カテゴリ:馬名・ア~( 38 )

第320回目は第44回弥生賞勝ち馬、輝きを放つ馬”アドマイヤオーラ"です。

通算成績16戦4勝、重賞勝利3勝。

トライアルを勝ち上がりクラシック戦線の主役候補と躍り出たものの、半兄の兄同様にタイトルを獲得する事は出来ないまま春のクラシックシーズンを終了、その後古馬となりG2を勝利したものの相次ぐ怪我により思う様な走りが出来ないまま引退となりました。その端整な顔立ちと溢れんばかりの良血ぶりから期待され続けた馬でした。

そんな超良血一族の三男坊のお墓参りに行きました。

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オーラ、初めまして。こんな形でしか会えないのは悲しい限りだね...(泣)。

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それにしても、種牡馬としてこれから!という時だったのに早過ぎるよ。


引退後は種牡馬となり二年程は50頭前後、三年目以降は20頭前後の産駒を誕生させていましたが、故障により亡くなってしまいました。父は同じく早世してしまった名馬・アグネスタキオン。そして母は近代日本競馬の最高峰繁殖馬である・ビワハイジ。日本競馬が育んだ最上級の良血の血をひいた種牡馬でした。競走実績は最高と言えずとも、長き種牡馬生活を送る事が出来ていたのなら、その至高の血を活かして自身を凌ぐ産駒を多く誕生させていたハズです。現に少ない産駒の中から砂の重賞馬を誕生させている事が物語っています。それだけに早過ぎる死が悔やまれる種馬でした。

良血馬独特の雰囲気を醸し出す美男子馬・アドマイヤオーラ。その偉大過ぎる血の背景を持つ故に、産まれた時から多大なる重圧がかかっていただろう。競走生活時代はその柵と故障の性で思うような走り出来ず辛かったね。種牡馬となり、いざその非凡な能力を活かそうと思った矢先に事故とは何と無念なことだろう...。天国では早世してしまった父や兄弟共に血の行く末を見守っていておくれ。
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by HakodateMagosaku | 2017-02-28 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(0)

第318回目は小倉大賞典連覇馬、「競馬界の翁」"アサカディフィート"です。

通算成績76戦11勝、重賞勝利は中山金杯小倉大賞典連覇の計3勝、その他にOP特別を4勝もした、いぶし銀の名馬でした。

京都コースの勝ち星も多くあるので平坦コースの1800~2000mを得意にしていた馬だったと思います。小倉競馬に滅法強いイメージの馬なので夏の小倉重賞も縁がある様に思えるのですが、極端に夏場が苦手の馬だったのでタイトルを獲得出来ませんでした。小倉記念が冬場開催なら、冬場に京都1800、2000mの重賞,G1があればもっとタイトルを獲得していたかも知れません。

そんな長きに渡り、走り続けたジっちゃま馬ことディフィートに会いに行きました。

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今回ご紹介する名馬は...って、流石!ディフィートさん、自分から紹介しているねー(笑)。

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おうおう、良く来てくれたな、今日は何の用事だ?」って、いやアナタに会いに来たんですよ。

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そうか、そうか、こんなんでどうだ?」。うんうん、凄く若々しくて元気そうで安心しましたよ。

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この若さが長きに渡り、走り続けた秘訣なんだろうね。本当に良く頑張ったね。

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競走生活は大変だったろうけど、でもこうして産まれ故郷で穏やかに過ごせる事は何よりも幸せな事だよね。

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競走生活同様にこれからは長い間頑張って、今度はサラブレッドの最高齢記録の更新を狙おうね。

引退後は産まれ故郷に戻り、功労馬として過ごしています。

悲しくもセン馬馬だけに種馬にはなれませんでしたが、父は日本競馬に数々の名馬を誕生させた名種牡馬・パラダイスクリーク。母・スプリ-ムクィーンには名馬・Alydarの血が流れている魅力な血だけに現代競馬に対応出来る魅力な種牡馬になれていたかも知れません。


