第216回目は第35回函館記念勝ち馬"ジョービッグバン"です。

軽ハンデ・50キロを活かしての重賞初制覇。条件戦を勝ち上がった後の重賞制覇とはいかにも夏の上がり馬らしいですが、前走が500万下とは極稀なケースだと思います。それ程急成長を遂げていた時期だったのでしょう。その後二戦は昇級した洗礼を受けてしまいますが、年明けに金杯、小倉大賞典と連勝。初のG1挑戦した宝塚記念も三着となり、実力があるところを魅せ付けたのですが、その後は燃え尽きた様に勢いを失くし、掲示板に載る事もほぼ無くなってしまいました。

何といってもこの馬といえば、担当であった坪正直先生と相棒の山田和広・元騎手との結びつきでしょう。この三位一体の関係が多くの重賞タイトルを獲得できたのだと思います。

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G3とはいえ三勝もしているとは改めて大した馬だよ。

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おっ、いたいた、ビッグバンお食事中ですかー?

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こっちを向いてくれた!おーい元気していたかい?

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近づいて来てくれたの?初めましてビッグバン、ありがとうね。

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それにしても、君はどうしてこんなに人懐っこいのかなー?

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全く人間を警戒していないよね、あっそうか、きっと君は今まで携わってきた人達に大事にされてきたからだね。

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そろそろ時間だから名残惜しいけど帰るね。バイバイってそんな表情で見送られると...帰り辛くなってしまうよ(泣)。

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では、元気でね。いつまでも君がこんな風に穏やかに暮らせる事を祈っているよ。だから元気でいてね。

見学中、何処にいても近くで寄り添い、時に近寄り過ぎだよ(笑)!と思うくらいサービスしてくれた優しい仔でした。この仔を生で見て感じた事は愛らしい表情や人懐っこさも勿論ですが、一番はその馬格です。私の様な素人がみても惚れ惚れしてしまう、均一がとれた馬体に一目で心を奪われてしまいました。サンデーの走る仔とは正にこういう馬の事なんだなーと思いました。一目でもビッグバンに出会った人は彼に惹かれてしまう事間違いなしです!

現役を引退後、数年は種牡馬として頑張っていましたが、サンデー系のライバル種牡馬たちがいた為、種付け数がとれず引退してしまいました。現在は産まれ故郷である習志野牧場さんにて功労馬として穏やかな日々を送っています。

ビッグバン、産駒はあまり残せなかったけど君は幾人にも夢や感動を与えてくれた記録よりも記憶に残り続ける名馬だ。この先も愛らしい笑顔で見学に訪れる人たちを和まし、そして虜にしてね。愛しき名馬、ビッグバン、君の日々が穏やかで幸せに包まれる事を祈っているよ。
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by HakodateMagosaku | 2014-07-18 18:00 | 馬名・シ~ | Comments(4)
Commented by らすかる at 2014-07-18 20:36 x
こんばんは。

ジョービッグバン、懐かしいです。
オペラオーなどと一緒に、G1にもよく顔を出していましたよね。
典型的な夏馬というか、暑い時期に強かった思い出があります。

人懐っこくてかわいいですね。
現役時代のイメージでは、闘志に溢れていた覚えがありますが、もう戦いの世界から離れたから、この仔本来の優しい姿に戻ったのかもしれません。

サンデー系はあふれかえっていますから、G1勝ちがない馬は種牡馬としてやっていくのが難しいですね。
でも今こうして穏やかに時を過ごせるのが、何ともうらやましい限りです。
いつまでも元気でいてね。
Commented by HakodateMagosaku at 2014-07-19 21:05
らすかるさん、こちらからも失礼します。

覇王、相手に頑張ってましたよね。宝塚記念以降ぱったりになってしまったのが惜しかったですね。

ホント人懐っこく可愛過ぎる仔でした。こんな優しい仔が重賞を何個も勝てたとは思えないんですけどね。ON・OFFの切り替えが出来るのが強さの秘密だったんでしょうね。

G1勝ちしているサンデー直仔ですら、数が伸びない仔もいますからねー。ビッグバンは運がなかったとしか思えませんね。

でも、馬生は完全たる勝ち組ですからねー、この先も長きに渡り、穏やかな日々が続いて欲しいものです。
Commented by くまくま at 2014-07-23 16:59 x
こんにちは。

函館記念を900万下(当時)で勝ったこと。
騎手が山田和騎手メインだったこと。
あの頃の関西馬主では割と馬を持っておられた
上田けい子氏(ジョーロアリングとか)


種牡馬を引退して元気で暮らしていると笑みがこぼれますね。
性格も顔も可愛い。いいなぁいいなぁ。
長生きしてね!
Commented by hakodatemagosaku at 2014-07-23 19:11
くまくまさん、こちらもありがとうございます。

過剰書きでビッグバンの事を書かれていますね(笑)、でも全くその通りです。ジョーの冠号で知られる上田さんの初期の代表馬ですよね。

種牡馬としては大成出来ませんでしたが、引退後をこんな表情で送る事が出来ればそんなことなど気にもかかりませんね。本当に幸せそうでこちらまで嬉しくなってしまいます。顔も姿も最高級の一頭でした。機会があれば、くまくまさんもぜひ!会えばきっとメロメロになるハズですから!
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