第295回目は97年バーデンバーデンC勝ち馬、オーナーに溺愛されている馬"シャドウクリーク"です。

通算成績33戦7勝、重賞勝ちこそないもののOP特別を2勝し、障害でも走った馬。

スーパー未勝利戦も近づく夏競馬にて初陣をあっさりと勝ち上がり、僅か5戦でOP入り。その後、3戦は勝ち切れないレースが続きましたが、初夏の福島競馬の名物レースにてOP特別勝ち、その後1戦を挟み秋競馬の東京でもOP特別勝ちをし、重賞勝ちを確信したものの重賞では勝ち切れず、障害馬へ転身、ここでも初陣は勝利し次なるチャンスを掴みかけたものの、勝ち切れないまま引退となりました。

当時のファンの中には連勝街道を歩んでいた時には厩舎が厩舎だけに古馬になったら物凄い大物になるのでは?とは思っていた人も数少ないズです。

芝、ダート、障害を問わず善戦し走り続けたクリークに会いに行きました。

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シャドウといえば、やっぱり君だよね。父・ジェイドロバリーていういのも魅力なところ。

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初めまして、クリークってもうお顔を出してくれていたんだね(笑)。

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クリーク君、既にとてつもなくカワイイ顔しているねー、君はどんな性格の仔なのかなー?

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おっーと急にどうした?どうした?って。まあ、そんな性格だよね、君は...(笑)。

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こんなんだったり...

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こんなんだったり...。ド!アップ...って、それにしてもちょっと近過ぎないかい?クリーク?

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何が...???」って、いやー、これまでに色んな仔に会って来たけど、君程人懐っこい仔は稀だよー。君は本当に人間が大好きだね。

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そんな、悩ましい顔しないでよー(泣)。君と遊びたい気持ちは山々だけどでもこれ以上は出来ないよー。だって君に何かあったら君の大好きなオーナーさんや牧場の方がどれ程悲しむ事だろう、だからね。また、会いに来るからね。


現在は産まれ故郷にて、素晴らしい馬主さんと牧場の御夫妻の愛情を十二分に受け、穏やかな日々を暮らしています。

引退後、オーナーさんの計らいにて、産まれ故郷にてそのまま功労馬となりました。

この馬の名前を聞いて真っ先にどんな馬だったか、想い出す方は競馬ファンといえども極稀だと思います。月日も経っていますし、クラシック戦線を賑わした馬でもありませんし、重賞勝ちもありません。しかし、この馬は世界一幸せな馬だと私は思っています。その理由は産まれた場所、自分を見い出し所有して下さったオーナー、そして管理された調教師さん、全てが馬想いの愛ある方々ばかりでした。

競走馬は生を受けた瞬間から、あらゆる人と携わり、その目まぐるしく変わる環境下の中で育ち、デビューし引退を迎えます。その後は種牡馬、繁殖入りする馬、乗馬、競技馬に転身する馬、そしてそれ以外の9割の馬の成れの果ては...。それが競走馬として生を受けた馬の宿命といえばそれまでですが、この世に生を受けたばかりの仔たちは、そんな事は露知らず、周りの人間を喜ばすためだけにライバルたちと死闘繰り広げ、痛みに耐え、命を削り、走り続けます。そんな健気な生き物をパートナーと想い、余生までを考え世話をし続けるそんなオーナーに出会えたクリークを私はやはり世界一幸せな馬だと思うのです。

私の拙い文では言葉足らずなのでこちらにクリークの馬主さん飯塚 知一・オーナーのこの馬に対する想いが綴られています。馬を経済動物と思わず、パートナーだと考える競馬ファンの方はぜひ競馬界屈指の馬想いオーナーの想いに触れてみて下さい。

影の小川・シャドウクリーク。君は確かに競馬界の大河には成れなかったけど、馬好きの人の心の片隅に流れ続ける癒しの小川だよ。私は人の集まり過ぎている絶景よりも、秘境を好む性質なんだ。本当に君を観ているとどんな名所にいる時より、心が澄み渡ってゆくのを感じるよ。君の人懐っこさ、天真爛漫さは生まれつきのものと、沢山の方の愛情によるものだね。君はこれまでに本当に沢山の愛情を受けて来たんだね、君程幸せな馬はいないかも知れない。これからもオーナーさん、牧場の方の為に長生きするんだよ、またその屈託無い笑顔に会いに行くからね。

世界一幸せな競走馬・シャドウクリーク。君の様な境遇を持つ馬たちが多く誕生する事を心より祈っているよ。
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by HakodateMagosaku | 2016-07-13 18:00 | 馬名・シ~ | Comments(4)
Commented by 駸山 at 2016-07-20 19:06 x
お久しゅう御座います。シャドウクリーク君、主に溺愛されている馬…。そう聞くだけで
もう嬉しくて。そんな 競走馬、もとい馬がもっともっと増えますように。

ご存知の通り、なんとも痛ましいやら腹立たしいやらの事件でしたね。一昨年、タケシバオー
のお墓参りに伺った 時、あの方は奥様かしら。女性にとてもご親切にして頂きました。「貴女
くらいの歳の人がタケシバオーのお墓に 来てくれるなんて珍しい」と明るくお話し下さって、
今のSS全盛の日本競馬にぜひ一矢を!とお話ししたのを 昨日のように思い出します。色々な
意味でショック。あまりに早く手折られた二頭に合掌。
Commented by HakodateMagosaku at 2016-07-20 20:28
駸山さん、お久しぶりでございます。お元気でしたか?

そうなんですよ、クリークはあらゆるところから愛されているんですよ、幸せ者です。私がこの駄文で伝えたいモノはこの様な馬なんですよ。それだけに返信嬉しい限りです。そうですね、競走馬、並び馬たちが一頭でも多く幸せになって欲しいものですね。

聞くも無残、観るも無残な居た堪れない出来事でしたね。そうでしたね、駸山さんはお墓参りに行かれていたんでしたよね。私も行きたいと思っていただけにとても切ない想いです。

確かに今回の事件は許されない行為です。馬を扱うものなら尚更。しかし、悲しいかな現代の個人牧場の方々には同じ様な悩みが常に付き纏っているのも事実です。それだけに第二、第三の事件が起きない事を切に願いたいものです。

天にいるタケシバオーはこの不祥事をどう思っているのでしょうか?二頭の若駒の事を想うと胸が張り裂けそうになりますね。ただ、安らかに...。
Commented by 駸山 at 2017-02-03 02:02 x
お久しゅう御座います、は大丈夫なのですよね。どの単語が悪いのか分からず
昔の己の文面を見ました。何が弾かれたのか分からない…。
Commented by HakodateMagosaku at 2017-02-07 13:07
駸山さん、お久しぶりです。返信遅れました、申し訳ございません。

こちらの設定?か何かでお手を煩わせた様でスイマセンでした。特にこちらでそれ程の設定をしたとは思えないのですが、サイトの運営側がどうでしょうか...。

それにしても今時代、この様な場末の社交場にも招かざる族というものがチラホラと現れるモノでして面倒な事も唯あります。本当に嘆かわしい時代となりましたね。

それよりも今は自身が忙しなくい時期でして出会った仔たちの為に何とか!と思いながらも記事を更新する事すら、ままならぬ状態です。何とか一頭でも多くの仔たちの現状をお届け出来たらと。

また、そちらのお時間がある時にコメントをお寄せ頂けたら幸いです。では、
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