので体調の心配はそれ程してなかっただけに突然の悲報には驚きました。見学中、食べる事に集中していたチトセオーですが、いつもながらの人懐っこさで近くに寄りながら草を頬張っていました。本当に人が大好きな心優しき名馬でした。

後継馬は残念ながら残すことは出来ませんでしたが、チトが残した素晴らしい蹄跡は色褪せる事はありません。何より、彼に一度でも会った事がある人はその大らかで優しい馬(人)柄に惹きつけられていたハズです。

チト、君の様なのんびり屋さんはそんなに早くそちらに行くことはないだろう?ローレルやエイコウオー、スピードオーたちともっとのんびり過ごせば良かったじゃないかい?君に会えないのは非常に悲しいけど、誰からも愛される君の馬柄なら、そちらでも待っている友達が沢山いるんだろうね。天国ではブーちゃんたちやお母さんたちと仲良く過ごすんだよ。ありがとう、君に会えて良かった。安らかに眠っておくれ。
[PR]
by hakodatemagosaku | 2014-10-29 18:00 | 馬名・サ~ | Comments(2)

第222回目は第51回凱旋門賞勝ち馬"サンサン"です。

牝馬の凱旋門賞馬として初めて日本へ輸出された馬です。

現代では現役凱旋門賞馬を日本に持ち込んだとしてもそれ程驚きはないかも知れませんが、この馬が持ち込まれた時期は1970年代。当時の競馬好き方でも凱旋門賞というレースの価値も知れ渡っていなかった時代です。

そんな時代に引退したばかりの凱旋門賞勝ち牝馬を買い求めた明和牧場さんの見識の高さには頭が下がります。ひょんなことから日本競馬界に携わる事になった誇り高き名牝サンサン。そんな伝説の名牝の眠る場所に脚を運びました。

b0234851_19244178.jpg


初めまして、名牝サンサン。ここに貴女の御霊が眠っているのですね。

b0234851_19245827.jpg


貴女の様な世界的名牝が日本競馬に携わり貢献してくれた事を心から感謝致します。天国から競馬界の行く末を見守って下さい。安らかに...。


繁殖牝馬として残念ながら自身級の超名馬を送り出せなかったものの、9頭の産駒を残し、その中で2頭の重賞ホースを輩出しました。直結の後継馬はいないですが、二代、三代前の血として、今でも日本競馬にその血を残しています。個人牧場さんの中にはこのサンサンの血に魅せらた方も多く、活躍しなかった産駒でもサンサンの血を繋ぎたい一心で愛馬として繫養なさっている方がいらっしゃいます。それだけに現在唯一といっていい父系の後継種牡馬ネイティヴハートにはぜひこの偉大なる血を繋いで欲しいものです。

名牝サンサン、貴方はで産まれで活躍し、で母となり、やがて祖母となり、土に還っていった。貴方の血が現在日本競馬に根付いていないのは悲しい事だけど貴方の偉大なる血と記憶と記録を何とか繋いでいこうとしている人たちは未だ少なくない。いつの日か貴方の血が日本競馬界、いや世界競馬界で再び燦々と輝く日を私は心待ちにしています。今はただ日本競馬界の礎にただ感謝致します。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2014-10-04 16:00 | 馬名・サ~ | Comments(7)

第57回目は第39回札幌記念勝ち馬、”サクラプレジデント”part2です。

今となれば少し手薄な感がある年の札幌記念かも知れませんが、三歳牡馬として初古馬対決、そしてスーパーG2に勝利するとは並大抵の馬でなければ出来ない事と感じます。

秋のクラシック路線に挑むよりも得意の1800m~2000mの戦線に参加していたらもう少しこの仔の運命は変わっていたかも知れません。そんな不遇な大物である彼に3年ぶりに会いに行きました。

b0234851_20591549.jpg


プレジデント、久しぶり会いに来たよ。って今回はけっこう近場にいる!チャンス。

b0234851_20594522.jpg


相変わらず、元気そうで何よりです、安心したよ。

b0234851_2101321.jpg


おっ、気づいた?プレジデント、おーい、こっちだよー!

b0234851_2103422.jpg


アレ?ちょっとウザがれたかなー?いやー、君が大好きなのでテンションが上がり過ぎてしまって...

b0234851_2105929.jpg


ありがとう!寄ってきてくれるんだねー、優しいなー。

b0234851_2112145.jpg


前回の写真は柵越しばっかりだったけど、今回は中々良いのが撮れてうれしいよ。

b0234851_2115645.jpg


まだまだ若いんだから、良い仔を沢山出しておくれ。


現在は種付け時の期間はレックススタッドにて繫養され、オフ期間はサクラ軍団の故郷、新和牧場さんにてのんびりと過ごしています。

種付け数は以前に比べると激減してしまいましたが、短い距離ながら着実にOPクラスの馬を輩出しています。これだけの血統背景を持つ馬だけに配合次第では、いつの日か必ず素晴らしい産駒を誕生すると思っています。

プレジデント、遠慮は要らない。私は君の名以上の大物の誕生を今か今かと待ちわびているんだよ。君の成し遂げれなかったG1のタイトルを獲得する産駒。そしてサクラ軍団を背負って立つ未来の担い手は君の活躍にかかっている。その日を楽しみしているよ、元気で。
[PR]
by hakodatemagosaku | 2014-08-19 19:09 | 馬名・サ~ | Comments(4)