第299回目はブリーダーズGC連覇馬、「南北戦争」"シビルウォー"です。

通算成績51戦11勝、地方交流重賞を5勝もした名馬です。

勝ち鞍の殆どがダート2000m以上、交流重賞には滅法強い(地方の深い砂が向いていたのでしょう?)馬でビッグタイトルこそ獲得出来ませんでしたが、砂の中距離重賞には欠かせない馬でした。良血馬でありながら、大きな怪我も無く50戦以上走った頑張り屋だった彼を私は好きでした。

そんな直向きなダート中距離界の立役者に会いに行きました。

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おっ、其処にいるのは愛しのシビルウォーでは...姿形も良かったが名前もカッコイイ馬だったなー。

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元気そうでなにより、それにしても種牡馬入り出来て本当に良かったねー。

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長く走っていたから、もしかしたら種牡馬入り出来ないんじゃないか?と本当に心配していたんだよ。君の血は貴重だからさ...ってシビル、聞いている?

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おっ、ちょっとこっち向いた!話聞いてくれてたのかなー?

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聞こえているよ!うるさいなー、今食事中だから少し黙ってて!」。そ、そうかゴメンね、

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でも、君が元気そうで何より良かった。沢山食べて第二のお仕事頑張るんだよ、また会いに来るからね。


現在はブリーダーズ・スタリオン・ステーションさんにて種牡馬として繫養されています。

初年度から60頭以上の種付け数を集め、種牡馬として順調なスタートを切りました。実績のみを考慮すればそれ程、種付け数を集めるタイプの馬ではないですが、この馬が人気を得ているのはSS系に配合出来る事が大きいからでしょう。父は米二冠馬・War Emblem、母・チケットトゥダンスには大種牡馬・Sadler's Wells、そしてRivermanが連ねる血統。父はミスプロ系ですが、三代前なのでそれ程の近親配合になりずらく、母系は日本ではまだそれ程主流血統ではないところが買われているのだと思います。何よりも魅力は遺伝能力には長けていたが繁殖能力に難があったミステリアスな名馬・War Emblemの唯一の後継馬という点でしょう。父の貴重な血を是非とも繋いで欲しいものです。

砂の中距離巧者馬・シビルウォー。君の第一の争いは終戦したけれど、第二の内戦は始まったばかりだ。国内外で砂の中距離重賞が姿を消してゆく時代だけに君の特徴を余り活かしにくくなってしまっている。しかし、君はそんな中でも実績を残しこうして種牡馬となった不屈の馬だ。その偉大な父の血を繋ぎ自身の成し遂げれなかった一番の勲章を齎す産駒を誕生させおくれ。

偉大なる米の象徴馬の夢の懸け橋馬・シビルウォー。いつの日か君の血を引く馬が偉大な父の祖国のG1を制覇する日を夢にみているよ。
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by HakodateMagosaku | 2016-08-10 18:00 | 馬名・シ~ | Comments(0)
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