高齢馬の鑑・ディフィート。中央競馬で76戦走ったいうだけで驚愕するのに君は長きに渡り重賞戦線で走り活躍続けた名脇役馬だったね。まして長く走り続けただけでなく、最高齢平地重賞勝利記録も樹立してしまうのだから記憶にも記録にも残る名馬だ。これからはそのタフネスさを維持し続け長寿の記録まで打ち立てようじゃないか。我慢強い君ならきっとその偉大な記録を更新してくれるに違いない。だから応援しているよ。

常識を覆した馬・アサカディフィート。この先の君の馬生が穏やかで健やかなモノであると信じているよ。その先にきっと記録というものが破られるものだから...。

馬房で笑顔を振りまくディフィートをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。


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by HakodateMagosaku | 2017-02-15 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(2)

第314回目は第42回AJCC勝ち馬、「米国産の首領」”アメリカンボス”です。

通算成績41戦8勝、重賞勝利はG2二勝を含む4勝。

曲者ベテランジョッキー・江田照男騎手とデビューから一貫してコンビを組み、数々の重賞勝利、そして暮れの有馬記念ではアッと言わせる演出をした人馬でした。輸送競馬がこなせれば適正的に2200mの宝塚記念が向いていただけに、出走が叶わなかったことが非常に悔やまれます。常に安定した成績を残すタイプの馬ではありませんでしたが、関東の重賞戦線では圧倒的な存在感を放つ重馬場巧者の中距離馬でした。

そんな魅惑なアメリカンなボスに会いに行きました。

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おっ、そこにいるのは不運の外国産馬・アメリカンボスでは?

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どうもお初にお目にかかります、ボス様。

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ボス、わざわざご足労恐縮致します、それに挨拶までして頂きまして...。

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元気していましたか?それにしても御歳22歳!とは思えぬ若々しい姿ですね。

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えっ、何々?「もう、ボクの事なんて競馬ファンは忘れちゃったんでしょ?」だって!何馬鹿な事言ってんの!?重賞を4勝も勝っていて、有馬では度胆を抜かされた競馬ファンは君の事忘れる訳ないじゃん!

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それにね、苦楽を共にした江田騎手はまだ現役で頑張っているんだよ、だから君も種牡馬として、あと一踏ん張りしてね。


現役を引退後、種牡馬となり少数ながらも産駒を輩出しています。

現在まで中央では重賞馬は誕生させていないものの、地方では数頭の重賞馬を誕生させています。父は日本でもお馴染みの世界的名種牡馬・Kingmambo。母・Redeemerには近年ブルードメアサイアーとして再評価されている・Dixieland Bandと貴重な系統であるインテント系を継ぐIn Realityが流れる魅力な血統背景を持つ種牡馬です。父の血は主流となっているため種付けしづらい面もありますが、母系統の貴重な血を活かす事が出来ればまだまだ魅力な配合の可能性もあり、かつ母父となってからの可能性も考えられる種牡馬だと思います。それだけに、あと一踏ん張りして欲しいものです。

アメリカの地が産み出した米の血の継ぐ馬・アメリカンボス。現役時から強力なライバルの存在で中々機会に恵まれず大舞台で暴れる事が出来ず仕舞いだったね。悲しいかな種牡馬となった後もまるで現役時代を感じさせる役割の様に思えてしまう。しかし、君の成し遂げた功績、そして君に流れるアメリカ競馬史を感じさせる魅惑な血統は、いつかの日かこの地にて開花するだろう。その時の鞍上が相棒のエダテルだったらどんなにドラマティックだろうか。米仕込の壮大な夢の続きを心待ちにしているよ。

放牧地にてのんびり過ごすボスをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2017-01-19 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(0)

第307回目は第51回アルゼンチン共和国杯勝ち馬"アスカクリチャン"です。

通算成績46戦7勝、重賞は七夕賞、アルゼンチン共和国杯の二勝。

初勝利まで10戦以上を要し、その後も着実に堅実に条件戦を勝ち上がりOP入り。重賞の壁にぶつかりながらも掴み取った重賞勝利。勝利後もありとあらゆる場所、条件で走りながら善戦を繰り返し、再度掴み取った重賞のタイトル。その後勝利する事は出来ませんでしたが、重賞でやぶった馬たちが後にG1馬となった経緯を考慮すればこの馬も一時はG1級の力を兼ねていた気がします。

そんな頑張り屋のクリチャンに会いに行きました。

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おー、クリチャン。初めまして、元気だったかい?

