第210回目は第43回東京優駿勝ち馬、罪深きダービー馬「犯罪皇帝」"クライムカイザー"です。

未だに最高世代と呼ばれるあのTTG世代のダービー馬。

京成杯、弥生賞と勝ち進むものの、世代屈指のライバルに東京4歳S、皐月賞でテンポイント、トウショウボーイに勝てず迎えたダービー。「闘将」の異名を持つ・名手・加賀武見の名騎乗も冴え渡り、トウショウボーイを振り切って勝ち取ったダービー馬の称号。名の通り、世代のTOPに上り詰めた皇帝です。

誰もがこの年の勝ち馬はテンポイントかトウショウボーイかと思っていたレースで、正かの大罪を犯してしまった事で「犯罪皇帝」という欲しくない仇名がついてしまいますが、クライムカイザーは紛い無きダービー馬であり、世代屈指の名馬である事は今も変わりありません。

名アナウンサーである盛山毅の実況の落胆ぶりも印象深い為かダービー馬と云えば真っ先に浮かんで来るのがこの馬です。

b0234851_1218618.jpg


G1は一勝かも知れないが、その一勝は何物にも代え難い一勝だ。何を言われようが君があの世代のダービー馬であることに変わりはないのだから...(合掌)。

写真のお墓は静内町の桜舞馬公園(オーマイホースパーク)に建てられているものです。産まれ故郷の光伸牧場にもお墓はあるそうです。

産駒は最大のライバルだったトウショウボーイに比べると天と地、位の違いがありますがTTGよりも長生き出来た事が何よりに思えます。

罪深きダービー馬」、クライムカイザー。君は決して悪人でもなく犯罪者でもなかった。この先も日本競馬界史上最高のスター世代のダービー馬として天国から見守って下さい。今年の東京優駿も君の様な大物食いの馬が現れたら面白い事になりそうだね。
[PR]
by HakodateMagosaku | 2014-05-28 18:00 | 馬名・ク~ | Comments(6)
Commented by らすかる at 2014-05-28 18:50 x
こんばんは。

クライムカイザーは、競馬初心者の頃にTTGについて勉強した時、ものすごく印象に残ったダービー馬です。
あのトウショウボーイに勝ってしまったんですからね。
ヴェンチアの産駒ですし、底力があったと思います。
不意打ちを喰らわせたような勝利だけに、名前をもじって「犯罪皇帝」と呼ばれてしまうのもやむを得なかったかもしれませんが、決してそれだけの馬ではないと思うのです。
菊花賞の時点ではTTCと呼ばれていて、三強の一角に加わっていた名馬です。
「競馬に絶対はない」、その事実をファンに見せつけただけでも功績は大きいと思います。

年を取るごとに、正直ダービーへの興味が薄れていってしまうのですが、クライムカイザーのような魅力的なダービー馬が現れれば、また府中に足を運んでみたくなる、そんな気がしています。
取り敢えずは、ハーツクライ産駒にオークスのような活躍を期待したいです。
Commented by hakodatemagosaku at 2014-05-28 19:49
らすかるさん、こんばんわ。

今日はこちらは日差しが強く、もう夏になった様な陽気でした。そちらはいかがだったでしょうか?そろそろ牧場めぐり日和ですね。

私もTTGの勉強をする際に学んだ馬です。T・T・Gと三冠を分け合った年なのかなーと思っていたらダービーは頭文字がない馬だったのが衝撃でした?それから、興味が湧きましたねー。

「climb」が「crime」にされてしまったのは気の毒ですよね。弥生賞も勝ち、ダービー後もボーイの二着ですからね、決してフロックではないですよね。私も4代名馬だと思っています。

そうですね、人気よりも実力、そしてゴール板を一番に駆け抜けた馬がそのレースでは一番強いと思っています。

私は今年のダービーは楽しみです。フジキセキの一番大事な忘れ物をとってくれる仔が現れた気がします。でも今年のダービーはTTGの様なスターがいない気がするのは残念です。そんなメンバーで大物食いするような、加賀&カイザーの様なコンビが現れたら最高ですね。
Commented by グラスワンダー at 2014-05-30 21:39 x
私もTTG時代のダービー馬くらいの認識しかなくてすみません。そんなクライムカイザーも乗り代わりなくダービー制覇したんですね。今回のダービー、デビュー戦から乗替り無しはイスラボニータ、トゥザワールド、トーセンスターダム、ショウナンラグーンの四頭。きっと勝馬はこの中にいるッ!
Commented by くまくま at 2014-06-02 18:08 x
こんばんは。

昨日のダービーはワンアンドオンリー・イスラボニータ
タガノグランパ・ショウナンラウーンの3連複を買ってみておりました。
今年のダービーは馬より騎手や調教師で馬券選びを・・・。
菱田騎手、息子と同じ年でかわいいからつい(笑)

クライムカイザーの現役時代は知らないです。
TTGのビデオをみて知った口です。
でもこの頃は今みたいにネットもなく競馬新聞やレースで
馬も騎手も評価される。4歳(3歳)の頂点を決める
ダービーで勝ったこの馬は強いですよ。
頭数も多いテレビ馬もいたあの頃。
Commented by hakodatemagosaku at 2014-06-02 19:06
ゼンノ・グラスワンダーさん、こんばんわ。

私も流石にリアルタイムでは観れてませんのでお気になさらず。ただ、私はグリ-ンが一番好きなので何度もこの世代のクラシックは観ていたものです。名手・加賀武見と共に勝ち取った栄光です。

今回のダービーはデビューからではなかったものの弥生賞以降はマエコウさんからダービーまで頼むと言われていたみたいですね。

ノリに馬の成長を長い目で促してもらうとこの様な結果を招くんです。やはり彼は名手だと思いましたよ。
Commented by hakodatemagosaku at 2014-06-02 19:13
くまくまさん、惜しい、実に惜しい(笑)。

今年のダービーは競馬において騎手という役割がいかに重要かを表していましたね。やはり、ノリ、エビちゃん、武ちゃんがペースを理解してようでしたね。そこに無欲で乗った菱田君が入ってきたのも面白かったです。

残念ながら、私も観ていません。
私もビデオや動画を擦り切れる位観ていた口です、特にグリーンの菊花賞(笑)。

そうなんです、人気は三頭には勝てなかったですが、頂点に立ったのはカイザーなんです。運+実力が無ければダービーは勝てませんもんね。
<< 第211回目は二度の鳴尾記念制... 第209回目は第52回優駿牝馬... >>