2017年 06月 08日 ( 1 )

第331回目は第15回エプソムC勝ち馬、"ツクバシンフォニー"です。

通算成績26戦4勝。
重賞勝利は1勝のみですが、クラシックの登龍門であるセントポーリア賞も勝った馬です。

勝ち星4勝の内、3勝が府中の1800mという特異気質の馬だっただけにその手の重賞レースが多ければもう少し勝利が多かったかもしれません。現役時は重賞戦線では善戦はするものの、2,3着が続いた馬だけに主戦であった若き時代の横山典弘騎手のイメージと重なるものがありました。そんな善戦マンだったシンフォニーも旧・四歳戦までの走りはG1級のモノがあったと思います。

愛すべきマル外の良血馬・シンフォニーに会いに行きました。

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おーい、シンフォニー会いに来たよ。

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ゴメン、ゴメン、休憩中だったのね。今日は暑いからねー、タップリ飲むんだよ。

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エッ、いつの間にいたの...?」って少し前にね...(笑)。初めまして、元気してたかい?

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ウン、この通り元気だよ。」、それは良かった安心したよ。

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何より牧場さんの方に大事にしてもらっているしね、ナデナデしてもらって嬉しいかい?

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今が穏やかな日々を送れている様で何よりです。

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君の余生がこのまま、健やかで優しい日々になる事を祈っているよ、バイバイ。


現役を引退後、種牡馬となり数年間種馬生活を送った後、現在は功労馬として穏やかな日々を送っています。

父は世界的大種牡馬・Danehill。母・Lyndonvilleは今では希薄となってしまったDante系の血を継ぐHigh Topの血が流れる血統。シンフォニーの半弟にはアスコットゴールドCを四連覇した世界随一のヘビーステイヤー・Yeatsがいる世界クラスの良血馬です。それだけに種付け数を伸ばす事が出来ていたら...欧州で走り、種牡馬入りしていたら血統表に多くの名を残せていたかも知れません。それだけに惜しい種牡馬でした。

時代に翻弄されたマル外馬・シンフォニー。現役時はどんなレースでも一生懸命走り続けていたね。君の様な良血馬が腐らず直向きにゴールを目指す姿に魅せられ応援し続けたファンは数多かっただろう。君程の良血馬は生を受けた時から期待をかけられ続けさぞかし大変だっただろう。君が異国の地で走り始めた頃は丁度、日本競馬も血の変換期が始まりスピードがより一層求められる時代になってしまっていた。それだけに欧州血統の君には中々分が悪いモノがあったね。それだけに実力を発揮出来なかったのは悔しかっただろう。血統表に名を深く刻む事は出来なかったけど、でも、今こうして穏やかな日々を送れているのだから日本の地に来た事も悪くはなかったよね。

マル外時代の良血馬・ツクバシンフォニー。これからは異国の地で幸せの交響曲を奏でておくれ。

放牧地で寛ぐシンフォニーをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
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by HakodateMagosaku | 2017-06-08 18:00 | 馬名・ツ~ | Comments(0)