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クリチャン、種牡馬になれてホント良かったねー。君みたいな頑張り屋さんが種馬になるとホント嬉しいよ。

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食欲もある様だし、新しいお仕事の準備に余念がないようだね。

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おー、近くに来てくれたんだね、ありがとう。君とこうして会えるとは思ってもいなかったよ。

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わっ、急にどうした?ピントずれちゃったよって、何?「ぶつぶつウルサイナー、食べる事に集中したいから、もういーい?

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アレ?行っちゃった...。ゴメンね、クリチャン怒らしちゃって...。

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じゃあね、クリチャン、とにかく元気でね。君の二世の誕生を心待ちにしているよ。


引退後、種牡馬入りし第二の馬生を迎えています。父は名種牡馬・アフリートと名牝・コマーズの血を引くダートスプリント界の名馬・スターリングローズ。母は早過ぎたダート王・ダイナレターの血を引く、ローレルワルツ。そして半弟には道営の皇帝・ウルトラカイザーがいる魅惑かつ魅惑の血統です。それだけに芝でもダートでも、短距離でも中距離でもこなすタフな産駒の誕生も夢ではありません。とにかく種付け数が伸びる事をただ祈りたいものです。

不屈の雑草魂で走り抜けた名脇役馬・アスカクリチャン。現代でセリ値210万円の馬が100倍の賞金を稼ぎ出すなんて信じ難い事だろう。そんな偉業を成し遂げた君はどんな尊敬出来る馬なんだろうか。本当に頑張ったね、あとは君の血と夢を繋ぐ産駒の誕生を待つばかりだ。いつの日か君の仔が君より一つ上の重賞を制覇する事を祈っているよ。

広大な放牧地でアブと格闘しながらも草を頬張るクリチャンをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2016-11-03 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(0)

第302回目はセプテンバーS勝ち馬、「偉大なる母」"アドマイヤラピス"です。

通算成績32戦7勝、重賞勝ちこそないものの、中長距離のOP特別(指摘には嵐山S勝ちがたまりません!)を2勝もしたタフネス牝馬でした。

現役時も牝馬としては非凡な能力をみせていた馬でしたが、真の意味でこの馬の能力が発揮されたのは母馬となってからでしょう。その血筋に何頭もの重賞馬を誕生させ、名繫殖馬としての地位を現在に築き上げました。近年でもTOPクラスの名牝だと私は思っています。

そんな偉大な母馬である大好きなラピスに会いに行きました。
(これらの写真は主が牧場の方の特別なお許しを得て撮影させて頂いたものです。決して許可なく、この様な撮影を行わないで下さい!)

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初めまして、ラピス。こんなところから大変失礼するよ。

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エッ!ナニ、何ナノ?」って、従業員さんと一緒にいるとはいえ、そりゃあ、警戒するよね。

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それにしてもラピス、噂に違わないカワイイお顔だねー。

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えっ、私の何処が?」って、いやー、ただ単にそういうところだと思うよ(笑)、それにしても可愛すぎるなー。

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どういうところかしらーーー?」って思いっきり寄られても...困るよ、その全部なんだから...。

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仲良しのナッカちゃんと一緒にいれて良かったね。身体に気をつけて長生きするんだよ。


フレグモーネを患いながらも痛々しい表情もみせず、愛らしい笑顔を沢山振り撒いてくれた優しい仔でした。

現在は産まれ故郷にて功労馬として穏やかな日々を送っています。

現役を引退後、繁殖牝馬となり12頭もの産駒を産み出しました。その産駒たちの顔ぶれがフジコスモスホープ、そしてロイヤルカード。誕生した産駒がどれも粒ぞろいの馬ばかり、重賞勝ちはおろか、G1勝ちも誕生させ、その偉大な血は孫仔にまで繋がれ枝葉を広げています。

幾つもの結晶を産み出した鉱石・アドマイヤラピス。その血に流れる偉大なる父・Be My Guest、そして異系が連なる母系の血を存分に活かし、何頭もの名馬を誕生させ今ではその血が孫にまで繋がっている、貴女は本当に素晴らしい名牝だね。このままで行けば、あと数年後、十数年後には偉大な母系となっているやも知れない。そんな事を考えると今から嬉しくなってしまうね。

自身を越える産駒を幾頭も誕生させた偉大なお母さん・ラピス。君の仕事の役目はもう十二分に果たしたから、後はのんびりゆっくりと過ごすんだよ。痛い脚で大変だろうけど、偉大なお母さんとして一日でも長生きしておくれ。
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by HakodateMagosaku | 2016-09-21 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(0)

第296回目は檸檬滴の少年の仔、「太陽の王国」"アポロキングダム"です。

通算成績11戦2勝、主な勝ち鞍・3歳未勝利、3歳500万下。

現役時は未勝利戦と条件戦の二勝しか出来ませんでしたが、名は体を表すの諺どおり、アポロ軍団の総帥・菅原オーナーが太陽の王国を築かせたい!という想いがひしひしと伝わってくる馬でした。それ程の期待馬が勝ち上がり始めた矢先に怪我により思う様にレースを使えないまま引退しまった事はさぞかし無念だったでしょう。その夢を次世代に繋ぎたい一心で豊かな血統背景を活かせると想い種牡馬入りさせたのだと思います。

そんなオーナーの浪漫を繋ぐ王子様に会いに行きました。

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こちらに太陽国の王子様がいらっしゃるのか...。

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おつ、早速おいでになりましたか?王子様。

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お食事中に失礼致します。王家らしい気品あるお姿ですね。

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あら、いつの間に?こちらに来て下さったのですか?どうも、お初にお見掛け致します。

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っていうか、せっかく近づいてくれたのに、私の写し方がヘタ過ぎておもいっきり陰ってしまっているね。

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よし、これでどうだ!ウーン、まだだなー。「何をそんなに悩んでいるの?」っていやー、これ程カワイイ顔しているんだから、もっとさー、明るくて良い顔を撮ってあげないと君に失礼でしょ?

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じゃあ、これでどう?」君の魅力を伝えきるにはまだイマイチだけど、これなら良しとしよう。やっぱり君にはサニーサイドが似合うからね。


現在もレックススタッドさんにて種牡馬として繫養されています。

見学中終始、近くに寄り添ってくれ、様々な表情を振り撒き続けたくれた愛嬌満点の栗毛の王子様でした。

種牡馬入り後は無料の種付け料から始め、年間2,30頭の種付け数を維持していました。その多くとはいえない産駒の中から、孝行息子である今は亡き(大泣...)、障害G1馬・アポロマーベリックを誕生させ、2014年度には70頭越え、15年度には50頭を越す種付け数を確保しています。

父は米のG1を5勝もした名馬・Lemon Drop Kid。母系も米の良血の流れる血統。KingmamboSeattle SlewBuckpasserStorm Catといった大種牡馬たちの血が連なる血統の馬だけに配合次第では大物馬の誕生の可能性も無きにしも非ずだと思います。日本でも今日では主流となりかけてきている血ですが、サンデー系の牝馬に配合出来るのも魅力なところです。ぜひともマーベリック級の名馬の誕生を期待したいものです。

米から届けられた檸檬の滴の血を繋ぐ息子・キングダム。現役時はいざ、これから!という矢先に怪我に見舞われ嘸かし悔しい思いをしただろう。種牡馬となってからも中々実力を認めてもらえず堪え忍ぶ日々が続いたね。でも、やっとその苦労が報われる時が来た。大変だろうけど今が勝負時だから頑張っておくれ。この先君の成し遂げれなかった、重賞制覇の産駒が誕生する事を祈っているよ。

偉大な父とオーナー夢を背負う馬・アポロキングダム。君の王国建国の日が来る日を心待ちにしているよ。
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by hakodatemagosaku | 2016-07-20 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(0)

第291回目は第53回東京ダービー勝ち馬”アンパサンド”です。

通算成績23戦5勝。主な勝ち鞍・イノセントカップ東京ダービー報知オールスターC
南関東競馬、地方競馬を愛するファンなら、この馬が勝ち星以上の活躍をしていた事を思い起こすでしょう。

ホッカイドウ競馬デビューし、盟友・トップサバトン と共に南関東へ移籍。その後、南関の雄かつ後の地方の王者・フリオーソと南関重賞にて凌ぎを削り合いました。その強力なライバルを相手にダービーを制し、その後も中央馬相手にも臆する事無く走り続けた南関のエースでした。晩期は故障などにより、満足する走りは出来ませんでしたが、盟友・フリオーソと肉薄した争いをしていた馬だっただけに能力は秀でたモノがあったと思います。

そんな近年の南関最強世代の雄・アンパに会いに行きました。

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初めましてアンパ、君があの南関の雄だね。

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君とこうして間近に会えるとは思ってもいなかったよ。

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いやー嬉しいな、カワイイなー、アップでも失礼するねー。

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引退して間もないから、立ち姿も勇ましいねー、まだ現役でもいけそうな感じだね。

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ま、まさか!あのアンパと一緒に写真を撮れるなんて、感激だなー。
(関係者様の特別なお計らいにより、この様な写真を撮らせて頂けました。決して常時撮らせてもらえるものではありません!のでお間違いなく。)

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アレ、アレ?どうした?アンパ!急に暴れ出して...?

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あっ、そうかそうか。そうだよね、もう飽きたんだよね。今日はゴメンね、一杯突き合わせてしまって。疲れただろう?ゆっくり休んでね。今日は本当にありがとう、元気でいてね。


現在は産まれ故郷のサンシャイン牧場さんにて種牡馬として繫養されています。

種牡馬となった昨年は5頭に種付けし、種馬として第一歩を歩み始めました。牧場の方のお話しによると初年度はまず、産まれてくる産駒の傾向をみたいので余り多くに種付けしなかったとの事です。決して多い数とは言えませんが、名門・サンシャイン牧場の選りすぐりの肌馬に種付け出来た様なので今や名種牡馬となった父・フィガロと同様少ないチャンスから必ずや有力馬誕生する事を信じています。

南関最強世代のダービー馬・アンパサンド。君は北の地でデビューし、強豪ライバルたちと熱戦を繰り返しながら、世代TOPに登り詰めた名馬だ。古馬以降は中々勝ち星に恵まれなかったけど、盟友・フリオーソが長きに渡り君の世代の実力を証明してくれていたので君の能力をファンは良く知っているよ。これからは偉大な父の血を繋ぐものとして、そして牧場所縁の名牝・ブロケードの血を継ぐ馬として活躍馬を多く誕生させておくれ。

牧場根幹血統の夢の結晶馬・アンパサンド。生産者の、オーナーの夢、そして君の壮大な夢はまだ始まったばかり。君のこの先の馬生に、多くの歓喜のが含まれる事を願っているよ。
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by HakodateMagosaku | 2016-06-07 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(3)

第283回目は第21回朝日杯3歳S勝ち馬、"東の超特急"「アローエクスプレス」です。

この名馬・名種牡馬の事は一体何から記してゆけばいいのか困惑してしまう位の逸話を持った馬です。残念ながら若輩者である私はこの偉大な名馬の走りを生で観た事は無いのですが、私が競馬を観始めた頃に好きだった馬たちマチカネタンホイザアサカリジェント等からこの名種牡馬を知りました。それ以来勉強を重ね、この馬の偉大さを知りいつの日か...と恋い焦がれていた一頭です。

通算成績14戦7勝、ビッグタイトルこそ朝日杯の一勝とそれ程取り立てる馬ではないと思われる方もいるでしょうが、この馬の産まれは1967年。近代競馬の様に多くの重賞、G1等もなく、施設、環境、待遇面で優遇されている現代とは異なる時代を駆け抜けた馬です。

3歳(現2歳)で東の頂点に辿り着きいざ、クラシックへ!と向かった矢先に終生のライバル・西の横綱二冠馬・タニノムーティエと出会い、幾多の熱戦を繰り広げました。競走時にライバルに勝ち越す事は出来ませんでしたが、種牡馬となってからはライバル以上、いや日本屈指の種牡馬となったこの馬を日本競馬を代表する名馬だと思っています。

この馬でもう一つ重要な逸話として知られるのは柴田政人騎手との話でしょう。後に競馬界屈指の名手と謳われる名ジョッキーの礎となった馬です。本当に名騎手を産み出すのは心ある名オーナーと名調教師、そして名馬の存在がありきで成り立つのだと感じます。

そんな記憶と記録に残る伝説の名馬のお墓参りにいきました。

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お初にお目にかかります。偉大なる名馬・アロー様。

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競馬界屈指の名オーナー・伊達オーナー言葉が胸に染み入ります。

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アロー様、近年の競馬界は貴方様の様に内国の血を伝える事が厳しくなってしまいました。何とも嘆かわしい時代です。天国から残された偉大な名馬の血を繋ぐ仔たちを見守って下さい。


現在はオーナー様、縁の地で安らかに眠っておられます。

父は名種牡馬・Grey Sovereignの血を継ぐスパニッシュイクスプレス、そして何といってもこの名馬といえば母でしょう。母はロマン派の名オーナー・伊達ブランドの象徴である大名牝・ソーダストリーム。この馬が種牡馬となり数々の名馬を誕生させた理由は正に名牝の血が活きていたからこそに思えます。

偉大なる蹄跡を刻み続けた奇跡の名馬アローエクスプレス。悲しいかな、あれ程栄華を極めかけた貴方の血でさえも昨今みかける事は少なくなってきてしまった。しかし、貴方が残した偉大なる蹄跡と功績は現代でも決して色褪せる事はない。いつの日か貴方の忘れ形見や魂がきっと何処かの地で宿り、芽生え、輝きを放つだろう。その時が来るまでいつまでも、いつまででも私は待ち続けるだろう。

日本競馬史に燦然たる輝きを放った巨星よ、その魂と血はいつまでも永遠なり。ありがとう、そして安らかに...。
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by HakodateMagosaku | 2015-12-17 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(2)

第280回目は第51回京阪杯勝ち馬"アンバージャック"です。

通算成績32戦6勝、重賞勝利1勝。
勝ち鞍6勝全てが1000と1200mという生粋のスプリンターでした。
夏競馬にて力を付け自己条件の500万下から4連勝で重賞ホースへ仲間入りし、短距離界のエースとなるのかと思われましたが、その後はOP特別を1勝したのみで引退となりました。今となれば三歳での使い詰めが晩期の不振を招いた様に思えます。もう少し、大事に使われていればもう怪我にも泣かされず、もう1つ2つタイトルが増えていたかも知れません。

そんな頑張り屋さんのジャックに会いに行きました。

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おっ、そこにいるのは栗毛の頑張り屋さんジャックでは...

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初めまして、ジャック。元気してたかい?

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こっち向いた!君はどんな性格の仔なのかなー?って...

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近づいて来てくれてありがとうね。

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あれ、でもこれは近寄り過ぎじゃないのかなー(笑)?

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そんな悲しい顔しないでよ、こっちだって遊びたいのは山々なんだよ。

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それにしても、とてつもなく愛らしい童顔しているね。これからも元気いてね。


現在は日進牧場さんにて乗馬兼功労馬として穏やかに過ごしています。

日本競馬界陰の功労種牡馬であったパラダイスクリークを父に持ち、母父にアーミジャーを持ち、その少ない血を日本競馬に歴史に残した馬でした。縁あって異国の地で種牡馬入りした2頭もジャックの走りを空から見守ってくれていたハズです。

琥珀色の愛らしい馬・ジャック。君は名牧場・日進牧場さんの期待馬として走り続け、日本種牡馬界に携わってくれた異国の名馬の血を知ら占めてくれた。その事だけでも君は大きな蹄跡を残したと思う。本当に良く頑張ったねと、お爺ちゃんとお父さんも言ってくれているだろう。愛らしい君の余生がこれからも穏やかで安らぎのあるものである事を祈っているよ。
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by HakodateMagosaku | 2015-11-26 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(0)

第256回目は第62回鳴尾記念勝ち馬、SS産駒最後の競走馬"アクシオン"です。

偉大な父サンデーサイレンス産駒で最後の最後まで走り続けた名脇役馬でした。

通算成績34戦7勝。デビューが遅かったため春のクラシックには無縁だったものの、夏競馬でメキメキと力をつけ最終戦の菊花賞で5着となり実力を証明しました。その後は一年かけOP馬入りし、迎えた重賞・鳴尾記念にて重賞初制覇、その後中山金杯も制覇し、勢いのままG1勝ちも夢ではないと思わせたものの、その後は重賞はおろか勝利すら出来ず引退となってしまいました。

戦績だけなら、それ程競馬ファンの胸を打つ思い出馬になる事は無かったかも知れません。しかし、直向きに走り続けた姿と、この馬が好んだ北の地・札幌、函館の競馬ファンにとっては特に忘れる事が出来ない名馬でした。勝利こそ出来ませんでしたが、3度も出走した札幌記念の激走は忘れる事が出来ません。そんな縁もあってか引退後、誘導馬入りした地が札幌だっただけに、また会える日を今か今かと待っていたのですが...(泣)。

良い意味でサンデー産駒らしくない、土臭さと愛らしさと親しみやすさがある大好きな一頭でした。


これらの写真は第47回札幌記念のパドック時のものです。

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アクシオン、本当に勇ましかったね。

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函館、札幌で好走していたから、洋芝が君に向いていたのかもね。

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本当はこの数年後にゼッケンではなく、カワイイ被り物して会えたのにね。


引退後は札幌競馬場にて誘導馬として準備をしている矢先に不慮の事故により還らぬ馬となってしまいました。

サンデーの血に母系にDixieland BandとSharpen Upの血が流れる馬だっただけに、私的には種牡馬になっても面白かったのでは?と思っていましたが、サンデー直仔は飽和状態だけに肌馬を集める事は難しかったでしょう、それだけにアクシオンの大好きな地で誘導馬となる事は彼にとってもファンにとっても何よりも最良な事に思っていたのですが...。

偉大な父サンデーここにあり!を走り続ける事で証明し続けたアクシオン。G1勝ちという目標は達成出来なかったけど、君の直向きさに魅せられたファンは多かった。特に君の走りを愛していた北の競馬ファンは君が再び、ターフに戻ってくる事を心待ちにしていたんだよ。沢山、走った分、君には幸せになって欲しかった。

サンデー産駒末期代表馬として威厳と誇りを胸に走り続け、北の地を愛した・アクシオン。その蹄跡は忘れる事はないだろう。また夏の大一番が近づく度に君の事を想い出す。疲れたろう?ゆっくり休んでね、ありがとう。
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by HakodateMagosaku | 2015-06-02 18:00 | 馬名・ア~ | Comments(2)